栄養学雑誌
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57 巻 , 4 号
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  • 畑江 敬子
    1999 年 57 巻 4 号 p. 197-210
    発行日: 1999/08/01
    公開日: 2010/02/09
    ジャーナル フリー
  • 永井 成美, 武川 公
    1999 年 57 巻 4 号 p. 211-220
    発行日: 1999/08/01
    公開日: 2010/02/09
    ジャーナル フリー
    肥満児の体重は, 成長という加齢的要因による増加や, 夏に体重が著しく増加するという季節的要因の影響を受けていると考えられる。小児肥満改善教室を実施し, 教室の評価を行う際に, その体重変動が教室による介入効果を分かりにくくしている。
    本研究では, 肥満児155人に対し9か月間小児肥満改善教室で栄養, 運動指導を行い, 対照群を用いて変動要因を除く方法で介入効果を評価した。その結果, 介入群には有意な肥満度減少がみられた。介入効果には, (1) 夏休み後の肥満度減少, (2) 子どもの肥満を改善したいという親の意欲が関与していた。逆に, (3) 肥満発症年齢が高い, (4) 食欲が旺盛, (5) 夜型の生活などが肥満の改善を妨げていた。また, 肥満度の改善, 非改善に関わる各要因を, 数量化理論第II類によって数値化した。このことにより, 今後は教室途中で, 夏休み後の肥満度増減や質問紙調査から, 各対象児のスコアを求め, 終了時の非改善が予測される対象児を重点的に指導することで, より教室の効果が上がるものと思われる。
  • 宮崎 俊之, 森本 聡尚, 鈴木 良雄
    1999 年 57 巻 4 号 p. 221-227
    発行日: 1999/08/01
    公開日: 2010/02/09
    ジャーナル フリー
    小麦アルブミン含有の飲料及び粉末スープ形態での, HPLC定量法による0.19-アルブミンの保存安定性及び熱安定性を検討した。その結果, 水溶液中 (飲料) では, 室温保存では0.19-アルブミンは経時的に減少し, その含量は52週後に開始時に比べ67%に減少していた。一方, 粉末スープの場合は, 室温保存で15か月経過後も0.19-アルブミンの含量に変化は認められなかった。粉末スープでは, 溶解する際にコーヒーカップを用い, 湯を注いだ場合では0.19-アルブミンの含量に変化はみられなかったものの, 直火で沸騰させた場合には0.19-アルブミンの含量は著しく減少した。
    また, ヒト膵液アミラーゼに対する阻害活性は, HPLCで測定される0.19-アルブミンの含量と高い正の相関を示した。
  • 志村 二三夫, 道川 優子, 秋元 京子, 鈴木 芙美恵, 濱口 恵子, 林 寛, 神田 晃
    1999 年 57 巻 4 号 p. 229-240
    発行日: 1999/08/01
    公開日: 2010/02/09
    ジャーナル フリー
    栄養士養成教育の一環として, 遺伝についての理解や関心の向上を目指し, 学生各自が自分の遺伝子を解析する実習の導入を試みた。毛根より抽出したDNAを試料として, CYPIA1遺伝子をPCR-RFLPで解析するこのプログラムを平成8~9年度に実施し, アンケートの回答を併せて評価した。実習への参加は, プライバシーの問題が生じる可能性を説明し, 自由意志に委ねたが, 全員が参加した。75%以上の学生が遺伝子型を判別できた。A (m1/m1) 型及びB (m1/m2) 型の頻度はそれぞれ約45%であり, 喫煙関連型肺癌のハイリスクグループとされるC (m2/m2) 型は約10%だった。遺伝子型が判定不能な例では, 目的とする340bp断片がホットスタートPCRで増幅される場合がある一方, 試料中へのPCR阻害活性の混入を示す例もあった。アンケートの回答からは, 血液等に比べ, 毛根は抵抗が最も小さい試料だった。実習の印象に関して否定的な回答はほとんどみられず, 本プログラムは学生に好意的に受け入れられていると判断した。健康に不利な遺伝子を持つことが実習の場で公開されることに関しては,「抵抗がある」という回答はA型とB型を併せた群では51%であった。しかし, C型ではこれより有意に低い21%に過ぎず, また「抵抗がある」と答えた場合でも, 実習への印象は好意的だった。以上よりCYPIA1遺伝子は実習対象としての適格性を備えている可能性があり, 本プログラムの持続的な実施に向けて足掛かりが得られたと結論される。
  • 中村 丁次
    1999 年 57 巻 4 号 p. 241-243
    発行日: 1999/08/01
    公開日: 2010/02/09
    ジャーナル フリー
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