日本消化器内視鏡学会雑誌
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32 巻, 9 号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
  • 雫 稔弘, 山本 俊
    1990 年 32 巻 9 号 p. 2163-2175
    発行日: 1990/09/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    1981年11月より1989年7月までの7年8カ月間に施行した内視鏡的食道静脈瘤硬化療法(以下EIS)のうち初回例(91シリーズ)を対象にEISの手技上の問題点につき検討した. 再発までの期間の検討から,EISの治療効果を持続させるには内視鏡所見の改善目標をF1RC(-)以下とし確実に目標まで治療を行うことが重要であった.そして,1シリーズ中に1回でもすだれ状走行部を越える注入を行い,同時に内視鏡装着バルンを有効に使用し栓塞効果を増人させることが人切であった. 静脈瘤の穿刺は,硬化剤の静脈瘤内注入が容易な部位を選定し,X線透視下に造影剤加硬化剤の注入量を決定することが有用であった. 副作用としては,比較的高頻度にみられた発熱,溶血,白血球数増多,および食道潰瘍につき検討したが重篤なものはなく臨床的には問題にならなかった.
  • 長南 明道, 望月 福治, 池田 卓, 豊原 時秋, 藤田 直孝, 李 茂基, 長野 正裕, 矢野 明, 小林 剛, 安藤 正夫, 木村 克 ...
    1990 年 32 巻 9 号 p. 2177-2187
    発行日: 1990/09/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    過去7年間に当センターで切除された微小胃癌37例44病巣(全早期胃癌の6.8%),小胃癌53例55病巣(同,8.5%)のうち,陥凹型を中心に,その臨床病理学的事項,切除標本所見および内視鏡所見の特徴について検討した.1)微小胃癌,小胃癌の組織型は分化型が圧倒的に多く,肉眼型は陥凹型が多かった.2)臨床発見率は微小胃癌では48.7%,小胃癌では82.6%と隔差を認めた.3)陥凹型微小胃癌,小胃癌の組織学的特徴として,癌巣内潰瘍合併は未分化型に多く,粘膜内では大きくなるに従い,分化型は表層型から全層型,未分化型は中間・深層型から全層型に発育する傾向を認めた.4)陥凹型微小胃癌の切除標本所見の特徴は,分化型では形態は星芒状で棘状の延びだしを認め,陥凹面は細顆粒状,陥凹は深いものと浅いものが相半ばし,周辺隆起は(+)と考えられた.未分化型では形態に特徴はなかったが,陥凹は深く,周辺隆起(-)と考えられた.5)陥凹型微小胃癌の内視鏡所見の特徴は,分化型では形態は星芒状で棘状の延びだしを認め,色調は全体発赤,境界明瞭,周辺隆起(+)と考えられた.一方,未分化型では形態は類円形,色調は褪色内発赤,周辺隆起(-)と考えられた.6)陥凹型微小胃癌は分化型,未分化型別でそれぞれ特徴的な像を呈し,内視鏡所見は切除標本所見をほぼ忠実に現していた.すなわち,注意深い観察により,陥凹型微小胃癌の臨床発見例はさらに増加する可能性が示唆された.
  • 山田 嘉夫, 鈴木 荘太郎, 椎名 泰文, 三輪 剛
    1990 年 32 巻 9 号 p. 2189-2197
    発行日: 1990/09/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    電子内視鏡の画像ファイリングシステムとして,大容量,高画質,小型,経済性などの特徴を有するデジタル式画像ファイリングシステムを画像圧縮技術を用いて開発した.従来のデジタル式画像ファイリングシステムで難点とされた記録枚数の少なさ,処理時間の長さを克服し実用に堪え得るシステムとするため,高速画像演算ボードを使用した.記録媒体には直径130mmの光磁気ディスクを使用した.装置全体はパーソナルコンピューター内に組み込まれているため,極めて小型で経済的である. 画像圧縮アルゴリズムには国際電信電話諮問委員会で標準方式と定められつつある離散コサイン変換を用いた.画像圧縮率は1/20前後でも画質劣化はほとんど検知できない.デジタル記録の利点を生かし20枚同時表示,拡大表示などを付加しており,今後圧縮データによる病院内画像オンライン伝送システムの実現の可能性が示唆された.
  • 土谷 春仁, 原田 康司, 山崎 忠男, 野ツ俣 和夫, 伊藤 慎芳, 桜井 幸弘, 池上 文詔, 多賀須 幸男
    1990 年 32 巻 9 号 p. 2199-2211
    発行日: 1990/09/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    1979年1月から1982年12月の4年間に関東逓信病院でpanendoscopyによる上部消化管内視鏡検査を受け,胃癌を発見されなかったNTT社員及び退職者で,この期間中の初回検査時に40歳から60歳の男子2,724例の追跡調査を行った.1989年4月末までに2,362人(86.7%)の予後が確認され2,250人(82.5%)が生存していた.死亡した112人のうち5名が胃癌で死亡した.生存が確認された者のうち2,053人(91.2%)で内視鏡またはX線検査が行われ,進行胃癌10例,早期胃癌19例が発見された.検査後2年以内に発見された進行胃癌及び1年以内に発見された早期胃癌で粘膜下層に浸潤するか,あるいは直径2cm以上の粘膜内癌であったものを見逃しと定義するとpanendoscopyの偽陰性率は40~50歳の年齢層で0.1%,51~60歳の年齢層で0.3%,全体で0.21%となる.最初の検査で60人の胃癌が発見されているので,panendoscopyによる胃癌の検出感度は92.5%となる.スキルスの診断にまだ問題が残されているが,ルーチン検査として行われているpanendoscopyの胃癌診断に対する信頼性は極めて高いことが確認できた.
  • 米島 学, 卜部 健, 平井 信行, 鵜浦 雅志, 小林 健一, 若林 時夫, 登谷 大修
    1990 年 32 巻 9 号 p. 2212-2222
    発行日: 1990/09/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    stageIII以上の食道静脈瘤を有する109例の肝硬変例(肝細胞癌合併例を含む)に対し,内視鏡的食道静脈瘤硬化療法(以下,硬化療法)を行い,同時期の硬化療法未施行肝硬変症例を比較対照とし,硬化療法の臨床的有用性を検討した.硬化療法の緊急止血成績は硬化療法未施行例と比較して有意に高率であり,特に肝細胞癌合併例で差は著明であった.待期的硬化療法施行例は対照例に比して予後は有意に良好であった.肝癌非合併Child A,B肝硬変例では,予防的硬化療法により予後の改善がみられたが,肝癌非合併Child C肝硬変例では予後の差は有意ではなかったことより,予防的硬化療法の適応に関しては今後も検討すべきと思われた.また,硬化療法施行例の予後の改善には,硬化療法により静脈瘤を完全に消失させ,静脈瘤再発時には静脈瘤出血前に硬化療法を再施行することが,重要であった.
  • ―特に胃・十二指腸出血と胆管炎について―
    栗栖 茂, 松田 昌三, 大藪 久則, 橘 史朗, 八田 健, 喜多 泰文, 隠岐 公二, 斎藤 雅文, 山口 彰則, 大野 恭太
    1990 年 32 巻 9 号 p. 2223-2228
    発行日: 1990/09/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    人口17万淡路島唯一の救命救急センターである兵庫県立淡路病院において過去5年8カ月間に施行された緊急内視鏡検査は876回,緊急治療は387回であった. 胃・十二指腸出血に対する止血は192例,219回.純エタノール局注のみで止血が不十分な場合には高張Na-エピネフリン(HSE)を併用することにより,一時止血率99.5%,永久止血率97%を得た.本法ではHSEの追加局注なしでも再出血率は有意に低かった. 総胆管結石嵌頓に対しては内視鏡的ドレナージを第一選択とし,総症例76例のうち61例に対して合計64回施行した.経鼻ドレナージは,手技的には比較的容易で救命効果も勝れており,第一線病院における緊急治療手段としてきわめて実用的であると考えられた.
  • 吉村 平, 小坂 義種, 奥田 喜朗, 山口 哲郎, 矢野 隆嗣, 鈴木 卓, 伊東 敬之
    1990 年 32 巻 9 号 p. 2229-2237
    発行日: 1990/09/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    十二指腸隆起性病変はpanendoscopyの普及にともない発見頻度は増加しており,生検およびポリペクトミー等の病理組織学的検索によりその診断も可能となってきている.十二指腸隆起性病変は,われわれが行った上部消化管内視鏡検査中84例1.2%に認められ,それらの内生検あるいはポリペクトミーが施行された54病変中36病変が病理組織診断が可能であった.その内訳は,異所性胃粘膜(9病変),ブルンネル腺過形成(8),ブルンネル腺嚢胞(4),胃化生(4),腺癌(2),腺腫(1)等であった.内視鏡的に特徴的所見を示すものは,ブルンネル腺過形成では亜有茎性ポリープで表面比較的平滑なもの,異所性胃粘膜では小ポリープが集簇した平坦隆起のもの,腺癌では表面不整な顆粒状変化で,粘膜下腫瘤では半球状の表面平滑な正常粘膜で被われた病変であった.生検による診断は,腺癌,腺腫蛍ブルンネル腺過形成,異所性胃粘膜などの表層に病変のみられるものは可能であったが,粘膜下病変に対しては難しいようであった.
  • 白崎 信二, 三浦 正博, 南 義彦, 高嶋 吉浩, 山道 昇, 小西 二三男
    1990 年 32 巻 9 号 p. 2239-2245_1
    発行日: 1990/09/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    Gastritis cystica polyposa(GCP)を母地として発生したと思われる残胃吻合部重複早期癌の1例を経験したので報告する. 症例は63歳男性,33年前にBillrothII法の胃切除術を受けている.1989年6月心窩部痛を主訴として近医受診し,胃内視鏡検査にて吻合部大彎側を中心とした,ひだの肥厚,粘膜の発赤およびポリープ状隆起が認められ生検組織診断により,GCPに合併した残胃吻合部癌と診断され,当院にて7月残胃全摘術が施行された.切除標本では胃空腸吻合部に大彎を中心としたひだの肥厚および発赤が認められ,前壁にはIIc様陥凹を伴うイモムシ様隆起が認められた.病理組織検査では全周性にわたるGCPの変化と,その変化に囲まれるようにして重複早期癌が認められ,GCPを発生母地とした癌であると考えられた.本邦におけるGCPに合併した残胃吻合部癌の報告例は17例みられ,平均手術間隔は23年と長く,手術術式ではBillrothII法(88%)が多数をしめ,また男性(82%)に多かった.以上の報告例および関連文献による考察により,GCPあるいはGCP様変化をもたらす環境と発癌との間には,なんらかの因果関係があることが推察された.
  • 前田 光雄, 柏木 亮一, 小倉 学, 村岡 章弘, 織辺 敏也, 鎮西 忠信, 山城 主計, 鈴木 和文, 磯 篤典, 橋本 可成, 金丸 ...
    1990 年 32 巻 9 号 p. 2246-2251
    発行日: 1990/09/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    総胆管結石の検索時に偶然見つかった,胃およびファーター乳頭の重複早期癌の1例を報告する.患者は76歳の女性.心窩部痛,発熱を主訴に来院.腹部超音波にて総胆管結石を疑いERCを施行した.この時,胃幽門前庭部前壁に自然出血を伴った不整形のびらんを認め,またファーター乳頭部は腫大し,開口部を中心に白苔,びらんが認められた.いずれの病変部も生検にて高分化型腺癌を検出した.胃およびファーター乳頭部の重複早期癌と考え,胃亜全摘,膵頭十二指腸切除術を施行した.切除標本では,胃病変は幽門前庭部小彎に位置する3×3.5cmのIIc型,深達度mの管状腺癌であり,乳頭部病変は共通管部に位置する1.0×0.9cm,露出腫瘤型で,膵やOddi筋への浸潤を認めない早期癌と考えられ,組織学的には乳頭状管状腺癌であった.胃と乳頭部の重複癌は稀であり,特に両者共早期癌である例はこれ迄本邦ではわずか数例に過ぎず,ここに報告する.
  • 三富 弘之, 勝又 伴栄, 小林 清典, 山本 佳正, 五十嵐 正広, 西元寺 克礼, 上野 聡一郎, 工藤 康生, 大谷 剛正, 瀬川 謙 ...
    1990 年 32 巻 9 号 p. 2253-2258_1
    発行日: 1990/09/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    高圧酸素療法を施行し,経過中多彩な内視鏡所見を呈した重症虚血性大腸炎の1例を報告した.症例は71歳の女性で,突発する下腹部痛と血便を主訴に来院した.入院翌日の大腸内視鏡検査で,S状結腸に出血,浮腫と全周性および縦走性の粘膜壊死がみられ,虚血性大腸炎重症例と診断,経過不良のため第5病日から第12病日まで高圧酸素療法を施行した.発症3週後の内視鏡検査では,潰瘍底には結節状の肉芽組織の露出と所々に再生粘膜がみられ,周辺にはタコイボ状のビランも認められ,多彩な内視鏡像を呈した.5週後には潰瘍底は結節状の再生粘膜で被覆され,病変部は治癒傾向にあり,高圧酸素療法が本症の急性期の治療として有効と考えられた.
  • 末川 清康, 市来 秀一, 古川 泰典, 徳元 攻, 永井 志郎, 中塩 一昭, 松元 淳, 田中 啓三, 渋江 正, 有馬 暉勝, 美園 ...
    1990 年 32 巻 9 号 p. 2259-2264_1
    発行日: 1990/09/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    十二指腸乳頭部腺腫の1例と,腺腫に癌の併存した2例につき報告する. 症例1は,53歳男性,内視鏡にて乳頭部に表面顆粒状で黄白色の腫瘤を認めた.生検では乳頭部腺腫と診断したが,乳頭部癌も否定できず膵頭十二指腸切除術が施行された.病理組織診断は乳頭状腺腫であった. 症例2は,60歳女性,内視鏡検査にて乳頭部に表面顆粒状の黄白色の腫瘤を認めた.生検にて乳頭部癌と診断し,膵頭十二指腸切除術が施行された.切除標本の病理組織診断は腺腫内癌であった. 症例3は,73歳男性,内視鏡所見にて乳頭部に表面平滑な腺瘤を認めた.生検では良性の腺腫とされたが,腺腫内癌も否定できず,膵頭十二指腸切除術が施行された.切除標本の病理組織診断は腺腫内癌であった.乳頭部腺腫は術前に良悪性を決めることは困難であり,手術にあたっては腺腫と癌の併存を念頭に入れ対処することが必要である.
  • 林 琢也, 三浦 かおる, 金沢 雅弘, 河野 俊彦, 岩田 雅史, 渡辺 圭三, 土居 利光, 宮原 透, 丹羽 寛文, 望月 英隆, 寺 ...
    1990 年 32 巻 9 号 p. 2265-2271
    発行日: 1990/09/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    症例は68歳,女性.右下腹部痛にて来院.注腸検査にて虫垂入口部に一致する陥凹を持つ盲腸底部の腫瘤を認めた.大腸内視鏡所見は柄のないリンゴを思わせる表面平滑な中心陥凹を持つ隆起性病変で,びらんを伴わず,粘膜下腫瘍様であった.生検で癌を得られなかったが,癌を否定できず,切除の結果,原発性虫垂癌で,HO,PO,nO,ssの高分化腺癌であった.しかし,癌の主体は粘膜内にあり,腫瘤の大部分は炎症性変化であった. 原発性虫垂癌の術前診断は困難で,その内視鏡所見についても詳細な報告は稀で,本例のような特異な形態が特徴的なものであるかどうかは判断できないが,粘膜下腫瘍様の隆起性病変がみられ,その頂上付近に虫垂入口部を思わせる陥凹を認めるときには虫垂から発生した腫瘍を考える必要もあると考えられた.
  • 渡邊 浩光, 藤田 直孝, 李 茂基, 小林 剛, 木村 克巳, 望月 福治
    1990 年 32 巻 9 号 p. 2272-2277_1
    発行日: 1990/09/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    膵頭部と総胆管,十二指腸に囲まれた溝,(Grooae)内に発生した慢性膵炎の特殊型であるGroove pan-creatitisの稀な1例を経験したので報告する.症例は51歳男性,5カ月前に慢性膵炎で入院の既往がある患者で,心窩部痛を主訴として再入院となった.入院時検査成績で血清および尿アミラーゼの軽度上昇を認めたため,臨床的に膵炎の再燃と診断して内科的治療を行った.US,CTでは膵頭部領域に境界不整な腫瘤像が認められた.ERCPを試みたが,十二指腸下行脚の狭窄が認められ膵管像は得られなかった.血管造影では明らかな悪性所見は認められず,また5カ月前にほぼ正常の膵管像が得られていることより,慢性膵炎の再燃に随伴した炎症性の十二指腸狭窄と診断し,手術を施行した.病理組織学的には,膵頭部と十二指腸が接する領域を中心として,比較的限局する形で著しい線維化,慢性炎症の像が認められ,groove pancreatitisと診断された.
  • 三竹 正弘, 内藤 靖夫, 塚本 純久, 木本 英三, 越知 敬善, 中川 浩, 山田 貢, 石原 明良, 浅井 俊夫, 岡村 正造
    1990 年 32 巻 9 号 p. 2278-2282
    発行日: 1990/09/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    成人輪状膵に超音波内視鏡(EUS)を施行し,その有用性について報告した.症例は75歳,男性,心窩部不快感があり,上部消化管造影にて十二指腸乳頭直上に狭窄像を認めた.EUSにて十二指腸下行脚の狭窄部にプローブを挿入して走査したところ,十二指腸壁の外側をとりまいて厚さ5~12mmの膵実質と同様な実質エコー像が膵実質より連続して認められた.膵管造影では副膵管よりの分枝が十二指腸を取り巻いて走行しており,輪状膵と診断した.輪状膵の診断にEUSが有用であり,十二指腸を取り巻く膵実質の厚さの評価もできた.
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