RADIOISOTOPES
Online ISSN : 1884-4111
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61 巻 , 11 号
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原著
ノート
技術報告
速報
  • 高橋 友継, 榎本 百利子, 遠藤 麻衣子, 小野山 一郎, 冨松 理, 池田 正則, 李 俊佑, 田野井 慶太朗, 中西 友子, 眞鍋 昇
    2012 年 61 巻 11 号 p. 551-554
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/11/29
    ジャーナル オープンアクセス
    福島第一原子力発電所事故の2か月半後の2011年5月30日から直線距離で約130km南方に位置する東京大学大学院農学生命科学研究科附属牧場で栽培されていた牧草から調製したヘイレージを飼料として同場で飼養中の乳牛に2週間給与した後2週間福島第一原子力発電所事故に起因する放射性核種を含まない輸入飼料を給与し,牛乳中の131I,134Cs及び137Csの放射能濃度の推移を調べた。飼料と牛乳中の131Iは検出下限以下であった。飼料中の放射性核種(134Csと137Cs)は牛乳中に移行したが,ヘイレージ給与を停止すると1週間は3.61Bq/kg/day,1から2週間は0.69Bq/kg/day,平均すると2.05Bq/kg/dayの割合で速やかに減少した。なお試験期間中を通じて牛乳中の134Csと137Csの放射能濃度は国の暫定規制値及び新基準値(放射性セシウム:200及び50Bq/kg)以下であった。
資料
総説
  • 大井川 宏之
    2012 年 61 巻 11 号 p. 571-586
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/11/29
    ジャーナル オープンアクセス
    高レベル放射性廃棄物(HLW)中には潜在的有害度を長期にわたって支配するマイナーアクチノイド(MA)が含まれている。核変換技術は,MAを核反応によって短寿命又は安定な核種に変換する技術である。これにより,HLWの潜在的有害度や処分に要する面積を低減できる。加速器駆動核変換システム(ADS)はMA核変換のための専用ツールとして世界各国で様々な研究開発が行われている。ADSの研究開発の対象は,加速器,核破砕ターゲット,材料,原子炉工学,核燃料といった広範囲な科学技術の分野にわたっており,国際協力を活用してその推進を図るべきである。その中心的な役割を果たす施設の一つとして,J-PARCの核変換実験施設が提案されている。
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