RADIOISOTOPES
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54 巻 , 6 号
選択された号の論文の4件中1~4を表示しています
  • 箱田 照幸, 花屋 博秋, 金子 広久, 宮下 敦巳, 小嶋 拓治
    2005 年 54 巻 6 号 p. 161-168
    発行日: 2005/06/15
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    電子の媒質中での3次元的な挙動を計算できるモンテカルロ電子輸送コード (EGS4-SPGコード) を用いて, 300keVの電子ビーム (EB) 照射空気中のエネルギーフルエンス率値を計算により求めた。その計算の妥当性の評価のため, 計算結果とカロリメータによる実測値とを比較した。この結果, 空気中の深度に対する計算値は, 照射容器の電子入射窓から4.5~16.2cmの距離における実測値に±1.3%の誤差範囲内で一致した。また計算結果から, 照射容器の電子入射窓からの距離が4.5cm以上では各フィラメント下でのエネルギーフルエンス率分布の重なり合いが十分となり, フィラメントに対するカロリメータの検出器位置に依らずに均一なエネルギーフルエンス率分布が得られることがわかった。一般的に, 300keV以下のEB照射空気中のエネルギーフルエンス率の実測は困難である。しかし, 例えば一つの位置の比較であっても, このように計算と実測の整合性をとることにより, 同形式の照射ジオメトリについては, 計算によりエネルギーフルエンス率分布を評価することが可能であることがわかった。
  • 二ツ川 章二, 斉藤 義弘, 土井 幸一, 伊藤 じゅん, 後藤 祥子, 畠山 智, 世良 耕一郎
    2005 年 54 巻 6 号 p. 169-177
    発行日: 2005/06/15
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    平成10年, 岩手山周辺で火山性地震が頻発し, 気象庁等が噴火予知のための様々な観測を開始した。日本アイソトープ協会滝沢研究所は, 岩手山麓に位置しており, 岩手山周辺の定点から定期的にサンプリングした湧水及び温泉水の水温, 導電率, pH, 微量元素濃度及びラドン濃度を測定し, その変化と火山活動の関係を調査してきた。微量元素濃度は仁科記念サイクロトロンセンターに設置したPIXE分析装置を用い, ラドン濃度は鉱泉分析指針に従って分析した。水温は, 湧水が10℃前後, 温泉水が30~40℃であった。導電率は, 湧水は10~20mS/m (一か所: 70mS/m) , 温泉水は150~250mS/m (一か所: 70mS/m) であった。pHはどの地点でもほぼ中性であった。微量元素は全ての場所で, Mg, Na, Si, S, Cl, K, Ca, Fe, Br及びSr (0.01~1000ppm) が検出された。ラドン濃度は0.5~7.0Bq/Lで, 温泉水と湧水で濃度の違いは見られなかった。この期間の測定結果からは火山活動と試料中の水温, 導電率, pH, 微量元素濃度及びラドン濃度との明確な因果関係は観察できなかった。
  • 呉 行正, 高見 孝幸, 染川 憲一, 西尾 繁
    2005 年 54 巻 6 号 p. 179-184
    発行日: 2005/06/15
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    Possibility of reduction and removal of heavy metal ions Ag+, Zn2+, Cu2+, and Co2+ from water by irradiation of γ ray was investigated. No concentration change was found when aqueous solutions of the metal ions were irradiated with γ ray either directly, or after bubbling with He gas. On the other hand, the metal ions were reduced to lower oxidation states by the irradiation in the presence of Na2SO3. Precipitates were observed in all the irradiated solutions of 4 metal ions of Ag+, Zn2+, Cu2+, and Co2+. Ag+ was found to be reduced to metallic Ag.
  • 三宅 定明, 日笠 司, 浦辺 研一
    2005 年 54 巻 6 号 p. 193-198
    発行日: 2005/06/15
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
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