栄養学雑誌
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32 巻 , 4 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 小畠 義樹, 新関 嗣郎, 岩谷 昌子, 田村 盈之輔
    1974 年 32 巻 4 号 p. 149-154
    発行日: 1974年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    1. 幼若シロネズミの4週間飼育において, 20%ダルテン飼料に0.5%リジンを補足すると著しい体重増加を示した。同時に血清, 肝, 小腸の遊離スレオニン濃度は1/2~1/3に低下した。しかし他のアミノ酸では大きな濃度変化は見られなかった。
    2. 腹腔内に注射された14C-スレオニンと3H-ロイシンの分布に対するグルテン飼料へのリジン補足の影響を検討したが, 筋肉, 小腸, 肝での14Cと3Hの遊離区分に対するタン白質区分の比はリジン補足により増加した。特に筋肉での14Cにおいてこの傾向が著しかった。
    3. これらの結果から, グルテン飼料へのリジン補足により, 血液, 組織のスレオニン濃度低下は各臓器タン白質へのスレオニンの取込みと同時に筋肉へのスレオニンの移行とそのタン白質への取込み増加が原因となっていると推定された。
  • 辻 啓介, 辻 悦子, 鈴木 慎次郎
    1974 年 32 巻 4 号 p. 155-160
    発行日: 1974年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    シロネズミの血清コレステロール値を上昇させる食餌にアルギン酸プロピレングリコールエステル, メチルセルロース, カラゲナン, カルボキシルメチルセルロース, 粗製コンニャクマンナンをそれぞれ5%加えて飼育し, 血清コレステロールの上昇抑制効果があるかどうかを調べた。
    1. アルギン酸プロピレングリコールエステルに血清コレステロールの上昇抑制効果が認められたが, プロピレンダリコールそのものにはこのような効果は認められなかった。
    2. 4品種のカラゲナンについて調べたところ, 品種によって血清あるいは肝コレステロールの低下作用に差があり, そのうち2品種が有効であった。
    3. メチルセルロースおよびカルボキシメチルセルロースは無効であった。
    4. 製法の異なる2種類のコンニャク精粉について血清および肝コレステロールの実験的高レベルを低下させる効力を比較したところ, 種類によって効力に差が見られた。またこれらの精粉には血清および肝臓の正常レベルをさらに低下させる作用は認められなかった。
  • 二宮 照子
    1974 年 32 巻 4 号 p. 161-168
    発行日: 1974年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    食生活の多様化にともなう肥満や, 偏食による栄養の不均衡, 若い女性が好む減食などは, 様々な問題を提起しているが, 新設された女子学生寮を対象とし, 過去6カ年にわたる栄養摂取量の推移を検討した。
    (1) 年齢による栄養所要量は, 熱量, 蛋白質ともにほぼみたされている。穀類比は59.0%を示し, 動物性蛋白比は除々に増加して質的向上がみられ, 脂肪比は16.8%であった。
    (2) その他の栄養素でやや不足しているものはV. A, V. B1, V. B2および鉄などである。
    (3) 食品群別摂取量比においては, 国民栄養調査成績 (昭和46年度) と差のないものが多く, その差の顕著なものに, 芋類, 緑黄色・その他の野菜類, 果物類, 乳類・乳製品の5種類がみられたが, 特に摂取量の少いものは, 牛乳, 果物類であった。
    (4) 間食調査では, 甘いお菓子が多く比率の高いものから示すと, 焼・干菓子類50.0%, キャンデー類23.8%, ケーキ・ピーナッツ類13.8%の順位であった。
    (5) 構内食堂における昼食調査では, 熱量, 蛋白質, V. Cをのぞくミネラル, ビタミン類の充足率が低いが, 牛乳を加えることでかなり補足できる。
    その他, 菓子パン, 調理パン, めん類についても調査した。
  • 石松 成子
    1974 年 32 巻 4 号 p. 169-175
    発行日: 1974年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    An investigation of the time consumed in daily life duties and the diets of senior high school students living in cities was carried out to clarify the actual condition of the nutrient intake of growing students and also the relationship between the caloric intake and calories expended. It was concluded:
    1) Both the coloric intake and the calories expended were higher in male students, and a great difference between boys and girls was found. The difference was larger as compared with the case of pupils infants shown in the previous report.
    2) From the time study of daily life duties no difference in calories expended between boys and girls could be found in hours for sleeping and study at school. Girls needed plenty of time in helping work at home and dressing, and the boys for sportsclub at school. Therefore, the expenditure of boys was higher.
    3) Comparing the caloric intake and clories expended both boys and girls consumed more energy in the afternoon. As the result, the importance of food quality, especially in lunch was shown.
  • 力石 サダ, 鈴江 緑衣郎
    1974 年 32 巻 4 号 p. 176-178
    発行日: 1974年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    アフラトキシンを用いβ-カロチンからビタミンAへの転換に及ぼす影響を調べた。
    雄ラットに体重Kg当り4mgのアフラトキシンB1を1回投与し72時間後ラット肝臓を取り出しその転換酵素活性を測定した。その結果対照に比べて転換能力は70%におさえられていることが分った。この事実は熱帯地方においてビタミンA欠乏患者が多い原因の一つではないかとも考えられる。
  • 大島 寿美子, 鈴木 慎次郎
    1974 年 32 巻 4 号 p. 179-180
    発行日: 1974年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
  • 大谷 八峯, 手塚 朋通
    1974 年 32 巻 4 号 p. 181-186
    発行日: 1974年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
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