繊維製品消費科学
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6 巻, 5 号
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  • 宇野 稔
    1965 年 6 巻 5 号 p. 241-246
    発行日: 1965/09/15
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 田中 道一, 豊間 和子
    1965 年 6 巻 5 号 p. 247-252
    発行日: 1965/09/15
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    被服のドレープの1例としてトレーンの形態を考えた.
    このためにトレーノメータを試作し, トレーンの形態を実測し, トレーン係数μw/EIを示す理論式を導いた.またトレーンのたわみpとトレーンの水平部の長さqの比p/qをトレーン形態比と名付けた.各種の試験片とこれに対し摩擦係数を異にする各種の床材料を用いて, トレーン係数とトレーン形態比の関係を線図に画いて被服構成に当ってトレーンの設計に必要な関係を求めた.
  • 菅野 留吉
    1965 年 6 巻 5 号 p. 253-261
    発行日: 1965/09/15
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    (1) ハンドプリーチングにおいて, 種々の湿熱条件で, ポリエステルおよびアクリル織物のプリーツ堅ろう性について実験を行なった.プリーツ保持性はセットの温度と時間の増加により増大する.しかし, 変色の度合はそれらの増加により多くなり, 特に温度の影響が著しい.また, セット前に完全な真空にするほど不十分な真空の場合より, プリーツ保持性がすぐれていることがわかる.
    (2) マシンプリーチングにおいては, 加熱ロールがフエルト巻とはだかロールによるセット性の影響を比較検討した.はだかロールの場合はフエルト巻ロールの場合よりプリーツ保持性がはるかにすぐれている.しかし, 変色はわるくなった.
    (3) プリーツ堅ろう性は生織の仕上温度により, かなり影響をうけるものである.すなわち, 160℃~170℃でヒートセットされたポリエステル織物は, プリーツ堅ろう性がすぐれているが, 180℃~190℃でピートセットされた織物はプリーツ保持性が約3%低下している.
    (4) プリーツ堅ろう性はプリーツの型により, かなりの差があった.すなわち, 同じ条件においても, 細いプリーツは大きい幅のプリーツよりすぐれていることがわかった.
  • 池田 揚子, 林 雅子, 矢部 章彦
    1965 年 6 巻 5 号 p. 262-265
    発行日: 1965/09/15
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    ジクロロイソシアヌル酸カリと次亜塩素酸ソーダの2種の漂白剤が, 数種の木綿用耐塩素性蛍光増白染料で処理した布の蛍光強度に及ぼす影響について, JIS染色物塩素堅ろう度試験法により検討した.また, 漂白・増白を同時に行なう―浴処理による結果も併せ検討した,
    その結果, 蛍光増白後漂白を行なう場合の処理布の蛍光強度の低下は, 染料にもよるが概して増白・漂白一浴処理に比べて少ないことが明らかになった.また―浴処理では染料の種類によって, その染着と分解との競合によりそれぞれ特異な挙動を示し, 中には別処理よりもすぐれた増白効果を示すものも認められたが, 概して増白効果は少ない.
  • 1965 年 6 巻 5 号 p. 289
    発行日: 1965年
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
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