日本水産学会誌
Online ISSN : 1349-998X
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70 巻, 3 号
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受賞者総説(進歩賞)
報文
短報
  • 坪井 潤一, 森田 健太郎
    原稿種別: その他
    専門分野: その他
    2004 年 70 巻 3 号 p. 365-367
    発行日: 2004年
    公開日: 2005/06/03
    ジャーナル フリー
    釣られやすさの種間差を明らかにすることは, 天然個体群保全や放流指針策定において重要である。本研究では, 野生化したニジマスと天然のイワナが生息する自然河川において餌釣りとフライフィッシングを行い, 釣られやすさの種間差を比較した。その結果, 餌釣りではイワナの方がニジマスよりも釣られやすかったが, 逆にフライフィッシングではニジマスの方がイワナよりも釣られやすかった。放流直後のニジマスは非常に釣られやすいと考えられてきたが, 自然水域に馴化した個体や再生産された個体では, 釣られにくくなることが示唆された。
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