三関節にエンコーダを配置したアームを基本とするドレープトレーサを試作し, ドレープ係数の測定を行った.たて糸, よこ糸方向のEI/wが20%以内にある布では
3√EI/w (曲げ長さ) とドレープ面積は直線的な関係となった.また
3EI/wとドレープ係数の変化も同様であった.EI/wが類似な値をもつ場合にはドレープ係数, 平均垂下角, πナンバーは何れもかなり近い値となった.異なるEI/wをもつ布について, 平均垂下角から得られる相似比k
2と, カンチレバー試験から得られる相似比k
1はよい一致をみせた.
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