RADIOISOTOPES
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55 巻 , 2 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 斎藤 正明, 谷崎 良之, 高田 茂
    2006 年 55 巻 2 号 p. 55-60
    発行日: 2006/02/15
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    水中ラドンをプラスチックシンチレータ内部に吸収, 分配させ, ラドンを検出する新方式のラドンモニタを開発し, 実証試験を行った。ラドンのプラスチックシンチレータへの分配現象及び放射線計数の仕組みはトルエンシンチレータによるラドン抽出, 液体シンチレーション計測と同様である。光電子増倍管とプラスチックシンチレータフィルムを遮光容器に収め, ラドン水を導入したところ, ラドン系列のシンチレーションスペクトルが見出された。手作りの50mmφ, 0.1mm厚のプラスチックシンチレータフィルム5枚を積層した一例では, 1000Bqkg-1のラドン水に対して32cps (バックグラウンド値0.4cps) の感度が得られた。ラドン濃度変化に伴う応答時間は約2時間であった。温度依存性は統計的変動の範囲であった。本装置は環境調査向けの連続ラドンモニタとして実用の可能性がある。
  • 辻村 憲雄, 吉田 忠義
    2006 年 55 巻 2 号 p. 61-70
    発行日: 2006/02/15
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    中性子測定器の校正に使用される252Cf標準中性子線源は, ステンレス鋼の二重構造からなるカプセルに252Cfが封じられている。252Cfそのものから放出される中性子のフルエンス分布は等方であるが, 実際には, 線源カプセルのほか, 線源ハンドリング用の金属製ホルダ等との散乱によって, その分布に歪みが生じる。そこで, 核燃料サイクル開発機構東海事業所計測機器校正施設の252Cf中性子校正場について, 線源カプセル (X1カプセル) の構造, 線源ホルダ及び照射装置等の線源周辺構造を模擬したモンテカルロ計算によって, この影響を評価し, 検証実験により確認した。その結果, 中性子測定器の設置方向における非等方性を1.11±2% (k=2) と算出した。また, 散乱による252Cf自発核分裂中性子スペクトルの変化によるフルエンス-周辺線量当量換算係数への影響も評価し, 国際規格ISO8529-3の勧告値との違いについて議論した。
  • 田上 恵子, 内田 滋夫
    2006 年 55 巻 2 号 p. 71-78
    発行日: 2006/02/15
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    日本全国から採取した農耕地土壌82試料 (水田土壌37, 畑土壌45) のウラン (U) 及びトリウム (Th) の定量をICP-MSで行った結果, 水田土壌中のU及びTh濃度の幾何平均値はそれぞれ2.75mg kg-1及び5.56mg kg-1, 畑土壌中ではそれぞれ2.43mg kg-1及び5.17mg kg-1と, これまでの測定値の範囲内の濃度であり, かつ水田土壌と畑土壌間では有意差はなかった。更にU/Th比を計算すると, 水田土壌で0.53, 畑土壌で0.49となり, 日本の地殻 (0.28) , 非農耕地土壌 (0.23) や河川堆積物 (0.20) に比べて有意に高いことがわかった。主に農耕地土壌に施肥されるリン鉱石を原料とするリン酸肥料に含まれるUが全U濃度上昇に影響していると考えられた。そこでその寄与分を施肥が行われていない非農耕地土壌のU/Th比を用いて算出したところ, 現在の日本の水田土壌中のUは平均50% (4~78%) が, 畑土壌では平均48% (4~74%) となり, 日本の農耕地の半分は施肥により人為的に添加されたUであることが推定された。
  • 望月 芳和, 宇野 公一, 小坂 昇, 渡邉 博子, 布袋田 真大, 坂口 和也, 岡崎 幸雄, 福島 有希子, 坪谷 宙, 石井 麻里子, ...
    2006 年 55 巻 2 号 p. 79-87
    発行日: 2006/02/15
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    近年, FDG-PET検査は医用画像診断において, 非常に重要な方法になってきた。西台クリニック画像診断センターでは, 開設当時のFDG-PET検査は1日数件であったが, 現在では, 1日40件ほどの検査を5台の装置で行っている。患者数及びFDG-PET検査数の増加に伴う職業被ばく量増加を抑えるために著者らは以下の点を改善した。すなわちFDG-PET検査後の検査結果説明時間の短縮, 自動注入器の導入, PET診療に携わる職員の増加である。特にFDGの注射筒内放射能の正確な測定が可能な自動注入器を用いることにより, 注射室における職員の被ばく量の顕著な減少が見られた。自動注入器導入前後の職業被ばく量は1検査あたり, それぞれ8.55μSv, 1.3μSvであった。これらの改善策は, 患者数及びFDG-PET検査数増加に伴う職業被ばくの低減に非常に有効であったと考えられる。
  • 山口 喜朗, 井上 和馬, 斎藤 直
    2006 年 55 巻 2 号 p. 89-95
    発行日: 2006/02/15
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    A virtual reality education and training system was developed for radiation workers. The function of the system is designed as a scenario which is programmed with a proprietary script language capable of defining motion of objects created by three-dimensional (3D) modeling software, user interaction, sounds and text strings displayed in the scene. Combining these functions enables the system to provide lectures and to judge the user's action. The system consists of the 3D model of the radiation facilities and three modes of scenarios (guidance, training and end-of-course examination) including the procedure to enter and exit, experiment, measurement, radioactive waste classification and accidents. By combining these modes, the trainee of education and training is possible to learn safety handling and how to act in the case of fire or earthquake.
  • 染川 憲一
    2006 年 55 巻 2 号 p. 97-107
    発行日: 2006/02/15
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 石井 伸昌
    2006 年 55 巻 2 号 p. 109-111
    発行日: 2006/02/15
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 府馬 正一
    2006 年 55 巻 2 号 p. 113-115
    発行日: 2006/02/15
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
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