応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
84 巻, 9 号
『応用物理』 第84巻 第9号
選択された号の論文の13件中1~13を表示しています
Science As Art
今月のトピックス
今月号の概要
解説
最近の展望
  • 永津 雅章
    2015 年 84 巻 9 号 p. 818-823
    発行日: 2015/09/10
    公開日: 2019/09/27
    ジャーナル フリー

    プラズマを構成する電子,イオンおよび中性粒子(原子や分子など)の温度・密度によって,その応用は常温に近い低温プロセスから金属を溶融する高温プロセスまで幅広い.一般に医療・バイオ分野でのプラズマ応用では,生体細胞や樹脂材料を対象とするため,前者の常温に近いガス温度を有する非平衡プラズマが用いられるのに対して,環境応用で扱うプラズマでは,高温下での廃棄物処理を実現するため,後者の熱平衡プラズマが用いられる.近年では,さらに常温下での非平衡プラズマの環境応用に関する研究も注目されている.本稿では,このように多種多様なプラズマの環境分野およびバイオ分野への応用に関する最近の研究動向について紹介する.

  • 西浦 敬信
    2015 年 84 巻 9 号 p. 824-827
    発行日: 2015/09/10
    公開日: 2019/09/27
    ジャーナル フリー

    キャリヤ波と側帯波の相互作用により可聴音を生成する超音波スピーカの仕組みを応用して,キャリヤ波と側帯波を別々の超音波スピーカから放射することで,空間のある1点でのみ可聴音を再現するオーディオスポットの構築に成功した.再現領域の拡大/縮小にも成功し,今後,実用化を念頭に開発を進める計画である.

研究紹介
基礎講座
書評
科学を詠む
feedback
Top