栄養学雑誌
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30 巻 , 6 号
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  • 辻 啓介, 鈴木 慎次郎
    1972 年 30 巻 6 号 p. 235-239
    発行日: 1972/11/25
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    Wistar, Donryu および Sprague-Dawley の3系統のラットを用い, 血清コレステロール値の系統差, 性差並びに食餌性コレステロールに対する反応差を調べた。
    その結果 Sprague-Dawley 系ラットは他の2系統よりも食餌性コレステロールに対する血清コレステロールの上昇が鋭敏であり, しかも雌において著しいことが判明した。肝臓コレステロール値においても, Sprague-Dawley 系でコレステロール投与による影響がもっとも顕著にみられた。
  • 大島 寿美子, 太田 冨貴雄, 辻 啓介, 鈴木 慎次郎, 長嶺 晋吉, 山川 喜久江, 手塚 朋通
    1972 年 30 巻 6 号 p. 240-251
    発行日: 1972/11/25
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    研究員8名 (男子6名, 女子2名) について4年~21年間毎月2日ずつ基礎代謝を測定し, その加齢変化ないし時代的推移並びに季節変動について検討した。その結果
    (1) 基礎代謝の加齢変化
    個人により異なるが, 男子においては40歳代後半頃から急激に基礎代謝の低下がみられ, 女子においては20歳代から逐次減少がみられた。また男子より女子の減少が大きかった。
    (2) 基礎代謝の季節変動
    季節変動にも個人差がみられるが, 夏に低く冬に高い季節変動が明らかに認められた。そして, 加齢によってその変動幅がむしろ大きくなる傾向がみられた。
  • 羅李 澄美, 武藤 静子
    1972 年 30 巻 6 号 p. 252-263
    発行日: 1972/11/25
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    台湾の北部, 中部, 南部の中学生1,534名 (男509, 女1,025) を対象に実施した体格調査および24時間食事記録調査から次のような結果が得られた。
    1. 対象生徒の身長は男女平均それぞれ158.4および154.1cm, 体重はそれぞれ44.9および43.0kgで, 身長, 体重共に男児では中部, 女児では南部に大きかった。
    2. 食事に用いられた穀類の中では米飯の喫食率が80% (朝, 昼, 夕それぞれを60, 91, 88%) を占めるが, その他低頻度ながら20種余に及ぶ多様な穀類製品が見出された。
    3. 野菜, 海藻, 茸, 果実などを伴わない食事は朝食および昼食に20~30%, 夕食には10%以下。献立に現われた種類は64種類に上り, 1人1日平均3.50種 (1日に同一種を2回以上食べることもある) をとる計算になる。出現頻度の高い順は淡色野菜, 果実, 緑色野菜類, 根菜類, 瓜類, その他であった。
    4. 蛋白性食品の中では豚の利用が多く, 肉のほか, 肝臓, 骨付, 腸, 血, 足, 皮, 舌, 胃, 脳, 心臓, 肺, 火腿などがみられ, 1日平均1回の割で摂取されていた。臓物類の利用は北部に圧倒的である。その他の獣肉および臓物の頻度は豚にくらべると著しくひくかった。
    5. 獣鳥肉類合計の出現頻度は蛋白性食品中最高, 魚介類が第2, 卵が第3位, 乳は最低位であった。動物性食品の利用は1人1日平均3.4回となる。
    6. 豆類では大豆製品の種類も使用頻度も多く2日に1回の割で用いられ, 他の豆類を合わせると1日平均0.75回の出現頻度となる。
    7. 献立としては穀・芋類, 蛋白性食品, および野菜果実類3者の組合せが68%を占め, 欠食は朝と昼にわずか (0.5%程度) にみられたのみであった。
    8. 間食をとらなかったものは対象の過半数を占め, 殊に北部に多く, 南部に少なかった。間食の種類は果実および果実汁が最高, 穀類, 牛乳がこれにつぎ, 菓子類の頻度はひくかった。
  • 桑畑 美沙子, 若原 延子, 坂本 清
    1972 年 30 巻 6 号 p. 264-268
    発行日: 1972/11/25
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    The amino acid intake of both home prepared meals and school lunch providing lysine fortified bread was compared with each other. The daily intake of each essential amino acid from both meals exceeded the minimum requirement for school children. The nutritive values of protein of home prepared meals and the school lunch, were as follows; the protein score was 84 and 82, egg score, 73 and 71, human milk score, 87 and 89, and E/T, 2511 and 2489 respectively. The main limiting amino acids of the above scores for the home prepared meals and the school lunch were: sulfur amino acids for the protein score and egg score, and for the human milk score, tryptophan, leucine and lysine. The proportion of these 3 amino acids of both meals somewhat differed.
  • 松下 ツイ子, 永野 久子, 藤村 千賀
    1972 年 30 巻 6 号 p. 269-278
    発行日: 1972/11/25
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    The authors have selected 20 kinds of foods which we Japanese take most commonly in our daily life. Those foods were chosen in the order of the quantity mostly consumed according to the date provided by the Bureau of Statistics of the Prime Minister's Office and were classified in accordance with the profiles shown. Shown in the nature of Y-G type profile and factors of profiles in order to find their correlation to the degree of preference of foods.
    As a result, it was concluded that the correlation between the degree of preference and profiles is most significant in Tofu (bean curd) and Chikuwa (fried fish paste), white rice, noodles, Tofu (bean curd), Aburage (fried bean curd), cuttle fish, mackerel, Chikuwa (fried fish paste), pork, chicken, ham, eggs, green onions, cabbage, and radish showed a correlation between the factors of profiles and the degree of preference of foods. Also, in the degree of preference of foods for the “likes”, rice and bread are mostly used for habitual reasons and food excluding rice and bread for sensuous reasons. Sensuous reasons are mostly attributed for the dislikes.
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