巻号一覧
51 巻, 4 号
選択された号の論文の25件中1～25を表示しています
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斎藤 成文1982 年 51 巻 4 号 p. 383
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
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霜田 光一1982 年 51 巻 4 号 p. 384-387
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー量子エレクトロニクス (Quantum electonics) という言葉が公式1こ使われたのは, 1959年にニューヨーク州のShawanga Lodgeで開かれた第1回量子エレクトロニクス国際会議であるから,今から22年あまり前のことである.しかし,量子エレクトロ鳳クスで最も重要な役割を演じる誘導放出によるコヒーレント増幅がはじめて案験的に確かめられたのは1951年であって,ちょうど30年前である. 1954年にはメーザーが生まれ,量子エレクトロニクスの本格的発展が始まった.1960年に可視光と赤外とでメーザーが発振して以来,光メーザーはレーザーと呼ばれるようになり,量子エレクトロニクスの多彩な研究が展開されて今日に至っている.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (406K) -
矢島 達夫1982 年 51 巻 4 号 p. 388-391
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー量子エレクトロニクスにおける極限技術の意義,レーザーの極限性能のいろいろな側面と特徴について・まず一般的な記述を行なった.次に,代表的な極限技術として,大出力化,短波長化,短パルス化の問題を取り上げ,その現状と将来について具体的に解説し,筆者の見解を述べた.最後に全体的なまとめと要望が述べてある.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (384K) -
後藤 顕也1982 年 51 巻 4 号 p. 392-396
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーレーザーは発明されてから22年になるが,いまだに産業としては宙立していない.したがってまだまだシーズ指向型の幅広い独創的な基礎研究が必要な段階である.ところが産業として自立できないでいるので産業界が目前でシーズ指向型研究のみを追究することは難しい.
そこで戦後の日本の各種の産業がたどったように量子エレクトロニクス分野でもまず,民生用に大量に使われるようになるために,晶質の改善と抵価格化のためのニーズ指向型研究がしばらく徹底的に追究される必要がある.そうすればやがてレーザー産業も浮上し,半導体やコンピュータ産業のように自立できよう.そうして,その余力で独創的な研究の行なえるシーズ指向型研究が行なえるようになるであろう.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (487K) -
稲場 文男1982 年 51 巻 4 号 p. 397-403
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー本文では,量子エレクトロニクスがはじめて物理的に明確化し,さらに普遍的にした最も重要な概念の一つであるコヒーレンスを指標として,この分野における将来の展開の様相を望見し,また新しい応用についての可能性を探る手掛りの一助となるような, X線領域を目指した短波長レーザーへの期待,非平衡開放系としての生体の生命現象におけるレーザーと類似したマクロな秩序性の追究,さらに学際的に多種多様な協同現象を共通の観点からとらえる新しい学風の出現などの最近の動向や研究の進展について概説する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (672K) -
松岡 正浩1982 年 51 巻 4 号 p. 404-410
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーコヒーレンスと非線形性は量子エレクトロニクスにおける著しい特徴である.この二つの特徴が,どのようにレーザー発振やその出力光に現われ,また,原子系の光励起や緩和などの量子光学の中心テーマにおいて重要な特性となっているかを概観する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (653K) -
末松 安晴1982 年 51 巻 4 号 p. 411-418
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー光エレクトロニクスの主要光源として開発,実用化が進められている半導体レーザーについては,目下,原理面および特性面からの基本的な再検討が行なわれて,性能が飛躍的に向上しつつある,本文では,この半導体レーザの現状について解説し,半導体結晶と波長および成長法,各種の半導体レーザーの携造とその特徴,レーザー動作の原理と動作特性,代表的な応用等について述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (535K) -
宅間 宏1982 年 51 巻 4 号 p. 419-426
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー現在までに極めて多数の原子・分子が気相でレーザー作用をもつことが示され,その発振線は, 120nmから数mmまでの領域にわたっている.特に稲ガス・ハロゲン系は,重点的に研究され,高効率・高出力の可能性が示されている.最近の研究によって, COがCO儲レーザーと同様に高効率・高出力の可能性があることが明らかとなうた.色素レーザーの安定性は大編に改善され,市販品でも1MHz,研究室で試作されたもののなかには, 10kHz以上のものもある.種々のカラーセンタ.一レーザー一が翻発され、色棄レーザーより長波長領域0.82～2.9μmを海バーし得るようになった.固体レーザーにおける最も顕著な進歩として,二つの新レーザー物質波長0.325～3.9μmの領域をカバーする種々の希土類イオンをドープしたYLFと,赤外域で高効率で,かなりの程度の波長可変性をもつ選移金属をドーブした結晶とがある.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (729K) -
末田 正1982 年 51 巻 4 号 p. 427-430
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー導波光学系は,レーザーというコヒーレント光源に適した光伝回路系として注巨されてきた.低損失光ファイバの開発は成功し,導波形光回路の研究も着実に進展し,光集積回路への期待も高まっている.本文では,これら光導波技術の現状と将来について述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (313K) -
内田 禎二, 小林 功郎1982 年 51 巻 4 号 p. 431-434
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー量子エレクト自ニクスにおける光技術のうちの光制御検出技術について,最近の進展を中心に概説する.とりあげた技術は,光変調,光偏向,光演算,超短光パルス発生,光起電力型および光伝導型の光検出等である抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (349K) -
清水 忠雄1982 年 51 巻 4 号 p. 435-437
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーメーザー・レーザーの誕生・発展の過程で量子エレクトロニクスと原子分子分光学とは深くかかわりあってきた.そしてレーザーを使うことによって分光学的方法も多くの点で著しく改善された.レーザー分光学の現状を概観し,今後の動向についても推察してみたい.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (287K) -
櫛田 孝司1982 年 51 巻 4 号 p. 438-440
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーここでは,量子エレクトロニクスの申心であるレーザーの固体物理学への応用について述べる.レーザーは,この方面でも非常に重要な寄与をしているが,この問題はあまりにも多方面にわたるので,筆者が興味をもつ分光学のいくつかの分野に話を限らざるを得ない.それでもなお紙数の関係で詳しく述べる余裕がないので,なるべく総説的な文献をあげ,詳細はそちらを参照して頂くことにする.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (235K) -
結合選択化学反応への途片山 幹郎1982 年 51 巻 4 号 p. 441-444
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー特定の化攣結合の切断反応によって任意の化合物を合成することは化学者の多年の夢である.レーザーの到来はその可能性に一歩近づいたものと考えられたが,レーザー誘起反応の研究結果はそれが非常に困難であることを明らかにしている.ここではその問題点,可能性について述べる.さらに記憶素子として応用の可能性のある固体反応について紹介する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (316K) -
内田 直也, 木村 達也1982 年 51 巻 4 号 p. 445-449
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー光ファイバを用いた通信技術に関して,現在すでに実用化された技術とその延長線上で早期に実用化が予想される技術について,その特徴と各適用分野の概要を述べる.さらに光通信の究極をめざしたコヒーレント伝送方式とそれに関連した光増幅と光スイッチ技術について基礎研究の現状を概説する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (461K) -
三橋 慶喜, 島田 潤一1982 年 51 巻 4 号 p. 450-453
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー半導体レーザーの自己結合効果のあらまし,その原因について説明し,光ディスク読み出しへの応用として,スクープと名づけた超小形光ピックアップの各種方式について紹介する.さらに単一縦モードGaAIAsレーザーのあまりにも優れた可干渉性に基づく雑音発生の問題点を指摘し,これを低減する新しい方法として,.帰還光路中に光の位相をランダムにするR-板を付加したR・スクープについて述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (339K) -
難波 進1982 年 51 巻 4 号 p. 454-458
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーレーザー加工の現状について述べる.穴あけ,切断,トリミング,溶接などは,かなり以前からその適閉性について調べられ,広範囲に利用されているので案用化例を簡単に示す.さらに,数年来盛んに研究されてきたレーザーアニーリング,およびグレーティング製作にみられるようなLaser-aided micro-fabricationについて,その特質,処理例などについて述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2351K) -
山中 千代衛1982 年 51 巻 4 号 p. 459-464
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーレーザーを用いたエネルギー開発で最近注民されているのは,レーザー爆縮による核融合とレーザーによる同位体公離である.前者はレーザーにより重水素燃料のペレットを加熱し,核融含反応に点火し,炉を構成しようとするもので,その第1段階として投射エネルギーが発生エネルギーを上まわる「ブレークイーブン」の実現が目標になっている.
後者はレーザー光を原子,分子に選択吸収させ,分離しようとする同位体のみを共鳴励起し,効率よく分離,濃縮を実現する.ウラン235の処理に関し従来の方式に比べ、原理的に,格段と優れており,その実用化が期待されている.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (503K) -
田幸 敏治1982 年 51 巻 4 号 p. 465-467
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー分子の吸収線を基準としたレーザー周波数の安定化の研究は着実に進展し, 10-13～10-14台に達するとともに,再現性や繰返し性の評価もなされるようになった.また,市販のHe-Neレーザー管を用いた10-9～10-10の実用的な安定化の研究もなされている.さらに,光通信に関連して性能が著しく向上し,単ーモード発振が得られるようになった半導体レーザーの澗波数制御も向上し,分子を基準とした安定化も姶まり, 10-12台に達しており,今後の発展が期待される.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (207K) -
中村 士, 土屋 淳1982 年 51 巻 4 号 p. 468-470
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー人工衛星や月に向けて地上からレーザー光線を発射し,往復時間の測定から,両者の相対的な位置や運動を高精度で決定する技術について解説した.受光装置の構成受信光子の弁別法,測距精度などを議論した.レーザー測距技術の天文学地球物理学的意義を,測地網の結合,天体重力場の決定,自転運動の観測の三つの観点から,最近まで得られた成累と合わせて検討した.また,今後10年位の間に実現されるであろう,空中レーザー方式などの新しい測距技術の応用面についても簡単に触れておく.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (280K) -
渥美 和彦1982 年 51 巻 4 号 p. 471-479
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーレーザーの医学応用には,高エネルギーを利用した治療,主として低エネルギーを利用した診断に大別される.レーザー治療としては,レーザーメス,レーザー砕石器,生体用レーザー溶接,レーザー生体刺激,殺菌用レーザー照射,感覚補助用レーザー装置などがあり,レーザーとしては, CO2, YAGおよびArgonレーザーが使用される,レーザーの診断としては,生体検査用として,レーザー照明,レーザー癸光公光分析,レーザー干渉,レーザードプラー流速計,内視鏡ホログラフィ,超音波ホログラフィ,スペックルパターン応用などがある.検体検査用としては,レーザー細胞識別,レーザー散乱,レーザー顕微鏡,レーザー画像処理などがある.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (706K) -
水島 宜彦1982 年 51 巻 4 号 p. 480-481
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
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その融合領域の発展を期待する塩谷 繁雄1982 年 51 巻 4 号 p. 482-483
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
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西澤 潤一1982 年 51 巻 4 号 p. 484-485
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
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量子エレクトロエクス特集号小委員会1982 年 51 巻 4 号 p. 486-487
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
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森田 廣, 鷲田 浩志1982 年 51 巻 4 号 p. 488-494
発行日: 1982/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーThe life limitation of an electrochromic cell using tungsten oxide films and a non-aqueous lithium liquid electrolyte, together with the reason for its degradation were investigated. The degradation phenomenon has been summarized in observing that the resistance of a cell became higher and injection charge decreased as the number of switching cycles increased. Namely, the coloring charge efficiency became lower, and, under the same operating condition, the contrast became poor. The origin of the mechanism dominating the degradation is essentially in the accumulation of lithium in the film, which results in decreasing both the amount of charge injecting into the film and the coloring charge efficiency. The authors tried to improve the life characteristics, especially by regenerating the accumulated lithium in the tungsten oxide film and were convinced that this is one of the way to improve switching life. However, estimating from overall observations, the life limitation was approxi-mately 1×107 switching times.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2124K)
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