RADIOISOTOPES
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21 巻 , 9 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 安部 静子, 佐野 博敏, 富永 健, 斎藤 信房
    1972 年 21 巻 9 号 p. 543-548
    発行日: 1972/09/15
    公開日: 2010/09/07
    ジャーナル フリー
    〔Co (NH3) 6〕 (NO2) 3, 〔Co (NH3) 5NO2〕 (NO2) 2およびcis-, trans-〔Co (NH3) 4 (NO2) 2〕Clを熱中性子照射した場合, 59Co (n, γ) 60Co反応により生ずる60Coが, どのような化学形の分布をするかを, 照射条件および照射後の条件を変えて調べた。ドライアイス温度で照射し, 照射中および照射後のアニーリングをできるだけおさえた場合には, いずれの試料についても80~90%の60CoがCo (II) のフラクションに見いだされた。照射中あるいは照射後のアニーリングが進行するにしたがい, Co (II) フラクションの60Coは減少し, リテンション値はもちろんであるが, 他の種々のコバルト (III) アンミン錯体の生成あるいは増加が観測された。
  • 安東 醇, 久田 欣一
    1972 年 21 巻 9 号 p. 549-555
    発行日: 1972/09/15
    公開日: 2010/09/07
    ジャーナル フリー
    140La, 141Ce, 153Sm, 153Gd, 160Tb, 169Yb, 170Tmおよび177Luの塩酸, 硝酸またはクエン酸塩を担吉田肉腫結節ラットに静注し, 24時間後に屠殺して腫瘍および主要臓器中に含まれる放射能量を求めた。腫瘍へは170Tm-citrateが1gあたり投与量の1.34% (1.34%/g) が取り込まれ最も多く, ついで169Yb化合物の1.07~0.72%/gであった。腫瘍/各臓器-比では170Tm-citrateおよび169Yb-citrateはおのおの腫瘍/血液94.7, 52.2, 腫瘍/筋肉54.6, 38.7, 腫瘍/肝臓2.5, 1.9であり67Ga-citrateより高値を示しすぐれていたが, 腫瘍/骨はともに0.4で67Ga-citrateより小さかった。上記化合物のいくつかを正常ラットに静注し, 経時的に体外測定した結果, 相当量が骨に取り込まれ, 排出されにくいことがわかった。
  • 小磯 謙吉, 高安 久雄
    1972 年 21 巻 9 号 p. 556-560
    発行日: 1972/09/15
    公開日: 2010/09/07
    ジャーナル フリー
    最近5年間において東大泌尿器科で施行された腎移植症例9例中8例について, その移植前後における貧血の動態を赤血球代謝面より把握する目的で, 赤血球内のadenine nucleotidesおよびリン酸エステルの定量を行なうとともに, 放射性リン (32P) を用いて, 各画分への転入率を測定し, 検討を行なった。
    腎移植前の尿毒症の状態ではATP, SMP, DPG, Cell Piの増加が著明であり, 32Pの転入率もSDP, DPG, Cell Piで高値を示していた。かくのごとく解糖系の中間産物が高値を示したことは, DPG以下の代謝経路で何らかの障害が起こっていることを示唆するものである。ATP高値は溶血による幼若な赤血球の存在が考えられる。
    腎移植後貧血が回復するにつれてadenine nucleotides, リン酸エステルおよびそれへの32P転入率も正常化するが, chronic rejectionにより再び貧血に落ち入った症例では, その代謝パターンは再び尿毒症のそれと同じ傾向を示す。
  • 長瀬 勝也, 関 守雄, 宮崎 正道, 松田 茂, 島崎 正信
    1972 年 21 巻 9 号 p. 561-565
    発行日: 1972/09/15
    公開日: 2010/09/07
    ジャーナル フリー
    甲状腺機能検査法の1つであるサイオパック-3キットを用いて正常人, 甲状腺機能亢進症および甲状腺機能低下症の症例について実施し, 同一血清を使用し131I-レジン・スポンジ摂取率検査およびPBI検査と比較した。その結果サイオパック-3キットによるT3摂取率検査の本邦における正常値は95~115の範囲であることを知った。また本法は甲状腺機能亢進症では比較的よく正常値と分離し, かつ機能低下症では, 他の検査方法よりも正常値よりよく分離することができる。現在甲状腺機能検査法として使用されている方法では甲状腺機能亢進症との分離はよいが, 機能低下症との分離はあまりよくないことが知られており, 本法は甲状腺機能低下症の診断にとくにすぐれていると考える。
  • 上田 正山, 三木 誠, 町田 豊平, 南 武, 三浦 義幸, 山田 裕史, 田中 彰, 浦久保 五郎
    1972 年 21 巻 9 号 p. 566-573
    発行日: 1972/09/15
    公開日: 2010/09/07
    ジャーナル フリー
    169Yb-DTPAのGFR測定用試薬としての有用性を検索するため, 基礎実験を行ない, 臨床的検討を行なったので報告する。
    【169】Yb-DTPAの検索にはPPC, TLCを用い, 展開溶媒として, 展開時間の速いこと, 適当なRf値, 分離能の良い点などから50%水性アセトン (acetone: H2O=1: 1) を使用した。その結果169Yb-DTPAは血漿タンパクと結合せず, 体内で分解されず, 迅速に尿中へ排泄された。しかしラットにおいて169Yb-DTPA静注後, 30日目で約2%が残留しており, その分布は骨, 肝に多く認められた。
    健康人4名を含む23名に対して, 169Yb-DTPAとチオ硫酸ソーダによるGFRを測定し, 相関係数は0.98で, 臨床的に十分利用できることが確認された。
  • 大場 忠道
    1972 年 21 巻 9 号 p. 574-583
    発行日: 1972/09/15
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 氏平 祐輔, 石橋 済
    1972 年 21 巻 9 号 p. 584-596
    発行日: 1972/09/15
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 1972 年 21 巻 9 号 p. A1275-A828
    発行日: 1972/09/15
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
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