繊維製品消費科学
Online ISSN : 1884-6599
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26 巻, 2 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 安田 武
    1985 年 26 巻 2 号 p. 42-47
    発行日: 1985/02/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 石川 章一
    1985 年 26 巻 2 号 p. 48-52
    発行日: 1985/02/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 神山 進
    1985 年 26 巻 2 号 p. 53-61
    発行日: 1985/02/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 清水 裕子, 松浦 千代子, 星野 ハル枝, 清田 美鈴, 藤岡 弥生
    1985 年 26 巻 2 号 p. 71-79
    発行日: 1985/02/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    羊毛手織布の縫目滑脱性に関し, 縫目に加わる力, 手織布の構造および縫製方法の影響を検討した.
    縫目滑脱量は, 縫目に加わる力と, 糸密度, 糸の太さなど布の構造により変化するが, 縫製方法により滑脱を防止できることがわかった.すなわち, 割伏縫い, 折伏縫い, 縫目間隔を適切にとった二度縫いにより滑脱が防止できる.特に割伏縫いは, 滑脱量と視覚評価の両面から, 効果的な縫製方法であるといえる.
  • (第2報) ―繰返し引張りによる縫目の疲労―
    松尾 みどり
    1985 年 26 巻 2 号 p. 80-84
    発行日: 1985/02/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    縫目が疲労していく過程をモデル化し, 縫糸3種類, 縫目形式3種類の縫製条件で, 疲労原因を繰返し引張りとしてこれを実験的に確かめた.疲労度の小さい範囲での結果は次のとおりである.
    1.ある外力が繰返し加えられた場合に, 縫目が疲労していく過程を4タイプに分類したが, 実験的には3タイプに分類された (ただし, 繰返し回数2×104回以下) .それらの疲労過程は近似的に次式で表わせる.
    f (Xi) =a (log Xi) n
    ここで, Xiは繰返し回数, f (Xi) は疲労度, a及びnは縫製条件によって決まる定数である.
    2.疲労過程は繰返し回数の対数に対して, (1) n=1の直線的増大を示すタイプ (NF糸本縫い) , (2) n=2~3の曲線的増大を示すタイプ (C糸の3種の縫目形式) , (3) 2曲線を組み合わせた複合曲線的増大を示すタイプ (PS糸の3種の縫目形式及びNF糸の単環縫い, 二重環縫い) に分類された.また, (1) 及び (2) の疲労度は, (3) に比して大である.
  • (第2報) ―染色布の水濡れによる色彩変動―
    中村 妙子, 吉川 清兵衛, 寺主 一成
    1985 年 26 巻 2 号 p. 85-89
    発行日: 1985/02/25
    公開日: 2010/12/10
    ジャーナル フリー
    前報で, 染色布が湿潤するとどの程度色が濃くなるかを, 色濃度C*値を用いて検討した結果, 次式を導き出すことができた.
    CW*=a (CD*-p) 2+q
    ただし, CD*: 乾燥時の色濃度, CW*: 湿潤時の色濃度, a, p, q, は繊維の種類に関する定数
    また, 湿潤による色の三属性の変化も調べ, 色相はほとんど変化なく, 明度が一律に低下することを明らかにしたが, 彩度の定量的関係は見出せなかった.
    本報では, HC*B*表色系において, 更に検討を進め, 湿潤によって上記の関係の他に, 鮮明度 (B*) がほとんど変化しないことがわかった.そのことより, 乾燥時の測色値より湿潤時の彩度および色濃度を計算により求めることができ, また逆に, 湿潤時の測色値より乾燥時の色を推定することが可能であることを明らかにした.
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