Tc-99m-N-pyridoxyl-5-methyltryptophan (
99mTc-PMT) を用いた肝胆道系シンチグラフィを, 肝内占拠性病巣を持った48症例 (肝細胞がん44例, focal nodular hyperplasia 1例, 胆管がん1例, adenoid cystic carcinoma 1例) に施行した。その結果, 肝細胞より発生した腫瘤においては
99mTc-PMTの集積を認める例があり, 診断上有効と考えられた。なお, 過去の類似の文献についても考察を加えた。
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