着衣時に身体の一部を露出し, 開口部を持つワンピースを例として, 姿勢・動作を変化するサーマル・マネキンを用いて着衣の熱抵抗を測定し, つぎの結果を得た.
(1) ワンピースの3種のサイズの熱遮断効果△
R (U+O) を, 4種の姿勢, 下着の有無別, ベルトの有無別に測定し, 部位別プロフィルで示した.
(2) ワンピース着衣の立位について, 各部位におけるゆとり量と局所的熱遮断効果△
R (O1) との関係を, ベルトの有無別に図示し, 衣服デザイン上, 着装上の資料を得た.また衣服内の熱流の煙突効果について検討した.
(3) 下着 (
U) とワンピース (
O1) を重ね着したときの重ね着効率100×△
R (U+O) / {△R (U) +△R (O1) } を定義し, (1) の条件下の効率をプロフィルで示した.プロフィルの値は60~110%の間にばらつき, 面積加重平均値において90%前後であることが見出された.
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