Radioimmunoassay (RIA) ひこおける精度管理をWHOの指針に準じて, ミニコンによりBASIC言語で行っている。紙テープにパンチされたオートウエルカウンタの結果を紙テープリーダから読み込み, 標準試料の濃度をCRT表示装置のキーボードから入力したのち, 精度管理を兼ねたデータ処理を行い, response-error relationship, 標準曲線, precision profile, 精度管理図 (QCチャート) をCRT表示装置上に描くとともに, 不満足な測定結果を除外し, 信頼性の高い測定結果の供給を目指している。ミニコンのシステムに内蔵されているサブルーチンを使用して, 各測定における精度管理用試料の測定値はディスクに格納し, QCチャート作製時に引き出している。コンピュータを利用することにより, 精度管理が敏速に, かつ簡便に行えるようになった。
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