1967年11, 月より
133Xe-solution (Xeneisol 133) を静注後, シンチカメラで連続的に肺のRI分布パターンを撮像する
133Xe-rebreathing techniqueを30症例について実施した。
高度の呼吸困難や心疾患を伴う巨大肺嚢胞症や気管枝喘息の症例でも, まったく副作用なく安全に
133Xe-rebreathing techniqueを施行できた。
1~4mCiの
133Xe-solutionを静注直後より2分後の間にperfusion phaseを, 3~6分後でventilation phaseを, さらに
133Xeガスを呼気とともに排泄を開始後3分でwash-out phaseを観察できた。
検査に必要とする時間は11分以下で,
133Xe3mCiを使用した場合, 性腺の被曝線量は21~31mrad, 肺の被曝線量は572~593mradを越えることはないと推定された。
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