糖尿病
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54 巻 , 9 号
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特別報告
災害時のチーム医療
  • 横野 浩一, 佐藤 譲
    2011 年 54 巻 9 号 p. 713-714
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
  • 森本 茂人
    2011 年 54 巻 9 号 p. 715-718
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
    2011年3月11日大震災に合わせ,特に高齢者慢性期疾患増悪,肺炎,脳卒中など災害亜急性期に増加する疾患に対する高齢者医療につき,医療者向けガイドライン,一般救護者向けマニュアルを日本老年医学会ホームページに公開し,後者については2万部を印刷し,日本老年医学会会員の所属する病院からの救護班,JMAT救護班にて被災地に届けた.高齢者において災害発生後4日~3週間程度の亜急性期に増加する災害関連疾患の発生および死亡を低減するのが目的である.
  • 赤井 裕輝
    2011 年 54 巻 9 号 p. 719-723
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
  • 西村 一弘
    2011 年 54 巻 9 号 p. 724-726
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
    日本栄養士会災害対策本部は,日本プライマリーケア連合学会災害支援チーム(Primary Care All Team:以下PCATと略す)と協働して,平成23年3月11日に発生した「東日本大震災」における,被災地の栄養問題の把握とその解決に対し積極的に取り組んできた.その中で糖尿病患者に関連のある栄養問題を中心に検討すると,避難所の食事提供の不備や支援物資の配送における問題,ライフラインの崩壊が及ぼす食事提供の問題,特に今回は長期化する避難生活の中で発生した偏食による糖尿病をはじめとする慢性疾患(高血圧,脂質異常症など)や褥瘡の悪化,慢性的ストレスによる食欲低下の問題,炊き出しの調整の不備による食事提供の問題などが確認され,一つ一つの問題点に対して支援活動を展開してきた.その結果,大規模災害時には栄養士による介入として,災害直後から長期に渡る糖尿病患者をはじめとする慢性疾患患者への支援活動の必要性が示唆されたので報告する.
  • 蠣崎 淳
    2011 年 54 巻 9 号 p. 727-729
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
    東日本大震災において岩手県内陸(盛岡市)に位置する岩手医科大学病院は,ほとんど被害を受けなかったが,沿岸被災地域への支援と通常診療継続が責務となった.岩手県・岩手医大へ届いた支援薬剤の内,糖尿病治療薬はインスリン注射剤3種,α-グルコシダーゼ阻害薬2種,ビグアナイド薬1種,チアゾリジン誘導体1種,SU薬1種,速効型インスリン分泌薬1種であった.支援チーム内での薬剤師は,服用薬の確定,調剤,服薬指導を行い,服用薬確定にはお薬手帳や写真付のインスリン製剤一覧が有用であった.また,「継続して使用が必要な医薬品一覧」の作成が要望され,ハイリスク薬を中心に作成したが,避難所生活では鎮咳薬・前立腺治療薬など直接生命に関連しないような薬剤も重要であると考えられた.糖尿病患者への対応としては,被災時の環境は通常の環境と大きく違うので,患者それぞれへの個別の対応が必要で,各職種の統一した指導ために医療チーム内の連携が重要であった.
  • 塩川 ゆり
    2011 年 54 巻 9 号 p. 730-731
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
原著
患者心理・行動科学
症例報告
  • 三宅 一彰, 黒田 祥二, 岡本 安生, 藤井 郁三, 岡田 有美, 伊藤 智雄, 森田 須美春
    2011 年 54 巻 9 号 p. 738-742
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
    症例は65歳の男性.平成17年に前医で両側顎下腺腫脹と高血糖を指摘され,2型糖尿病として内服加療が開始された.血糖コントロールは良好となっていたが,特に誘因なく平成21年12月頃より糖尿病の悪化を認めた.この時,腹部CTにおいて左腎門部腫瘤を指摘された.平成22年2月に肝障害と黄疸を認め当院入院.下部総胆管の狭窄と同時に膵腫大,膵管の狭細像,血清IgG4の上昇を認め,IgG4関連疾患における自己免疫性膵炎,硬化性胆管炎と判断した.両側顎下腺腫脹と左腎門部腫瘤もIgG4関連疾患の一連の病変であると考えられた.前医で採取した顎下腺周囲リンパ節組織においてIgG4陽性形質細胞の浸潤を確認した.ステロイドによる治療を開始し,黄疸,胆管狭窄が改善するとともに,顎下腺腫脹,左腎門部腫瘤も縮小した.このように,種々の病変を異時性に認めたIgG4関連疾患の1症例を経験したので報告する.
  • 大西 正芳, 福井 道明, 最上 伸一, 杉田 倫也, 長谷川 剛二, 北川 良裕, 中村 直登
    2011 年 54 巻 9 号 p. 743-745
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
    症例は80歳男性.1999年に2型糖尿病を発症,2009年にパーキンソン病と診断された.パーキンソン病で入院中,血糖不良のためスルホニル尿素薬とシタグリプチン併用投与開始し,16日目より水様性下痢が出現した.対症療法をするが血便が出現したため絶食とし,セレギリン,レボドパ,止痢剤,整腸剤以外の全内服薬を中止した.下部消化管内視鏡にて,非特異性大腸炎と診断した.症状,炎症所見が改善したためシタグリプチンのみ再開したが翌日より発熱,下痢,炎症所見が再燃,薬剤性腸炎を疑いシタグリプチンを中止.中止後速やかに症状は改善し以後再燃なく経過した.
    DPP-4阻害薬による下痢の発症機序の詳細は不明である.本症例は,DPP-4阻害薬投与が出血性大腸炎の発症に影響を与えた可能性があると考えられたので報告する.
地方会記録
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