栄養学雑誌
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42 巻 , 2 号
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  • 露木 英男
    1984 年 42 巻 2 号 p. 81-90
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 文代, 三輪 里子, 村山 篤子, 藤田 雅子
    1984 年 42 巻 2 号 p. 91-97
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    女子短大生300名の3日間の食事調査をもとに, 朝食献立の料理を, 調理時間, 調理操作数, 価格などの因子によって1~10群に分類し, これらの群別の摂取状況と Association analysis による料理の組み合わせについて調べ, 前報の夕食献立の結果と比較した。また朝食・夕食の料理に用いられた食品の調理用途別摂取動向についても調べ, 次の結果を得た。
    1) 朝食の料理を10群に分類した結果, 最も頻度の高い料理群は, 調理時間30分ぐらいの手作り料理 (8群) で, 51.8%であった。次いで, 加工食品を材料の一部に用い, 調理時間がさらに短い料理 (7群) が29.7%, 惣菜の調理食品 (6群) が13.0%の順であった。
    2) Association analysis による料理の組み合わせをみると, 朝食ではご飯, 汁物, 漬物に副食一品といった和風型1/3に対し, パン食が2/3の割合であった。パン食の場合, 飲み物に卵料理あるいはサラダの組み合わせ, またはパンと飲み物だけといった組み合わせであった。
    3) 食品群別, 調理用途別分類からみると, 動物性食品では肉類が好まれ, 調理手法としては, フライパン焼き, 揚げ物, 炒め物が多い。これらは調理時間が短く, 調理操作数, 器具数とも少なくて済むものである。この傾向は野菜でも同じで, サラダあるいは主菜のつけ合わせとしてとられることが多く, お浸し, 和え物, 酢の物といった和風の調理法は少ない。
  • 松本 恵子, 奥富 善吉, 安藤 まち, 一寸木 宗一
    1984 年 42 巻 2 号 p. 99-105
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    この報告は著者らが, 勤労長期透析者の食生活, 就労状況, 予後についての実態調査を行ったものである。
    その結果は以下のようである。
    1) 勤労長期透析者の平均年齢は41歳であり, 元の職場に復職したものは66%であった。
    2) 食生活において, エネルギー, 水分, たん白質および食塩などの摂取は制限範囲内にあり, 各微量栄養素については, カリウムは制限内にあったが, カルシウムの摂取は著しく不足していた。
    3) たん白質エネルギー比, 脂肪エネルギー比, 穀類エネルギー比はほぼ良好な結果が得られていた。
    4) 職場復帰後, 長期勤労透析者の食事管理の指標として, 体重増加量, 尿素窒素および尿素窒素/クレアチニン比について測定した。多くの患者では基本透析食に対する努力のあとが窺えた。
  • 斎藤 昇, 西本 裕美子, 杉藤 智子
    1984 年 42 巻 2 号 p. 107-116
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    週3回 (5時間/回), ホローファイバーを用い透析を行っている慢性透析患者38名 (男23名, 女15名) に対して, 食事のとり方についての映画 (16ミリ, 45分) ならびに映画の説明用テキストを使用して栄養指導を行った。
    彼らの透析後の体重は平均して標準体重の89.2%であった。彼らは1,935kcalのエネルギーを摂取し, 暫定的に定めた食物摂取基準量に比べると, 小麦粉, じゃがいも, 果物, 野菜, 豆類, 乳類は少なく, 肉, 魚介類, 卵は多く摂取していた。ヘマトクリット25%以上の者では, 同じく米, 野菜, 肉, 魚介類が多く, 果物, 乳類, じゃがいも,味噌が少なかった。ヘマトクリット20%以下の者では, 米, 卵, 肉, 砂糖が多く, 小麦粉, 豆類, 野菜, 乳類, 味噌が少なかった。テキスト中の食品をラベル方式で示し, 栄養指導を行ったところ, ヘマトクリット20%以下の者は, 9例中5例の値が上昇し, 17.9%から20.2%になったが, 残り4例は変化がなかった。
    肝機能障害者は高エネルギー, 高たん白質の食事を摂取していた。高中性脂肪血症の例では, 2ヵ月の栄養指導の後, 6例中5例が血清中性脂肪の低下をみた。食事エネルギーと砂糖の制限は血清中性脂肪の低下に有効であった。
    食物の全体量に加えて, 摂取食物の栄養的なバランスが透析患者の栄養管理のキーポイントであることが示唆された。
  • 江指 隆年, 北野 隆雄, 阿左美 章治
    1984 年 42 巻 2 号 p. 117-126
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    1,500ppmの硝酸鉛溶液を飲料水として, 20日間給与した若齢 (7週齢), および経産 (平均6ヵ月齢) ラットに, 鉛給与終了後, 標準精製飼料または標準精製飼料の2倍のミルクカゼインを含む高たん白質飼料を13週間与え, 臓器中鉛残留量および糞尿中への鉛排泄量が, 標準精製飼料と異なるか否かを若齢群, 経産群それぞれについて比較した。結果は以下のようであった。
    1) 鉛給与終了1, 6, 13週間後の尿中鉛排泄量は, 若齢群, 経産群ともに, いずれの週においても飼料の種類による差を認めなかった。糞中鉛排泄量は, 鉛給与終了6週間後の経産群標準飼料給与群, および13週間後の若齢群ならびに経産群高たん白質飼料給与群が高値を示した。
    2) 肝臓および腎臓中の鉛量は, 若齢群, 経産群ともに, いずれの週においても飼料の種類による差を認めなかった。
    3) 脾臓中の鉛量は, 鉛給与終了13週間後の若齢群高たん白質飼料給与群が標準飼料給与群より低値を示した。
    4) 大脳中の鉛量は, 鉛給与終了6および13週間後の若齢群高たん白質飼料給与群が, 標準飼料給与群より低値を示した。また, 大脳の鉛の半減期も, 若齢群高たん白質飼料給与群が標準飼料給与群より短かった。
    5) 大腿骨中の鉛量は, 鉛給与終了13週間後の経産群高たん白質飼料給与群が, 標準飼料給与群より低値を示した。また, 大腿骨の鉛の半減期は, 若齢群高たん白質飼料給与群が最も短く, 次いで経産群高たん白質飼料給与群, 若齢群標準飼料給与群の順であった。経産群標準飼料給与群の大腿骨中鉛の半減期が最も長かった。
  • 松本 恵子, 奥富 善吉, 安藤 まち, 一寸木 宗一
    1984 年 42 巻 2 号 p. 127-133
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    本報告は, 勤労長期透析患者の嗜好と病院透析食に対する意向について, 調査したものである。
    その結果は以下のようである。
    1) 勤労長期透析患者は和食を好むようであった。また, 間食については, エネルギー源として重視しているように思われた。
    2) 病院透析食を喫食することにより, 残食がほとんどみられなくなった。また, 栄養面でも嗜好についても満足のようであった。さらに, より意欲的に食事療法に取り組むようになった。
  • 川端 博秋, 菊地 あや子, 藤森 泰, 吉田 勉
    1984 年 42 巻 2 号 p. 135-140
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    東京近郊都市部におけるハム・ソーセージ類の流通期間の季節変化に関し, 1981年3月から1982年2月にかけて, 主として千葉県市川市近辺に在住の栄養専門学校生の家庭で購入した製品について調査を行い, 以下の成績を得た。
    1) 調査した全試料の流通日数は, 年間の平均では12.6日であった。季節による著しい変化は認められなかった。
    2) ハム類の流通日数は, 年間の平均で10.3日であった。季節別では春期が8.0日, 夏期が8.4日, 冬期が11.4日, 秋期が11.6日となり, 春夏期に短く, 秋冬期に長い傾向を示した。
    3) ウインナーソーセージの流通日数は, 年間の平均で8.1日, 季節別では夏期が最低の6.0日, 秋期が最高の10.0日であった。
    4) ソーセージ類 (ウインナーソーセージ, ドライ・セミドライソーセージを除く) の流通期間は, 年間の平均で9.6日, 季節別では秋期が8.6日, 夏期が8.9日, 冬期が10.4日, 春期が11.6日となり, 夏秋期に短く春期に長い傾向を示した。
    5) 魚肉ソーセージの年間の平均流通日数は28.0日で, 秋冬期に短い傾向を示した。また, 他の試料に比べて流通期間の長いものがみられた。
    6) 過去4回の調査と今回の調査により, ハム類, ウインナーソーセージ, ソーセージ類の夏期における流通期間は短縮される傾向が認められた。
  • 正見 秀子, 成田 博子, 川崎 喜恵子, 伊藤 若子, 伊藤 和子, 東 貴代, 中村 恵美子, 増井 秀子, 堀江 俊子, 菊地 真理, ...
    1984 年 42 巻 2 号 p. 141-145
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    当院における9年間の栄養指導の実態調査を行い, 以下の結果を得た。
    1) 糖尿病を中心とした内分泌・代謝疾患の指導が急増しつつあった。
    2) 心・腎疾患の指導数も毎年増加を示した。
    3) 最近の肝・膵疾患の増加にもかかわらず, 消化器系疾患の指導は少なかった。
    4) 外科系における指導数が極めて少ないことから, 今後は外科の医師, 看護婦に対する働きかけが必要と考えられた。
  • 鈴江 緑衣郎
    1984 年 42 巻 2 号 p. 151-154
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
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