肝臓
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39 巻 , 3 号
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  • 小林 健一, 沖田 極, 各務 伸一
    1998 年 39 巻 3 号 p. 143-151
    発行日: 1998/03/25
    公開日: 2009/11/17
    ジャーナル フリー
  • 井藤 久雄
    1998 年 39 巻 3 号 p. 152-158
    発行日: 1998/03/25
    公開日: 2009/11/17
    ジャーナル フリー
  • 野口 三四朗, 橋本 悦子, 長谷 川潔, 林 直諒, 次田 正, 高崎 健, 白髪 宏司, 伊藤 克己, 渕之上 昌平, 田中 紘一
    1998 年 39 巻 3 号 p. 159-165
    発行日: 1998/03/25
    公開日: 2009/11/17
    ジャーナル フリー
    生体部分肝移植後の肝生検組織を臨床病理学的に検討した. 対象は, 1991年1月から97年7月までに当院で生体部分肝移植を施行した46例のうち移植後肝生検を施行した24例 (男10, 女14, 0~14歳18, 15歳以上6) 64標本である. 原疾患は先天性胆道閉鎖症12例, 劇症肝炎5例, 原発性胆汁性肝硬変3例, 新生児肝炎, 原発性硬化性胆管炎, 肝芽腫, C型肝硬変各1例である. 標本の組織所見は急性拒絶反応38標本, 慢性拒絶反応3標本, 血流障害3標本, 胆汁流出障害14標本, 原疾患の再発3標本, Functional cholestasis 13標本, Neutrophilic infiltrates 10標本, Fatty liver 9標本, その他9標本であった. このうち急性拒絶反応と他の病態との合併は胆汁流出障害6標本, 原疾患の再発1標本, Functional cholestasis 10標本, Neutrophilic infiltrates 3標本, Fatty liver 2標本で, 38標本中24標本 (63%) に合併病変を認めた. 移植後の病態は複雑であり肝生検所見, 臨床所見より病態を総合的に判断することが重要である.
  • 松田 充, 橘 良哉, 荻野 英朗, 里村 吉威, 鵜浦 雅志
    1998 年 39 巻 3 号 p. 166-169
    発行日: 1998/03/25
    公開日: 2009/11/17
    ジャーナル フリー
    症例は34歳, 男性. 平成7年6月白血球増多症の精査のため当科初診. WBC 2, 3500/μl, Ph1染色体陽性であり慢性骨髄性白血病 (CML) と診断, 同年11月1日HLAの一致した38歳の姉より同種骨髄移植を施行した. 移植前の血液検査では, 患者はHBs抗原陽性, HBe抗体陽性, DNAポリメラーゼ陰性のHBVキャリアーで, ドナーはHBs抗体陽性, HBc抗体陽性でありHBVに対する免疫が成立していると考えられた. 移植後, ALTは36日目に134IU/lまで上昇し, 41日目にHBs抗原陰性, HBs抗体陽性となり以後ALTは一旦正常化した. その後移植片対宿主病の合併を認めたがCMLの再発はみられず平成9年3月までの15カ月間HBs抗原陰性, HBs抗体陽性の状態は持続した. 本症例ではドナーのHBVに対する免疫移行によりレシピエントにメジャーセロコンバージョンが起こったものと考えられた.
  • 小崎 真義, 林 毅, 巴 雅威, 武藤 俊哉, 田中 康文, 吉田 秀樹, 村山 正博, 高橋 泰人, 前山 史朗, 打越 敏之
    1998 年 39 巻 3 号 p. 170-174
    発行日: 1998/03/25
    公開日: 2009/11/17
    ジャーナル フリー
    症例は62歳の男性. 輸血歴なく, 飲酒歴なし. 昭和61年, 肝障害で近医に入院歴あり. このときHBs抗原は陰性であった. 肝庇護療法のみで肝機能は改善し, 以後7年間自他覚症状なく経過していた. 通院観察中もトランスアミナーゼは正常値を持続した. 平成6年2月, GPT164IU/lと肝障害再燃を認め当科入院. HBs抗原陰性, HCV抗体 (第二世代) 陰性で, 抗核抗体は20, 480倍と高力価を, Ig-Gは3, 458mg/dlと高値を示した. 腹腔鏡下肝生検では肝表面は軽度不整を認め, 組織像では形質細胞浸潤を伴う慢性肝炎, 活動性の像を呈した. 上記より自己免疫性肝炎と診断し, プレドニゾロン投与にて肝機能は速やかに改善した. 本症は当初, 非B型肝障害と診断され, 無治療にも拘らず7年もの長期間, 無症候性に経過した後に再燃したと考えられた. 自己免疫性肝炎の発症様式を考える上で, また男性例であることから示唆に富むと思われ報告した.
  • 金 守良, 松岡 利幸, 林祥 岡剛, 工藤 正俊, 新谷 繁之, 佐々木 一憲, 金 貞孝, 井本 勉, 金 啓二
    1998 年 39 巻 3 号 p. 175-180
    発行日: 1998/03/25
    公開日: 2009/11/17
    ジャーナル フリー
    症例は47歳男性で大酒家. 心窩部痛を主訴に入院. T-Bil 2.05mg/dl, GOT 420IU/l, GPT 216IU/l, γ-GTP 849IU/l, CA19-9は130ng/mlであった. 腹部超音波 (US) 所見では尾状葉para-caval portion (S1領域) に5×3cm大境界不明瞭高エコーSOL所見があり, インクレメンタルダイナミックCT早期相では, 肝実質よりlow densityのSOL所見でS7, S8領域も同じ所見を示した. MRIでT1強調像がhigh, T2強調像がlow intensityのSOLs領域も同じ所見を示した. 血管造影では門脈は正常で右肝動脈はcork screw様所見であったCTAPではIVCに接する右中肝静脈間根部 (S1領域) が結節状に強く濃染したが, 炭酸ガス動脈下US, CTA所見では乏血性の所見であった. 99mTc肝フチン酸シンチ及び99mTcアシアロ糖蛋白レセプターシンチではS1, S7領域にhot spotを示した. S1領域の病理組織所見は過形成はなく, pericellular fibrosisの見られるアルコール性肝硬変再生結節であった.
  • 宮永 修, 菊池 郁夫, 三原 謙郎, 石橋 大海
    1998 年 39 巻 3 号 p. 181-186
    発行日: 1998/03/25
    公開日: 2009/11/17
    ジャーナル フリー
    症例は62歳女性. 4年前に慢性C型肝炎治療のためインターフェロンの投与を受け, 1996年6月に肝腫瘍が発見されて入院した. 入院時の血液検査で白血球数1, 600/μl, 赤血球数325×104/μl, 血小板数3.8×104/μlと汎血球減少症を伴つていた. さらに, 骨髄像は低形成髄を示し, 骨髄シンチも再生不良性貧血を示唆する所見であった. 本症例の汎血球減少は肝硬変の脾機能亢進症によるものだけでなく, 再生不良性貧血を合併していると診断した. インターフェロン治療後より白血球数, 赤血球数の減少が著明となっているため, 慢性C型肝炎への本療法が再生不良性貧血の原因と思われた.
  • 木村 公則, 植松 孝広, 野田 直宏, 内木 隆文, 斎尾 征直, 武藤 泰敏, 森脇 久隆
    1998 年 39 巻 3 号 p. 187-192
    発行日: 1998/03/25
    公開日: 2009/11/17
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    症例は59歳, 男性. 肝硬変 (HCV陽性) で外来通院中, 急性胆 炎のため平成7年4月当科入院. 腹部超音波検査により, S6の肝表面に15×11mmのhypoechoic lesionを認め, dynamic CTにより肝細胞癌 (HCC) と診断した. 経皮的エタノール注入療法 (PEIT) を計4回 (計7.5ml) 施行し, 以後外来で経過観察していたが, AFP, CEAの上昇がみられたため精査目的で平成7年10月に再入院. 腹部CTで腹腔内リンパ節の腫脹が認められ, 放射線治療を施行するも腎不全にて平成8年1月死亡. 剖検所見より, HCCの原発部分はPEITにより完全に凝固壊死していたが, 穿刺部位の横隔膜のリンパ管には腫瘍塞栓が多数認められ, 全身のリンパ管にも同様に腫瘍塞栓がみられた. 以上の所見よりPEIT穿刺部位からのリンパ行性転移が示唆された.
  • 小田 幸作, 竹下 篤, 黒川 晃夫, 伊泊 裕子, 安田 恵美, 辻 厚子, 成山 硬, 松宮 禎介, 福西 惠一, 江頭 由太郎, 芝山 ...
    1998 年 39 巻 3 号 p. 193-198
    発行日: 1998/03/25
    公開日: 2009/11/17
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    肝原発osteoclastoma-like giant cell tumar (以下OGCT) の剖検例について報告する. 症例は60歳女性. 肝右葉および左葉に直径6cm以下の結節が多数認められた. これらの結節は肝生検において高分化型肝細胞癌と診断された. 剖検時, 肝臓 (1, 860g) は乙型肝硬変の像を呈し, 右葉には多数の鶏卵大以下の胆汁色の結節が認められ, 左葉は肉腫様の白色硬の結節に置換されていた. 右葉の結節は高分化型肝細胞癌, 左葉の結節はOGCTであった. 両者間には結合織性隔壁が存在し, 組織学的にも移行像は認められなかった. また, 本症例のOGCTが肝細胞癌由来であることを示唆する所見は組織学的にも, 免疫組織化学的にも認められなかった.
  • 大岡 照二, 大岡 暉子, 宮地 徹
    1998 年 39 巻 3 号 p. 199
    発行日: 1998/03/25
    公開日: 2009/11/17
    ジャーナル フリー
  • 北川 元二, 成瀬 達, 石黒 洋, 早川 哲夫, 高橋 久雄, 中野 雅行, 大輪 芳裕, 黒田 博文, 秋葉 保忠, 中村 正彦, 石井 ...
    1998 年 39 巻 3 号 p. 200-221
    発行日: 1998/03/25
    公開日: 2009/11/17
    ジャーナル フリー
  • 稲垣 豊, 小林 健一, 奥野 正隆, 森脇 久隆, 丸山 勝也, 渡辺 哲, 村脇 義和, 井戸 辺容子, 高原 照美, 渡辺 明治, 安 ...
    1998 年 39 巻 3 号 p. 222-236
    発行日: 1998/03/25
    公開日: 2009/11/17
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