日本耳鼻咽喉科学会会報
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72 巻, 6 号
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  • 上丘のインプットについて
    山崎 久生
    1969 年 72 巻 6 号 p. 1115-1129
    発行日: 1969/06/20
    公開日: 2010/10/22
    ジャーナル フリー
    家兎を用いて一側の視神経電気刺激により対側上丘から誘導される誘発電位について層分析をおこなつた. 上丘ユニットの視性眼振時の放電変化を, 上丘ユニットの視神経電気刺激に対する反応潜時と光刺激に対する反応との関連において論じた.
    1) 上丘のStr. z. とSte. gr. s. の背側部では, 視神経電気刺激により誘導される誘発電位は2つの陰性波とそれに続く小さな陽性波よりなつていた. 第1の陰性波のピーク潜時は4.5msecであり, 第2の陰性波のピーク潜時は8msecであつた. もつと深い層では, 第1の陰性波のピーク潜時は2~3msecと短かくなり, 大きな陽性波がそれに続いていた.
    2) 誘発電位の層分析の結果から, 視神経刺激により上丘には3種類の興奮が起こることが明らかになつた. 第1と第3の興奮は主にStr. gr. s. の細胞に起こり, 第2の興奮はもつと深い層にもおこることが考えられた. 表層で誘導される第1の陰性波は第1の興奮に, 表層で誘導される第2の陰性波は第2の興奮に相当した.
    3) 表層で誘導される第1の陰性波の閾値は第2の陰性波の閾値よりも低く, 第1の陰性波は第2の陰性波よりも視神経の高頻度刺激により良く追随した.
    4) 視神経刺激に対する単一神経活動の潜時分布は2つのピークを持つており, 上丘ユニットを2群に分類した. すなわち, 短潜時ユニットと長潜時ユニットに分類した. 短潜時ユニットの反応は第1の興奮に, 長潜時ユニットの反応は第2, 第3の興奮に相当した.
    5) 視性眼振時に放電変化を示すユニットは長短両潜時のユニットからなるが, 視性眼振時に放電変化を示さないユニットは短潜時ユニットと1つの長潜時ユニットよりなつていた.
    6) 視性眼振に放電変化を示したほとんどのユニットはStr. gr. s. から誘導されたが, 少数のユニットはStr. z. とStratum medullare superficialeから誘導された.
    7) 視性眼振時に放電変化を示したほとんどのユニットは光刺激に反応した.
    視性眼振時に放電変化を示すユニットは視神経-上丘経路と視神経-視覚領-上丘経路よりのインパルスをうけており, 視性眼振時に放電変化を示さないユニットは主に視神経-上丘経路のインパルスをうけていると結論づけられた.
  • その組織化学的証明方法の検討と音響による影響について
    藤田 謹司
    1969 年 72 巻 6 号 p. 1130-1155
    発行日: 1969/06/20
    公開日: 2010/10/22
    ジャーナル フリー
    私はモルモット蝸牛のコハク酸脱水素酵素 (SDH) と乳酸脱水素酵素 (LDH) を組織化学的に証明した.
    結果は次の通りである.
    第1章
    1) 新鮮蝸牛を基質を省いた反応後で反応させた時, 基質液で反応させた時と同じ場所にホルマザンの沈澱を認めた.
    2) この非特異反応は蝸牛組織のendogenous activityによるものであり, それ自体物質代謝の表現である.
    3) この非特異反応を除くために, 新鮮蝸牛を冷アセトン固定15分後0℃生理的食塩水で5日間処理してみると, この反応は消失した.
    この方法でSDHとLDHを特異的に証明できる.
    第2章
    1) SDH活性は血管帯, ラセン靱帯下部では強く, 有毛細胞では弱い. これに対しLDH活性は有毛細胞で強く, 血管帯, ラセン靱帯下部で弱い. ラセン靱帯上部では両酵素の活性は同程度であつた.
    2) 有毛細胞の機能は嫌気的エネルギー産生に負うところが大きく特に上方回転でこの傾向は強い.
    3) 酸素欠乏, 音響負荷により有毛細胞のSDH活性は基礎回転程低下する. LDH活性には変化を認めなかつた.
    4) この事実は好気的エネルギー産生機構が障害されても嫌気的エネルギー産生がこれを補うことを示している.
    5) 音響負荷後の動物を無音環境下と自然環境下で飼育すると, SDH活性の回復は無音環境下においたものの方が著明であつた.
  • 病理組織学的研究
    大竹 憲治
    1969 年 72 巻 6 号 p. 1156-1185
    発行日: 1969/06/20
    公開日: 2010/12/22
    ジャーナル フリー
    耳骨連鎖再形成に関する諸問題のうち, 連鎖形成資材および術後の離断防止の問題があり, それらの解決の手懸りを得ようとして動物実験を行なつた. 形成資材として自家耳小骨, 自家骨片, Kielbone, Silicone rubberを選び, また再形成連鎖離断防止には, 組織接着剤としてaron α, E.D.H. adhesiveを選んだ. 結果は次のようである.
    1) 自家耳小骨は1週~1カ月の時点において部分的な変性を見た. しかし著明な吸収は見られずその骨構造を保つていた.
    骨片の場合, 骨細胞は自家耳小骨より, 早期に且つ広範囲に変性消失する. しかし1~3カ月の時点で骨管腔に再生血管を伴つものがあり, この場合には管壁に骨新生を認め, 時日の経過とともに周囲へも進展している. 他方, 再生血管を伴なわないものでは管壁に骨新生なく, 骨片の部がOsteoidようなものでしめられる. Kielboneは吸収像が多数認められ結合織化の傾向にある.
    2) 組織反応はKielboneが最も高度で肉芽増生が著明である. Silicone rubberでは肉芽増生が軽度である. 自家骨の場合は極めて軽度である.
    3) 資材と鐙骨の結合様式は本来の連鎖とは異なるが, 自家骨の場合は, 鐙骨頭及び移植片周囲の粘膜骨膜の肥厚増生により, Kielboneの場合は, その周囲の肉芽織増生により, Silicone rubberの場合はその被膜と鐙骨頭の粘膜骨膜が肥厚増生し, 各々結合する. 安定した結合は被膜形成の遅いSiliconeが時日を要する.
    4) Aron αおよびE.D.H. adhesive共に, その接着性は良好であり, これらを砧鐙関節に使用した場合, 初期には接着剤を介して, 時日の経過と共に接着剤の被膜を介して資材と鐙骨が結合する. そして耳骨に少量付着した場合には, その組織反応も軽度であり, 多量の場合には耳骨の変性およびfibrosis化を認める. また鼓室粘膜, 皮弁に付着したものでは肉芽織増生が高度であつた.
    5) 両接着剤の異物反応は軽度である.
    6) E.D.H. adhesiveの場合には被膜形成, および可撓性においてAron αよりすぐれている.
    7) 従つて, 連鎖形成資材は自家骨が比較的良好で, 接着剤を用いる時はE.D.H. adhesiveを注意して用いるのが良い.
  • 加藤 通郎
    1969 年 72 巻 6 号 p. 1186-1210
    発行日: 1969/06/20
    公開日: 2010/10/22
    ジャーナル フリー
    黄色ブ菌を経鼓膜的に注入して作製した実験的中耳炎家兎を用いて, 耳小骨連鎖再形成を行い組織学的に検索した. 結果は次の通りである.
    1) 移植耳小骨のVitalityは, 自家耳小骨単独が最もよく, Polyethylene tube使用例が次ぎ, 接着剤使用例が最も悪い.
    2) 鐙骨との連結は, 槌骨頭をのせたものおよびPolyethylene tube使用例がよく, 砧骨を再置したものが最も悪かった.
    3) 異物反応は, 自家耳小骨単独使用例では認められず, Polyethylene tube使用例は軽度に見られ, 接着剤使用例が最も強かった.
    4) 炎症性例では非炎症性例に比し差異が見られた. すなわち, 肉芽発生の時期が早く, かつ粘膜病変が強かった.
  • 藤本 俊明
    1969 年 72 巻 6 号 p. 1211-1219
    発行日: 1969/06/20
    公開日: 2010/10/22
    ジャーナル フリー
    犬および家兎副鼻腔にアデノウイルス, インフルエンザウイルスを接種した. 副鼻腔粘膜は, 浮腫状の腫脹, リンパ球浸潤を来したが, 上皮細胞の変性を来すには到らなかった. 上気道のウイルス感染の際には, 同様な変化が鼻腔粘膜においても起こると思われる. このような変化は, 洞自然口の狭窄や閉塞を起こす原因となることが推定された.
    インフルエンザウイルスを, 経鼻腔的に感染させた家兎の上顎洞に, 黄色ブトウ状球菌を接種した. 高率に化膿性炎症を作ることが出来た. 炎症は遷延し, 慢性化の傾向を示した.
    組織学的にH.E, PASおよびVan Gieson染色を施し検索した. 初期の病変は, 浮腫, 偽好酸球の浸潤, 上皮の変性等急性化膿性炎症の像を示した. 8週以後のものでは, リンパ球, 形質細胞を主とした細胞浸潤, 上皮細胞中のPAS陽性物質の増加, 上皮の扁平上皮化, 上皮下組織の線維増殖等がみられた. このような組織像は, 慢性炎症の所見に類似よるものである. 対照群 (インフルエンザウイルス感染のない家兎の上顎洞に黄色ブドウ状球菌を接種した) では, 早期に自然治癒の傾向がみられた.
    以上総括すれば, ウイルス感染の結果, 副鼻腔粘膜は, 細菌の二次的感染を起こしやすい状態になり, 自然治癒能力の減少を来すように思われる. 同時に自然口の狭窄や閉塞, 線毛機能の減退等のために, 洞内に生産された炎症性分泌物の排泄が妨げられる結果となる. このような因子が, 炎症を遷延することは明かである.
    これらの結果より, 著者は上気道ウイルス感染症が, 副鼻腔炎の発症および慢性化に影響をおよぼす可能性を有すると結論した.
  • 曲田 公光
    1969 年 72 巻 6 号 p. 1220-1235
    発行日: 1969/06/20
    公開日: 2010/10/22
    ジャーナル フリー
    頸部廓清術は頭頸部悪性腫瘍の系統的治療において, 確立された治療法として重要なものになって来ている. また, 頸部廓清術を併用することにより悪性腫瘍の治療成績が著明に改善されていることには疑い無い.
    この手術に際して多くの筋肉, 神経, 血管およびリンパ管が犠牲になる. その時, 種々の合併症が発生する可能性がある.
    合併症の1として, 左側頸部廓清においてまず胸管の損傷がある. 胸管を損傷したことに気付かずに創を閉じると, 数日後に乳ビが鎖骨上窩に瀦溜し, 乳ビ腫や乳ビ瘻を形成する. この術後合併症の治療は厄介であるばかりでなく, 時には不幸の転帰をとることもある. そのために頸部廓清術に際しては, 特に胸管が損傷しないように, または損傷しても直ちに乳ビ漏出を止めることに注意せねばならない. このような合併症を避けるには, 手術時に胸管を明視下に置けばよい. 胸管を明視確認するには, 術前約6時間に患者に脂肪食 (バター25g, 牛乳360cc, 鶏卵2個) を与えるとよい. これにより胸管は乳状に白く見える.
    文献上, 頸部胸管についての屍体解剖上の詳細な報告は数多く見られるが, 胸管の臨床所見, すなわち手術野における走行に関する記載は非常に乏しい.
    著者は70例の左側頸部廓清術において, 上述の脂肪食投与により手術時に胸管を確認することができた.
    手術野における胸管の形状は次のように表わすことができる.
  • 渡辺 嘉彦
    1969 年 72 巻 6 号 p. 1236-1241
    発行日: 1969/06/20
    公開日: 2010/10/22
    ジャーナル フリー
    16才の女子にみられた, 舌根甲状腺について述べた.
    咽頭異物感, 構音障害としての含み声, および軽度の呼吸困難と燕下障害を訴えた. 舌根正中部に胡桃大, 半球形の腫瘤を認めた. 表面は平滑で, 拡張した血管を認めたが, 潰瘍はみられなかった.
    放射性ヨードによるシンチグラムでは, 前頸部には集積を認めず, 舌根部に認めた.
    手術は, 全身麻酔下に顎下部に皮切をおき, 腫瘤の部分切除を行なった. 自覚症状は除かれた.
    病理組織学的所見では, 腫瘤は甲状腺組織であって, 一部は乳嘴状増殖を示したが, 悪性像はみられなかった.
    甲状腺組織の位置異常は, 最もしばしば舌根部にみられる. Hickmanは, 1867年舌根部に先天的に腫瘤があり, それが組織学的に甲状腺由来であることをみつけ報告した最初である. 日本では, 若林が1899年に舌根甲状腺の1例を述べ, 以来37例が報告され, この症例を加えて38例となる. 舌根甲状腺は, 比較的まれな疾患である.
    詳細のわかる症例についてみると, 男性より女性に多くみられ, その比率は約6: 1であり, 年齢的には, 15才から45才に多い.
    すべての舌根甲状腺が, 積極的治療の対象とならないことは疑いない. 著明な呼吸困難, 嚥下障害と構音障害, 反復するまたは大出血の場合に手術的療法が必要となる. しかし, 治療の前には, 甲状腺機能検査およびシンチグラムを検査することが必要である. 手術の適応は, 厳密に決められねばならず, ただ漫然と行なってはならない.
  • 佐藤 武男, 中島 礼士, 藤井 興年, 藤見 克彦
    1969 年 72 巻 6 号 p. 1242-1252
    発行日: 1969/06/20
    公開日: 2010/10/22
    ジャーナル フリー
    喉頭全摘を受けた患者は毎年増加している. 発声の器官を取り除かれて, 他人と意志の疎通ができなくなった人々に対して, すぐれた代用音声が必要である. 種々の代用音声の中, 器具を用いない食道発声は最も便利であり有用である.
    本研究の目的は舌, 軟口蓋, 咽頭, 下顎, 仮声門および食道の運動パターンを, レ線映画を用いて解析し, 食道発声中の肺呼吸の流れを同時記録して調査した.
    1. 空気摂取, 45例の食道発声者をくりかえし観察して, 空気摂取の方法を次の五方法に分類した. 吸気相における注入, 呼気相における注入, 呼吸相と無関係な注入, 注入を行わない直接吸引, および吸引後の注入である. それぞれ吸気注入法, 呼気注入法, 注入単独法, 吸引単独法および吸引注入法と名づけた.
    2. 注入運動, 三つの舌運動がみられた. 舌単独のpress運動, 舌下顎press運動, および舌咽頭press運動である.
    3. 仮声門の形態, pharyngo-esophageal junctionの形については個体差がみられた. しかし5型にまとめられた. 単純型, 声門下腔形成型, 喉頭型, 多声門型, および不完全型である.
    4. 食道運動, dynamicな食道運動は各空気摂取法に特長的であった. とくに吸気相注入のものでは, 食道は最も急速な拡張がみられた. 発声では食道収縮のdynamic patternは多様性にとんでいた. 食道下部ではpassiveな平行収縮が強い呼気におけるdiaphragmaの上昇にともなってみられ, 一方食道上部ではactiveなしぼり上げ運動がみられた.
    5. 音声習熟の程度は音声学的な方法で観察された. 最もすぐれたspeakersは次の症例にみられた, 吸気相注入を行ない, glosso-pharyngeal press movementを行い, 仮声門の形についてはsimple formかsimple form with subglottic spaceの例においてみられた.
  • 補体を中心として
    河合 清隆
    1969 年 72 巻 6 号 p. 1253-1268
    発行日: 1969/06/20
    公開日: 2010/10/22
    ジャーナル フリー
    口蓋扁桃に関し, これまでに数多くの研究がなされているが, その機能, および病巣感染における口蓋扁桃の果す役割については不明な点が多い. 急性扁桃炎後に腎炎の発症をみたり, 急性腎炎発症時に全補体値の低下があり, 更に, 扁摘により臨床症状の改善がみられること. および腎炎患者の糸球体に免疫グロブリンや, 補体が附着することも知られている.
    著者は, 近年著るしい進歩をして来た補体を中心として, 血清蛋白, 末梢血, CRP反応等の検査を行ない, ヒトにおける口蓋扁桃の免疫学的立場について検討しようと試みた.
    方法は, 30名の男女について, 扁桃摘除術前, 術直後, 術後1週, 術後4週以降の計4回にわたり, 血清全補体値, 血清蛋白等の測定を行なった.
    得られた結果の大要は次の如くである. すなわち, 血清γ-グロブリンは, 術前と比較して4週以降では減少の傾向があり, 血清C′H50は正常値より術前値が高い群では, 術の前後でほとんど変らず, 正常値群を含めて以下の群では傾向として上昇した. 末梢血, CRP反応の成績は, 直後, および術後1週での炎症の存在をおもわせた.
    扁摘の生体への侵襲は, これまでかなり大きいものと言われて来たが, この影響がなくなったと思われる時期に, 低値群でC′H50が上昇をしていることは興味がある. このようなγ-グロブリン, およびC′H50の動きより考えて扁桃が免疫学的に何らかの役割を演じていることが推論される.
  • 大橋 徹
    1969 年 72 巻 6 号 p. 1269-1287
    発行日: 1969/06/20
    公開日: 2010/10/22
    ジャーナル フリー
    医用電子計算機を応用してヒトの外耳道より非手術的に蝸牛神経活動電位 (AP) を記録した. 音響刺激にはクリックを用いた. 電子計算機の平均加算回数は500回であった. 被検者には平常聴力者6名, 感音系難聴 (sensory-neural defects) と診断されたもの15名, 合計21名を対象にした. これらの被検者よりAPを記録し, クリック強度の函数としてN1潜時およびN1振幅を測定した. 下記の如き結論を得た.
    1. 正常耳に対して
    (a) N1潜時は, 個体差によるバラツキは非常に少なく, 電極位置により影響されることもほとんどなかった.
    (b) N1振幅の入出力曲線は, クリック強度70-80dB (peak eq. SPL) を境にして, 明らかに異なる二つのcomponent, H-curve及びL-curveから成っていた.
    2. 感音系難聴耳に対して
    (a) sensory-neural defectsにおいてはN1振幅減少が著明であった. 振幅減少は特に, 高音域 (4000Hz以上) での聴力損失の程度と密接に関係すると思われた.
    (b) N1潜時は概して延長する症例が多かった.
    (c) APの波形は, くずれた型を呈すものが多く認められた.
    (d) N1振幅の入出力曲線は以下の如く三つの型に分類できた.
    第1型……H-curve正常に近く存在.
    L-curve一部残存.
    第2型……H-curve一部分欠如.
    L-curve消失.
    第3型……H-curve一部残存または消失.
    L-curve消失.
    (e) sensory-neural defectsにおいては, N1の入出力曲線は, 異常なパターンを呈すことが認められた. この事は臨床上, 重要な意義を持つものと考える.
  • 1969 年 72 巻 6 号 p. 1289-1311
    発行日: 1969/06/20
    公開日: 2010/10/22
    ジャーナル フリー
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