日本耳鼻咽喉科学会会報
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107 巻 , 5 号
選択された号の論文の4件中1~4を表示しています
  • 久保 田彰, 古川 まどか, 河野 敏朗, 小松 正規
    2004 年 107 巻 5 号 p. 475-482
    発行日: 2004/05/20
    公開日: 2008/12/15
    ジャーナル フリー
    254-SおよびUFT併用による再発化学療法は,白血球減少に注意すれば,安全に長期にわたって外来で投与可能であり,腫瘍増殖を抑えることでQOLを維持しながら延命効果が期待できる薬剤であることが判明した.
  • 川島 慶之, 芝原 緯佐子, 安部 志乃, 戸叶 尚史, 野口 佳裕, 喜多 村健
    2004 年 107 巻 5 号 p. 483-488
    発行日: 2004/05/20
    公開日: 2008/12/15
    ジャーナル フリー
    1. 賛育会病院にて2002年2月から2003年4月の間に出生した一般病棟の新生児727例,およびNICUの新生児99例の計826例に自動ABR(natus-ALGOR Portable)を用いた聴覚スクリーニングを実施した.両側高度難聴児は1例であった.
    2. ALGO Portableにて検査した際のREFER率,測定時間はALGO 2eでの結果報告と同程度であった.
    3. 携帯性,経済性に関してALGO Portableは有用と考えられた.
    4. NICUで測定した症例のうち難聴リスク因子のある症例とない症例で比較すると,リスク因子のある症例で有意に掃引回数が増加した.
    5. 一般病棟とNICUで比較するとREFER症例およびリスク因子をもつ症例を除外した上でもNICUでは有意に掃引回数が多く,NICUの環境が掃引回数を増加させた可能性が示唆された.
    6. 生後2日目から6日目まで日齢別の掃引回数に有意差は認めなかった.
    7. 自動ABRにて偽陰性を疑わせる症例があり,PASS例でもその後のフォローアップが重要であると考えられた.
  • 佐藤 美奈子, 小川 郁, 井上 泰宏, 増田 正次
    2004 年 107 巻 5 号 p. 489-493
    発行日: 2004/05/20
    公開日: 2008/12/15
    ジャーナル フリー
    1. HHIAを翻訳して,HHIA日本語版を作成した.
    2. 聴力,精神状態が安定している感音難聴症例を対象として,HHIA日本語版の検査を施行し,その有用性を検討した.
    3. HHIA日本語版の標準化においては全問およびスクリーニング版双方ともカッパ値0.8以上の値が得られた.感情面の質問に関するカッパ値も0.8以上であったが,社会面の質問に関しては0.6-0.8の値であった.
    4. 検査のスコアは一側性感音難聴の方が両側性感音難聴より低かった.両側性感音難聴では,罹患後2-10年で高くなりその後は低下していた.
    5. 聴力検査との関係は最高語音明瞭度より,両耳平均の聴力レベル,特に全7周波数の平均聴力レベルとの相関が認められた.
    6. 検査の活用により,難聴患者の心理的評価が可能であり,難聴の臨床において有用であると考えられた.
  • 佐藤 公則, 僑本 鶴美
    2004 年 107 巻 5 号 p. 494-499
    発行日: 2004/05/20
    公開日: 2008/12/15
    ジャーナル フリー
    検査技師が終夜監視を行わずにAuto CPAP装置のデータとPSGの解析値,マスク内圧波形,イベントを参考にしてnCPAP療法の治療圧を決定するtitration法をpreliminaryに検討した.
    1. 本法を用いたtitrationにより,nCPAP療法の治療圧を設定でき,呼吸,睡眠構築とも改善できた.
    2. nCPAP療法の設定圧はAuto CPAP装置の95パーセンタイル圧を川いた方が良いことが示唆された.
    3. Auto CPAP装置によりnCPAP療法のtitrationを行う際には,PSGを同時に行いながら効果を判定する必要があると考えられた.
    4. 設定した治療圧が適切かどうか、患者自身のnCPAP装置を装着してPSGを行い,効果を判定する必要があると考えられた.
    5. マンパワーが不足している施設では,本法はUnattrnded titration の一つの方法といえた.
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