栄養学雑誌
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50 巻 , 5 号
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  • 蔭 士安
    1992 年 50 巻 5 号 p. 253-264
    発行日: 1992年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 楠原 令子, 片山 茂裕, 小川 万紀子, 森野 真由美, 平野 美由紀, 桜庭 由美子, 白石 雅子, 高橋 慶一, 石井 淳, 若林 孝 ...
    1992 年 50 巻 5 号 p. 265-274
    発行日: 1992年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    健常女子12人を対象に, イコサペンタエン酸 (IPA) が血中脂質に及ぼす影響をみるために, Fish 群 (IPAとして3.9g/日) と, IPA群 (IPAとして5.7g/日) の2グループに分け, 実験を14日間行った。
    1) 血中IPA濃度は, Fish 群で17.5から195.0μg/mlへ, IPA群では277.2μg/mlへ有意に上昇した。
    2) トリグリセリド (TG) は, 両群で低下傾向を示した。
    3) アポCIIは, 両群で有意に低下した。
    4) 超低比重リポたん白質 (VLDL) 分画中のTGは両群で有意に低下し, とりわけIPA群でのTGの低下は著明であった。
    5) 総コレステロール, アポBは, IPA群で有意に低下した。低比重リボたん白質 (LDL) 分画中のコレステロールは両群で軽度に低下し, そのアポBはIPA群で有意に低下した。
    以上により, IPAの負荷はVLDLを著減させ,更にIPA製剤を追加投与したIPA群ではLDLも低下した。今回の結果より, IPAの大量摂取によるこれらリポたん白の低下は, 動脈硬化の予防に有益なものと思われる。
  • 安里 龍, 広井 祐三, 城田 知子, 豊川 裕之, 新城 澄枝, 山本 茂
    1992 年 50 巻 5 号 p. 275-283
    発行日: 1992年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    福岡市にある栄養・食物関連の女子大生30人に対し, 連続5日間, 450食 (1日1人3食として) における摂取食品品目について調査し, その摂取食品品目が食事回数の増加とともにどのように増加していくかを追跡した。
    1) 摂取品目数は全体で503品目であった。100品目を摂取するのに20食, 200品目で70食を要した。
    2) 1食平均11.6品目, 1日で29.1品目が摂取されていた。
    3) 多数の摂取食品品目があることは, 女子大生の食生活の豊かさを示しているが, それは若い彼女らの好奇心によるであろう。
    4) 摂取された食品はすべてその摂取頻度とともに表で示した。米は食事2回中1回の割合で摂取されていた。次いで塩, しょうゆ, 砂糖, 卵, にんじん, ミルク等が高頻度で摂取されていた。
    5) 摂取食品のABC分析によると, 26品目で全体の50%, 94品目で80%, 173品目で90%の摂取頻度がみられた。
    6) 理論的に摂取される最大食品品目数は626品目であった。
    7) 飽和増加曲線を用いる摂取食品数の解析は, すべての食品を網羅することができ, “何を食べているか”という食性の研究に適している。この種の解析に注意すべき食品名の統一が必要であることを考察した。
  • 辻 啓介, 市川 富夫, 田辺 伸和, 阿部 士朗, 樽井 庄一, 中川 靖枝
    1992 年 50 巻 5 号 p. 285-291
    発行日: 1992年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    紅麹の血圧降下作用を解明するために, 各種溶媒による抽出分画物の効果を調べた。エタノールで室温抽出後, 酢酸エチル, n-ブタノール, 水で分画を行い, それぞれの抽出物を紅麹に換算して0.3%になるように, 1%食塩含有飼料に添加し, 高血圧自然発症ラット (SHR) に15日間自由摂取させた。その結果, 降圧効果は水抽出物のみに認められたことから, 紅麹の有効成分は水, エタノールに可溶, n-ブタノール, 酢酸エチルに不溶性であることが明らかになった。一方, 紅麹に含まれる降圧物質の1つであるγ-アミノ酪酸をSHRに10日間与えた。飼料への添加量は, 水抽出物飼料中の含量とほぼ同じ0.1mg/100gと, その10倍量の1.0mg/100gとした。1.0mg/100gの摂取では水抽出物と同程度の血圧降下がみられ, 0.1mg/100gでも低下傾向が認められた。
    以上のことから, 紅麹降圧物質の1つはGABAであり, その他にも水溶性の何らかの有効成分があることが示唆された。
  • 岡田 玲子, 太田 優子, 小池 雅子, 笠原 里子, 小林 由美子, 鈴木 圭子, 原 ヒトミ, 渡辺 久美子, 角田 京子, 永川 美恵 ...
    1992 年 50 巻 5 号 p. 293-301
    発行日: 1992年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    新潟市内の保育所, 小・中学校, 高校寮及び大学寮の各給食における, 動脈硬化予防の視点から重視される脂溶性成分, 食物繊維, ミネラルの給与の実態について検討した。1990年1月から3月までに実施された連続30日間または25日間の給食献立について解析を試み, 次のような結果を得た。
    1) 各給食における脂肪エネルギー比は21.5~29.4%の範囲にあった。
    2) 給与脂肪酸のバランスは, 保育所給食ではP/S 1.57, n-6/n-3 4.4, 小・中学校給食ではP/S 0.64・0.71, n-6/n-3 6.8・7.1, 高校 (女子)・大学 (男子) 寮給食では, P/S 1.06・1.79, n-6/n-3 6.0・5.8であった。E/PUFAは0.45~0.71であった。給与コレステロール量は, 保育所給食で81mg, 小・中学校給食で91mg・107mg, 高校 (女子)・大学 (男子) 寮給食で343mg・240mgであった。
    3) 食物繊維給与量は, 保育所給食で5.0g, 小・中学校給食で6.1g・7.3g, 高校 (女子) ら大学 (男子) 寮給食で16.3g・15.1gであった。
    4) 給与ミネラルのバランスは, 保育所給食から大学寮給食まで, 給食対象の年齢増加に伴い, Ca/Mgが6.87から1.40へ漸減, Na/Kが0.90から1.80へ漸増していた。給与エネルギー当たりの食塩給与量は, 大学寮給食のやや多量を除き, いずれも成人の目標摂取量の範囲にあった。
  • 小林 修平
    1992 年 50 巻 5 号 p. 303-304
    発行日: 1992年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
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