繊維製品消費科学
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21 巻, 11 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • ―ダウンウェアを中心に―
    苗加 完爾
    1980 年 21 巻 11 号 p. 452-456
    発行日: 1980/11/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 野口 昌吾
    1980 年 21 巻 11 号 p. 457-460
    発行日: 1980/11/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 丹羽 雅子
    1980 年 21 巻 11 号 p. 463-468
    発行日: 1980/11/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 三浦 侑司
    1980 年 21 巻 11 号 p. 469-472
    発行日: 1980/11/25
    公開日: 2010/09/30
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  • 戸田 玉子
    1980 年 21 巻 11 号 p. 473-479
    発行日: 1980/11/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    ポリエステル繊維をカセイソーダ水溶液で処理すると, 表面から逐次溶解され, それに伴って諸性質が変化する.
    本実験では, カセイソーダ水溶液を用いて種々の条件で処理したポリエステルフィルムへの分散染料の平衡染着量を測定し, さらにアルカリ処理したフィルムの染色性をフィルムの内部構造の変化との関連において検討した.その結果
    (1) 弱い処理条件では, フィルムは表面からかなり均一に溶解され, 繊維構造にほとんど変化はみられなかった.しかし強い条件ではOH-の攻撃は内部までおよび, 内部構造に変化が認められた.これらの結果はフィルムの密度変化によく対応している.
    また, 加水分解に伴いフィルムの引張強度はフィルムの減量率の上昇につれて低下した.強度低下は減量率の低いところで目立ち, 減量率の上昇に伴って強度の低下は緩慢となった.この事実は, 加水分解が進行するにつれてフィルムが高密度化すること, すなわち結晶化度の向上に関連づけることができる.
    (2) フィルムの減量率上昇に伴い染着量は増大した.この結果はボイド容積の増大と対応すると考えられる.
    (3) アルカリ処理布の色濃度の低下は, 繊維のfine化や繊維表面の凹凸化により, 布表面での乱反射が増大したものと説明することができる.
  • ―調査方法と夏用衣料品のデーターの分析―
    北田 総雄, 太田 光子, 増田 幸子, 池永 彰作, 畑中 千枝
    1980 年 21 巻 11 号 p. 480-486
    発行日: 1980/11/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    55の品質要求項目について, 5種の夏用婦人衣料品の品質要求度を, 西日本に居住する約1600名の女性を対象に消費者調査した.調査データーを分析, 考察した第1報の主な結果はつぎのとおりである.
    (1) 変動係数は品質要求度のばらつきを表わすのに適し, 変動係数が小さいと消費者要求は一致し, 結果の信頼性が高い.
    (2) 品質要求度のヒストグラムは変動係数に関係し, 40%以上になるとピークが2つの特異な形を呈した.
    (3) 品質要求度と変動係数の間には, 高度な負の相関関係が存在し, 品質要求度の大きい品質要求項目は変動係数が小さい.そして消費者要求が大方は一致している項目といえる.
    (4) 平均的な変動係数が30%以上のものは, Tシャツ, サマーセーター及び審美的訴求・特殊な機能・着心地であった.
  • ―夏用衣料品の品質要求度とその考察―
    北田 総雄, 太田 光子, 増田 幸子, 池永 彰作, 畑中 千枝
    1980 年 21 巻 11 号 p. 487-494
    発行日: 1980/11/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    第2報では, 第1報の調査結果を, カテゴリーに分類整理して考察し, また5品目について・それぞれの品質要求項目の品質要求度を検討した.その主な結果は, つぎの通りである.
    1.全体的に衣料品の安全性や実用面での品質・機能に関係するものの品質要求度が大きく, 外観や着心地に関係するものの品質要求度は小さい.
    2.外衣は中衣や内衣よりも品質要求度は大きく, しかも各品質要求項目の間の差は少ない.
    3.本学会で行った予備調査との比較では, 本調査の品質要求度が全般的に大きかった.
    4.調査結果をより簡明にするために, 品質要求度の記号化を試み, 品質要求度を4段階の記号で表現した.
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