繊維製品消費科学
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40 巻, 11 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 大坊 郁夫
    1999 年 40 巻 11 号 p. 692-697
    発行日: 1999/11/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • ―『土井子供くらし館』所蔵品から (Part8ワンピース) ―
    鳥居本 幸代
    1999 年 40 巻 11 号 p. 698-702
    発行日: 1999/11/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 森谷 尅久
    1999 年 40 巻 11 号 p. 703-708
    発行日: 1999/11/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 松尾 義輝
    1999 年 40 巻 11 号 p. 709-715
    発行日: 1999/11/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • (第2報) ―情報行動と全生活行動との関係―
    吉岡 朋子, 風間 健
    1999 年 40 巻 11 号 p. 725-730
    発行日: 1999/11/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    筆者らは, 第1報において全項目の生活行動に関する生活時間によって, 女子大学生を9クラスタに分類した.本報では第1報と同じ調査対象者をクラスタ分類し, このクラスタと第1報のクラスタとの関係を求めた.主な結果は次のとおりである.
    1.7項目の情報行動により調査対象者を10クラスタに分類した.
    2.本報のクラスタと第1報のクラスタとの関係が求められた.すなわち全行動中のバイトは情報行動中の会話を減らし, 全行動中のゆとり行動は情報行動中の会話を増やした.
    3.「専念会話」 (他の行為を伴わない) の全会話の比率は12%に過ぎず, それ以外の会話時間は「ながら会話」 (他の行為を伴う) であった.そこで「ながら会話」と全生活行動との関係を求めた.
  • (第6報) ―家庭用ドラム式洗濯機における電力消費量から推定した機械エネルギーと汚れの除去および布のほつれとの関係: 新水流式洗濯機との比較―
    白岩 治己
    1999 年 40 巻 11 号 p. 731-737
    発行日: 1999/11/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    家庭用ドラ式洗濯機について, 起泡性の異なる洗剤を新水流式洗濯機の標準使用濃度 (浴量基準) で用い, 浴量, 浴比, 時間を変えて洗浄を行い, 洗浄のために消費された機械エネルギーを電力消費量より推定し, 機械エネルギーと洗浄率及び布のほつれとの関係等を検討し, 新水流式洗濯機と比較した.
    ドラム式洗濯機は, 布に加えられる機械エネルギーに及ぼす浴量と洗液の起泡性の影響が, パルセーター式洗濯機と異なる.浴量は, 洗浄系に加えられる機械エネルギーに直接関係し, 低浴量では布をドラム上部に持ち上げる距離が大きく, 洗浄系に加えられる機械エネルギーは大きく, 高浴量ではその逆となる.洗液の起泡性は, 洗浄系に加えられた機械エネルギーの洗濯布への伝達効率に関係し, 洗液の泡はドラム上部より落下した際に洗濯布へ付加される機械エネルギーを低減する作用がある.洗浄率とほつれ (対数) の間には, 本実験条件の範囲では, 洗液の起泡性, 浴量, 浴比, 時間によらず一つの直線関係が認められ, 新水流式洗濯機も同じ直線上にあることから, 両洗濯機は, 基本的には洗浄メカニズムが同じと考えられる.
  • 長井 茂明, 須田 紀子, 稲垣 勝彦
    1999 年 40 巻 11 号 p. 738-743
    発行日: 1999/11/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    FRLドレープ試験におけるシートのドレープ形態の相似性についてモデル的に検討した.すなわち, 自重とその力学的抵抗の関係を次のように仮定した.
    Pw=P1+P2+P3
    ここに, Pwはシートの自重, P1は曲げに対する抵抗力, P2は圧縮に対する抵抗力, P3はその他の抵抗力である.
    本報では, 上記3つの抵抗力のうち, P1とP2の2つの抵抗力が同時に働く結合モデルを考案し, そのモデルを使って, ドレープの垂下形態の相似性を検討した.得られた結果は以下のようである.
    1) FRLドレープ試験におけるシートの垂下形態を支配する力学成分は曲げ長さcであることを, 定量的に示した.
    2) 異なるシートで作られた結合モデルのドレープ形態の相似条件が得られた.また, 抵抗力P3の発生原因となる変形に対する変形率を等しくするような境界条件が得られた.
    3) 結合モデルによって, P3の成分を分析できる可能性が示された.
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