被服構成を平面的な布と立体的な曲面を呈する被服との対応の問題としてとらえ, 数学的な写像として考えることを提唱した.被服構成において, 曲面を形成する手法としてはいせこみによって絞る方法と, ダーツを入れる方法とがあるが, この問題を数学的に解析した.いせこみ, すなわち絞りの方法としては森口らの方法と, Mack and Taylorによる方法とがこの代表であるが, この2つの様式で球冠を包む具体的な手法について述べ, 型紙の作り方, いせこみ量の算出等を推定する方法について, 最も極端な例として足袋について求めた結果を示した.ダーツは円錐面を作ることであり, 代表的なものとして, ふとんの額縁についての例を示した.
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