糖尿病
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43 巻, 4 号
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  • 小野 順子
    2000 年43 巻4 号 p. 265-266
    発行日: 2000/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 金澤 康徳
    2000 年43 巻4 号 p. 267-271
    発行日: 2000/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 杉谷 篤, 有馬 剛, 田中 雅夫
    2000 年43 巻4 号 p. 273-277
    発行日: 2000/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 2000 年43 巻4 号 p. 279-291
    発行日: 2000/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 退院後のアドビアランス追跡調査から
    山本 壽一, 石井 均, 古家 美幸, 岡崎 研太郎, 辻井 悟
    2000 年43 巻4 号 p. 293-299
    発行日: 2000/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    糖尿病教育後の食事療法に対する妨害要因と逸脱・再発の推移, およびHbA1cの経過について検討した. 2週間の教育入院後の128名に対して面接調査を実施した. 食事療法が守れなかった (逸脱), 治療前状態に戻った (再発) と定義し, Marlattの再発モデルを利用して高危険度状況 (HRS) を分析した.1) 危険状況は個人内因子36.0%, 環境因子37.9%, 対人関係因子24.796でHRSは環境因子であった, 2) 冠婚葬祭時は普段より有意に逸脱率が高かった (83.6%vs54.7%).3) 退院2カ月目に逸脱が3カ月目に再発が有意な増加をした, 4) HbA1Cは教育前9.296, 退院後3カ月目に最低値6.496, その後微増した. 退院後2カ月目のHbA1Cが改善する時期にHRSへの対処が出来ず, 翌月に有意な再発の増力口が見られることから, 退院後1, 2カ月目にHRSへの対処法の訓練が必要であると示唆された.
  • euglycemic clamp法を用いた検討
    李 玲, 押田 芳治, 韓 艶清, 福 典之, 北越 香織, 佐藤 祐造
    2000 年43 巻4 号 p. 301-306
    発行日: 2000/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    一酸化窒素 (NO) のin vivoにおけるインスリン作用に果たす役割について検討を加えた.対象は健常 (HC) ラット18匹及びSTZ誘発糖尿病 (DM) ラット18匹であり, さらに, 生理食塩水 (生食), NO合成酵素阻害剤NG-monomethyl-L-arginine (LNMMA, 1mg/kg/min), NOドナーsodium nitroprusside (SNP, 3ng/kg/min) の投与の計6群とし, インスリン注入率3.0mU/kg/minのeugiycemic clamp法を90分間無拘束覚醒下で行い, clamp後半30分間のgiucose disposal rate (GDR, mg/kg/min) とmetabolic clearance rate for glucose (MCR, ml/kg/min) を求め, insulin作用の指標とした.DMラットにおいてLNMMA投与は, GDRを生食投与群に比して有意に低下さぜたが (112±0.8 vs.7.0±0.7mg/kg/min, p<0.05), SNP投与ではGDRを生食投与群に比較し有意に増大させた (21.6±2.0 vs 11, 2±0.8mg/kg/min, p<0.01). また, SNP投与DMラットのMCRはHC生食投与群の87%に達した. 一方, HCラットでは, LNMMAあるいはSNPの投与によるGDRとMCRの変化はみられなかった. 以上の成績は, NOは高血糖により減弱したインスリン作用を改善させる可能性を示唆している.
  • 山下 治久, 永井 幸広, 野原 えりか, 篁 俊成, 小林 健一
    2000 年43 巻4 号 p. 307-311
    発行日: 2000/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    症例は60歳男性. 1998年3月, 体重減少, 口渇感にてS病院を受診, HbA1c 11.5%のコントロール不良な糖尿病と診断され, インスリン治療が開始された, 同年6月にはHbA1c6.6%まで改善したが, 同時期より, 両側手足のしびれ感ならびに右季肋部の自発痛が出現, 精査加療のため8月18日当科入院となった. 症状および入院後の検査にて右季肋部痛は糖尿病性胸部脊髄神経根障害が強く疑われ, 治療としてリポープロスタグランディンE1 (Lipo-PGE1) 投与を行ったところ, 投与14日目には右季肋部痛および手足のしびれ感の改善を認めた. しかし, 投与中止後, 14日目に右季肋部痛が増悪し, 再投与により症状は改善した. 本例では, 急激な血糖コントロール後に手足のしびれ感が出現しており, 治療後神経障害の関与が疑われた. 一方, Lipo-PGElの効果より, 胸部脊髄神経根障害の発症に神経根の虚血性変化の関与が示唆された.
  • 寺島 正浩, 坂本 敬子, 丸山 道彦, 阪本 要一, 小林 正之, 谷口 幹太, 村川 祐一, 田嶼 尚子
    2000 年43 巻4 号 p. 313-317
    発行日: 2000/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    症例は56歳の男性. 46歳で糖尿病を指摘され, 当科外来で力口療中であったが, 常にHbA1cが8~996台と血糖コントロールは不良であった, 1997年7月31日から発熱, 左下腹部痛が出現し, 同年8月5日当科入院. 糞便及び血液培養よりサルモネラ血清群09が検出され, 腹部CTで左総腸骨動脈周囲に膿瘍状異常陰影を, 血管造影と3DCTで同部位に直径6cmの動脈瘤を認めたため, 感染性左総腸骨動脈瘤と診断した, 抗生剤が無効で, 破裂の危険性があり, 8月26日に瘤切除および人工血管置換術 (左右大腿動脈バイパス) を施行し治癒した, 本例は, サルモネラによる感染性動脈瘤を強く疑われたが, 血糖コントロール不良による易感染性と動脈硬化性病変が本症例の病態に強く関与していると考えられた.
  • 石川 貴之, 傍島 裕司, 青木 孝彦, 鈴木 厚, 大場 みどり, 渡辺 幸夫, 鈴木 賢司, 佐々 寛己, 熊田 卓, 中野 哲
    2000 年43 巻4 号 p. 319-324
    発行日: 2000/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    症例は55歳女性. 1992 (平成4) 年3月C型肝炎と診断され, 他院にてインターフェロン (以下IFN) α-2bを投与され, 更に当院消化器科にて1994 (平成6) 年12月より60週の予定でIFNα-2aの投与が開始された. 終了直前1995 (平成7) 年12月より口渇, 四肢のしびれ出現, 1996 (平成8) 年1月, FPG: 507mg/dlと上昇を認め同科入院となった. insulin治療開始をし一時血糖値は改善したが, その後血糖コントロールが悪化し, 1997 (平成9) 年4月内科紹介となった. 尿中Cpeptideは8.4μg/dayと低値であり, 抗GAD (glutamic acid decarboxylase) 抗体価は1821U/mlと上昇を認めIDDMと考えられた. IFN投与中の保存血清にて抗GAD抗体価を測定したところ, IFN投与開始8カ月後から, 抗GAD抗体価の上昇が認められ, その後, 指数関数的に増加していた. 1, 5-anhydroglucitol (1, 5AG), glycoalbumin (GA) の経過から糖尿病の発症はGAD抗体陽性2カ月後頃と推測された.
  • 奈良 朋子, 秋山 有代, 石川 晃子, 元島 洋子, 斎藤 寅武, 竹内 恭子, 矢澤 麻佐子, 保阪 大也, 大村 栄治, 今井 康雄, ...
    2000 年43 巻4 号 p. 327-331
    発行日: 2000/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    外来通院糖尿病 (2型) 患者37名 (HbA1c 7%以上, BMI: 約27%) を食事療法のみで3~8カ月間治療し, HbA1c値が治療前に比べ1%以上低下した例を有効群, 1%未満を非有効群とし両群を比較解析した. また, エゴグラムによる2群判別の予測可能性についても検討をした.その結果, 有効例は男性で10例 (53%), 女性で9例 (50%) であり, この群のHbA1cの低下は, 男女各々2.6±1.8%, 2.1±1.1 (平均±SD) 96であった.対象群全体でのHbA1cの低下は平均1.26%であった. 体重の減少は有効群で, 男女各々2.7±2.1 (平均±SD) kg, 4.7±3.4kgで, 非有効群では, 男女各々1.1±1.1kg, 1.0±2.5kgであった. 体重1kgの減少に対しHbA1cは有効群男性で約0.96%, 女性で約0.4596低下した. HbA1cの低下と体重やBMIの変動との間に有意な相関は認めなかった. エゴグラムでは男性のNPとFCが高い症例や, 男女全体ではFCが高い症例で食事指導に反応しにくい傾向がみられた.
  • 2000 年43 巻4 号 p. 333-345
    発行日: 2000/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
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