RADIOISOTOPES
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51 巻 , 4 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 木村 捷二郎, 山沖 留美, 川口 奈美, 大谷 順也
    2002 年 51 巻 4 号 p. 149-156
    発行日: 2002/04/15
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    浄水処理工程での放射性ヨウ素の除去を目的として, 放射性ヨウ素の水酸化鉄 (III) への共沈特性について検討した。
    塩素水で酸化した放射性ヨウ素溶液に凝集剤の硝酸鉄 (III) を添加した。pH9-9.5で水酸化鉄 (III) を生成させ, さらに, pH4-6に再調整すると, ヨウ素の除去効果が認められた。この場合, ヨウ素酸イオンが水酸化鉄 (III) 粒子表面に静電的作用によって吸着され, その吸着特性は共存陰イオン量により変化する。硫酸イオンはヨウ素酸イオンの水酸化鉄 (III) への吸着を阻害した。また, 炭酸イオンは, 水酸化鉄 (III) の等電点をpH8.5より酸性側に移動させ, pH6での吸着効果を低下させた。しかし, 硫酸イオンや炭酸イオンの共存により, 弱酸性での水酸化鉄 (III) の凝集沈降性は向上した。日本の河川水レベルのSO42- (<0.4mg/1) およびCO32- (<30mg/l) が共存する水溶液中での本報による放射性ヨウ素除去率は, pH3-4で95%以上であった。
  • 田辺 寛子, 後藤 典子, 宮原 誠
    2002 年 51 巻 4 号 p. 157-166
    発行日: 2002/04/15
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    照射鶏肉の的確な検知のために, 脂肪の放射線分解によって生成する2―アルキルシクロブタノン (RCB) と炭化水素 (HC) を, 共通した前処理操作で普及度の高いガスクロマトグラフイ (GC/FID) を使い, 同時に分析した。
    2.7kGy照射鶏肉では, C15: 0は1.5μg/g・fat, C1-14: 1は1.9μg/g・fat, C17: 0は0.71μg/g・fat, C1-16: 1は0.60μg/g・fat, C8-17: 1は3.0μg/g・fat, C1, 7-16: 2は4.3μg/g・fat検出した。また同じ試料でDCBは0.53μg/g・fat, TCBは0.17μg/g・fat, DeCBは0.14μg/g・fat, TeCBは1.4μg/g・fat検出できた。0.5kGyの低線量でもHCおよびRCBが検出された。
    また0.5kGyから10kGy照射の範囲で鶏肉から生成された6種のHCおよび4種のRCBの生成量は線量依存性を示した。
    オレイン酸から分解生成するC8-17: 1, C1, 7-16: 2, TeCBの合計モル生成量は脂肪1gあたり, 9.6nmol/kGyであった。またパルミチン酸から生成するC15: 0, C1-14: 1とDCBの合計モル生成量は5.2nmol/kGy/g・fatであった。
    (1) 各食品の脂肪酸の組成量は一定ではなく, 親の脂肪酸の組成の分析は煩雑である。 (2) 検査食品自体からの飽和炭化水素等のブランク値は測定不可能である。 (3) 鶏肉では含有量が少ないステアリン酸からの生成物は, 低線量では測定精度が悪い。 (4) トリグリセリド分子中の脂肪酸は必ずしも同じではなく, 同一の食品から得られる脂肪も多くのトリグリセリドの複雑な混合物であるためCn-2: 1/Cn-1比は一定でない。以上の4点の理由からCn-2: 1やCn-1の比を照射の判定基準に使うことは問題がある。
    本研究結果から基本的に, HCのうちC1, 7-16: 2, C8-17: 1, C1-14: 1の定量と, 高含有量脂肪酸から生成するTeCBおよびDCBを同時に分析することによって, 照射の的確な判定を行うことができることが明らかとなった。
  • 森本 隆夫, 三浦 勉, 伴場 滋
    2002 年 51 巻 4 号 p. 167-173
    発行日: 2002/04/15
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    The simple and effective method for determination of gross alpha activities of Pu and Am in environmental and concrete samples was developed. Pu and Am in the sample solution were simultaneously separated from interference elements with extraction chromatography using an Eichrom TRU. SpecTM resin column. After separation, gross alpha activities of these elements on NdF3 micro precipitation were simultaneously measured by ZnS (Ag) scintillation counter. The chemical recoveries of these elements were quantitative. The interference of natural alpha emitter could not be found from the results. The advantage of the present method is quantitative recoveries of these elements and effective purification from natural alpha emitters (Th and U) . Furthermore, the present method reduces the time and cost for sample separation.
  • 三戸 美生, 青山 敬, 松原 昌平
    2002 年 51 巻 4 号 p. 174-190
    発行日: 2002/04/15
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 久下 裕司, 西嶋 剣一, 玉木 長良
    2002 年 51 巻 4 号 p. 191-194
    発行日: 2002/04/15
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 2002 年 51 巻 4 号 p. 195
    発行日: 2002年
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
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