繊維製品消費科学
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28 巻, 3 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 冨狭 泰
    1987 年 28 巻 3 号 p. 96-100
    発行日: 1987/03/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • ―灘神戸生協の活動を中心に―
    碓井 美智子
    1987 年 28 巻 3 号 p. 101-105
    発行日: 1987/03/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 徳田 勝彦
    1987 年 28 巻 3 号 p. 106-110
    発行日: 1987/03/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 中谷 真三代, 鈴木 伸子
    1987 年 28 巻 3 号 p. 111-115
    発行日: 1987/03/25
    公開日: 2010/12/10
    ジャーナル フリー
    半衿が和服着装の個々のイメージにどのような影響をおよぼしているかをみるために因子分析, 分散分析 (交互作用) および数量化分析を行い検討した.
    その結果, つぎのような結論をえた.
    和服着装のイメージは, さわやかさ, 目立ちの因子においては和服の色相より色調の影響が, 動きの因子においては色調より色相の影響が大であった.さらに, 半衿との交互作用は色相より色調において多く認められた.また, 半衿の影響が強く表れていたのは, さわやかさの項目であった.カテゴリー別にみれば, 半衿なしに比して, 半衿ありの方が全体的に負荷が高く, とくに, さわやかさの因子ではその効果が著しかった.以上により, 白い半衿の存在は, 服装美として全体から受ける総合的な評価を高め4) , 着装のイメージアップに大いに関与しているものと考えられた.しかし, 〈肌色がきれい〉のみ半衿なしの方が負荷が高く, しかも, 半衿と色相, 半衿と色調の交互作用が認められたことは, 大変興味深いので, 今後の課題として, 和服の色と半衿の有無が肌色に与える影響について詳細に究明したい.
  • (第6報) ―界面活性剤存在下におけるプロテアーゼ活性の安定性が血液たん白質汚れの洗浄挙動に及ぼす影響―
    所 康子, 皆川 基
    1987 年 28 巻 3 号 p. 116-122
    発行日: 1987/03/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    界面活性剤に対するプロテアーゼ活性の安定性が血液 (全血および血清) 汚染布のたん白質汚れの洗浄挙動に及ぼす影響について検討した.
    その結果, DBSおよびAOSを用いた陰イオン界面活性剤・プロテアーゼ系による血液汚れの洗浄では, 非イオン界面活性剤APE・プロテアーゼ系の場合と異なり, 界面活性剤の種類および濃度, 洗浄温度などによるプロテアーゼ活性の低下に基因する負の洗浄効果を示すが, プロテアーゼ活性10PU/mlを用いたアルカリ性細菌プロテアーゼ系による40℃洗浄では, 洗浄液中の残存酵素量, プロテアーゼの基質特異性および温度特性などにより, プロテアーゼ活性の低下にもかかわらず, 洗浄性は逆に向上する場合も認められる.
  • (第3報) ―着衣習慣とかぜ罹患ならびに寒冷時の皮膚温にみられる特性―
    奥窪 朝子, 酒井 恒美
    1987 年 28 巻 3 号 p. 123-129
    発行日: 1987/03/25
    公開日: 2010/12/10
    ジャーナル フリー
    着衣習慣の健康への影響を, 冬期におけるかぜ罹患の実態から検討し, さらにサーマル・ホメオスターシスの維持機能に注目し, 寒冷時の皮膚温特性から追究した.
    1) 薄着をしている者のかぜ罹患率は, 日本人学童, 日本人事務職員および英国人事務職員のいずれの対象集団においても, 厚着をしている者のそれより低いことが明らかにされた.冬に厚着でも秋に薄着をしていた者のかぜ罹患率は, 秋冬を通じて厚着であった者のそれより低いことがわかった.
    2) 22℃の環境で任意の着衣をし, 全被験者が温熱的に快適な状態にある場合, 習慣的薄着群の平均皮膚温と厚着群のそれに有意差を認めなかった.しかし, 所定の同一着衣で19℃の環境に暴露した場合は, 厚着群の平均皮膚温が快適域を外れて低下したのに反し, 薄着群のそれは快適域内に維持されることがわかった.
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