RADIOISOTOPES
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45 巻 , 8 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 斎藤 正明, 高田 茂
    1996 年 45 巻 8 号 p. 483-490
    発行日: 1996/08/15
    公開日: 2010/09/07
    ジャーナル フリー
    著者らの開発した固体高分子電解質方式トリチウム濃縮装置に水位センサを取り付けた。試料水が電解されて一定量にまで減容したときに, センサは自動的に電解電源を停止させるように機能する。この機能によって, 電解濃縮ごとに常に一定量の濃縮水が得られるようになった。次式のように, 濃縮水量測定を必要としないトリチウム測定法を提案した。Ti=Tf/ {10A・log (Vi) +B} 。ここで, Ti: 濃縮前トリチウム濃度, Tf: 濃縮水トリチウム濃度, Vi: 試料水量, A, B: 標準水から得た装置定数である。この測定法によって, 多孔質電極中に保持されている濃縮水量に起因する問題が解決された。装置の持つ操作の簡易さ, 安全性, 電解時間の短さという利点に加えて, 信頼性も向上させることができた。
  • 村瀬 研也, 棚田 修二, 浜本 研
    1996 年 45 巻 8 号 p. 491-499
    発行日: 1996/08/15
    公開日: 2010/09/07
    ジャーナル フリー
    99mTC-ジメルカプトコハク酸 (DMSA) を用いた腎摂取率の測定は, DMSA投与後数時間の待ち時間および正確なバックグラウンドや腎の深さの補正を必要とする。われわれは動態解析法を用いて, それらの補正を必要とせず, 20分間の測定データから腎摂取率を予測する方法を開発した。われわれの方法は, DMSAの腎から血液 (k1) , 血液から腎への移行 (k2) および腎による摂取 (k3) の三つの速度定数をもっ動態モデルから成る。さらに, 血液プールの影響も考慮した。正味の腎摂取率 (K) をK=k1×k3/ (k2+k3) から算出した。バックグラウンドおよび腎の深さ補正を行わずに得たK値は, DMSA投与2時間後に測定した腎摂取率と良好な相関 (r=0.918, n=120) を示し, またバックグラウンドおよび腎の深さ補正を行って得たK値との間にも良好な相関 (r=0.989および0.982) が得られた。本法は腎の皮質機能を定量化するための有用な方法と考えられる。
  • 西原 善明
    1996 年 45 巻 8 号 p. 500-506
    発行日: 1996/08/15
    公開日: 2010/09/07
    ジャーナル フリー
    原子炉施設のみならず, 放射性同位元素や加速器を使用する施設においては, 安全上あるいは効率の良い研究作業や業務遂行のために, 遮蔽評価は欠かせない。遮蔽評価方法については, Sn法を中心とした輸送計算に基づく方法やモンテカルロ法がかなりの問題に対してその威力を発揮し, 遮蔽設計上欠くべからざる手段となっている。かたや, これらの手法に頼りすぎると, 遮蔽問題に対する実務的あるいは基本的な考察を行う機会が少なくなり, 非常に作業現場的な日常的実務問題の解決がおろそかになってしまうのではないだろうか。また, これらの数値計算を行う場合, 計算に必要な準備も大変であり, パラメータサーベイ的な予備評価に不便であるという側面もある。
    近年, 中性子回折や中性子小角散乱などの研究が広まりつつあり, 中性子ラジオグラフィが中性子の工業利用として定着しつつある。このようななかで, 本来の中性子遮蔽計算上の問題としてだけではなく, 測定場におけるγ線の混在量を評価する上で, 熱中性子吸収時に発生する捕獲γ線線量の把握が必要になってくると考えられる。本論文では, このような必要性に対して, 解析手法に基づく比較的簡単な計算による捕獲γ線線量の評価法を紹介する。本論文の評価方法は, 従来より使われている手法を拡張したものであり, 以下においてはこの手法の導出を紹介する。本方法により得られた計算結果は, Sn法による計算あるいは測定値と比較を行い, その有効性を確認する。
  • 西槇 俊之, 古舘 専一
    1996 年 45 巻 8 号 p. 507-510
    発行日: 1996/08/15
    公開日: 2010/09/07
    ジャーナル フリー
    Few reports were published on exhalation of a radioactive substance into the air from animals injected with it. For safe handling of iodine-125 in research using animals, we examined daily changes of airborne release of radioactivity from housing cages, containing mice treated with Na 125I or 125I labelled anti-mouse monoclonal IgG1κ. Airborne radioactivity was collected during 100 min with a flow rate of 10l/min with charcoal filters and measured every 24 h during the period of 4 days. Radioactivity in the removed organs was also measured after 96 h of the time when the mice were sacrificed. Different patterns were observed in airborne radioactivity for different chemical forms of injected radioisotope, i.e. Na125I or 125I labelled anti-mouse monoclonal IgG1κ. For Na 125I injection, the radioactive concentration in air was highest at 24 h after injection. The concentration decreased gradually from 24 to 96 h, to one seventh at 96 h. Contrary, in the 125I labelled anti-mouse monoclonal IgG1κ injection, the radioactivity was low at 24 h and became highest at 96 h. The radioactivity only in the thyroid gland was higher in the Na 125I than in 125I labelled anti-mouse monoclonal IgG1 κ injection. The radioactivity in the submaxillary gland, liver, kidney, stomach and lung was higher in the 125I labelled anti-mouse monoclonal IgG1κ than in Na 125I injection. These results indicate that the different chemical forms of 125I compounds show different patterns not only in the distribution in the organs but also in the exhalation.
  • 百島 則幸, 柴田 誠一
    1996 年 45 巻 8 号 p. 511-514
    発行日: 1996/08/15
    公開日: 2010/09/07
    ジャーナル フリー
    Analysis of 99Tc in the environment have been interested because of a long term radioecological effect of 99Tc due to its long half-life. One of the problems on 99Tc analysis is a tracer since there is no stable isotope in Tc. Development of 99Tc determination by ICP-MS enables us to use 95mTc as a yield monitor. The radiochemical yield is evaluated by gamma spectrometry of 95mTc and 99Tc is determined by mass spectrometry without any in-terference by 95mTc tracer added to the sample. We produced 95mTc without 99Tc by an irradiation of metal Nb with 40MeV alpha particles using cyclotron. The 0.1 mm thickness Nb foil stacked 4 pieces was irradiated for 21 h at beam current of 1.5μC, dissolved in a mixture of HNO3 and HF, and 95mTc was isolated and purified chemically. No contamination of 99Tc was confirmed on 95mTc fraction.
  • 冨増 多喜夫
    1996 年 45 巻 8 号 p. 515-526
    発行日: 1996/08/15
    公開日: 2010/12/13
    ジャーナル フリー
  • 小沢 正基
    1996 年 45 巻 8 号 p. 527-530
    発行日: 1996/08/15
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 栗原 紀夫
    1996 年 45 巻 8 号 p. 531-532
    発行日: 1996/08/15
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 林 浩昭
    1996 年 45 巻 8 号 p. 533-534
    発行日: 1996/08/15
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 遠藤 啓吾, 杉山 純夫, 鈴木 良彦
    1996 年 45 巻 8 号 p. 535-536
    発行日: 1996/08/15
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
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