γ線スペクトロメトリを用いて,日本に流通している健康食品(サプリメント)73検体の放射能調査(
134Cs,
137Cs及び
40K)を実施した。
134Csは全て不検出であった。
137Csは9検体から検出され(2.3~190Bq/kg),キノコやブルーベリーなど
137Cs濃度が高いと考えられる原材料を使用したサプリメントは,
137Cs濃度が高い傾向があることがわかった。また
40Kは56検体から検出された(17.6~11600Bq/kg)。
137Csが検出されたサプリメントを1年間摂取した時の成人における
137Csの預託実効線量は約2.9μSvであった。
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