骨シンチグラフィによる乳がんと前立腺がんの術前骨転移診断のprospective studyで, 最終的に骨転移が確認されたのはそれぞれ11%と54%であった。receiver operating characteristic (ROC) 曲線による定量的評価では乳がんでの有効性は低かったが, シンチグラフィによってはじめて転移の確率が高いとされた転移症例と, はじめて転移の確率が低いとされた非転移症例を有効例とし, 有効率を求めると乳がんは前立腺がんと同等の有効性が認められた。
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