RADIOISOTOPES
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52 巻 , 3 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 白川 芳幸
    2003 年 52 巻 3 号 p. 111-117
    発行日: 2003/03/15
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    入射するγ線の方向に対して感度を有する3タイプの方向性検出器を開発し, 感度特性を評価した。まず直径5.0cm, 長さ2.8cmのNal (Tl) シンチレータ, 同じ形状のBGOシンチレータと対応した光電子増倍管をこの順序で光学的に結合した検出器 (Aタイプ) を試作した。つぎに, 同様に直径5.0cm, 長さ8.0cm (Bタイプ) , および直径2.8cm, 長さ8.0cm (Cタイプ) のシンチレータを装備した検出器を製作した。γ線の入射方向によって各シンチレータを横切る長さが変わるので, Nal (Tl) シンチレータ, BGOシンチレータ内部でγ線の全吸収が起こる確率が変化する。この変化は光電ピークの計数の変化となって現れる。BGOシンチレータによる光電ピーク計数とNal (Tl) シンチレータによる光電ピーク計数の計数比Rを方向θの関数として求めることによって感度特性を明らかにする。
    試作した方向性検出器を用いて, 感度特性を評価する実験を行った。まず3.7MBqの137Csを検出器の前方100cmのところに置き, 入射したγ線を300秒計数し, スペクトルから計数比Rを求めた。線源を検出器の側方に向かって10度ずつ90度まで動かし, 同様な実, 験を繰り返した。実験結果より, 入射方向θが0度から90度まで変わると, 計数比Rは, Aタイプでは1.608から2.888まで, Bタイプでは0.848から2.602まで, Cタイプでは0.792から8.187まで単調に変化することがわかった。すなわち, これは計数比Rを知ることにより入射方向が決定できるということを意味している。方向変化に対しては細長いシンチレータを有するCタイプが最も感度が高いことが示された。
  • 田辺 寛子, 後藤 典子
    2003 年 52 巻 3 号 p. 118-127
    発行日: 2003/03/15
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    脂肪の放射線分解生成物である炭化水素 (HC) と2-アルキルシクロブタノン (RCB) の連続分析 (GC/FID) 法を用い, 同一の照射ニジマスから生成する9種のHCおよび2種のRCBの生成量を定量し, それらの照射検知への適用の可否を検討した。
    照射ニジマスでは照射により生成するHCは複雑であり, 飽和炭化水素は未照射試料にも多く含まれるので, HC生成量を照射の指標とすることは不適当である。また, 照射の判定に, 放射線誘導Cn-1: 0とCn.2: 1の比を用いることも, 問題がある。
    Cn-2: 1の1, 7-ヘキサデカジエンは未照射試料にも検出されず, 1-11kGyの範囲で線量と直線関係にあった。DCBおよびTCBは同じ親の脂肪酸からのCn-2: 1のHCに比べて約半量生成し, 線量との関係も直線関係にあった。HCおよびRCBの連続分析 (GC/FID) 法を用い, 同一の試料から生成する, 不飽和脂肪酸の放射線分解生成物であるHC (Cn-2: 1) および2種のRCBの生成量を定量することによって, 照射の検知判定が可能であることが明らかになった。さらに, 採取する骨の部位に注意し, より硬い骨のESR法による線量付加法により, 照射線量の推定が可能であることがわかった。
  • 門前 一, 具 然和, 長谷川 武夫, 結城 留実夫
    2003 年 52 巻 3 号 p. 128-135
    発行日: 2003/03/15
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    Although some studies have suggested that certain substances, such as vitamins and glucan, found in natural food products may have protective effect against radiation injuries, no substance is used practically as radioprotectors. Safe radioprotectors without side effects are, however, yet to see. Enterococcus faecalis (Ef) in intestines is known to enhance immunity of the host as a biological response modifier. In this report, we have examined the radiation protection effect of Ef using C3H mice and assessed the effect of Ef on the natural killer cells activity of the splenic cells in the mice. Less body weight losses after irradiation were observed among Ef injection groups, in comparison with control groups. Our data showed a strong tendency to prolong the surviving fraction among the groups with the Ef injection. Hence, the Ef treatment appeared to have protected mucosal damage caused by the X-ray irradiation. The NK cells activities were markedly enhanced after the Ef injection as well. With the evidence mentioned above, we conclude that the Ef may have positive effect on patients who undergo a radiotherapy.
  • 松田 秀晴
    2003 年 52 巻 3 号 p. 136-143
    発行日: 2003/03/15
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 栗原 紀夫, 唐木 英明, 熊谷 宏, 田中 喜之, 中島 榮一, 堀江 正信, 吉田 聡
    2003 年 52 巻 3 号 p. 144
    発行日: 2003/03/15
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 中村 俊夫
    2003 年 52 巻 3 号 p. 145-171
    発行日: 2003/03/15
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
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