日本消化器内視鏡学会雑誌
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25 巻, 8 号
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  • 平田 一郎
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1159-1169
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    十二指腸粘膜における鉄吸収機序を検討するため,ラット十二指腸粘膜およびヒト十二指腸直視下生検材料の実体顕微鏡による観察,また組織所見から吸収鉄,トランスフェリン,フェリチンの局在を検討した.その結果,鉄投与の十二指腸粘膜実体顕微鏡所見は腸絨毛内に存在する吸収鉄の組織所見をよく反映し,十二指腸粘膜の鉄吸収能を知るうえで有用であった.鉄欠乏性貧血では鉄投与前,トランスフェリンが吸収上皮,間質,細血管内に著明に認められたことから,腸上皮は速やかに鉄を吸収しうる状態にあること,また,鉄投与後経時的に鉄およびトランスフェリンの局在を調べた結果,鉄の吸収には二相性があることが推測された.更に,十二指腸粘膜における鉄とトランスフェリンの局在がほぼ一致したなどの成績から,十二指腸粘膜における鉄吸収には,十二指腸粘膜内のトランスフェリンが密接に関与していること,すなわち,吸収鉄が吸収上皮を経て血中へ移送される経路において,トランスフェリンが鉄の担体として,鉄吸収に促進的役割を果していることが示唆された.なお,フェリチンの鉄吸収に占める意義は,その局在部位からみて,比較的少ないものと解釈された.
  • 久村 正也, 川上 義和
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1171-1177
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    胃内視鏡検査に伴う被検者の生体反応の変化を血液生化学的観点から検討した. 胃内視鏡検査前後で,被検者の血清コニチゾル,血漿ACTH,血漿アドレナリン,血漿ノルアドレナリン,血清遊離脂肪酸,血清ガストリン,血清ブドウ糖および血清インスリンを測定し,前後値を比較検討した. 血清コーチゾル,血漿アドレナリンおよび血清遊離脂肪酸は,検査後の増加率が,各々52%,29%,30%で有意に上昇した. 血清コーチゾルの変化を被検者の背景因子別に検討すると,消化性潰瘍群は胃炎群よりも,神経症群は然らざる群よりも検査後の増加率が有意に高かった. これらの事実から,胃内視鏡検査は,被検者に少なからざる心理的,身体的stressを与えること,さらに被検者の背景因子によって微妙な反応の差のあることが示唆された.
  • 竹内 功
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1178-1187
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    胃液の免疫学的およびムコ物質の研究は従来より胃ゾンデ法によって行われて来た.そのため,唾液,十二指腸液の混入,精神的胃液分泌の影響は無視出来なかった.これらの影響をさけるため,著者は局所麻酔,静脈麻酔,抗コリン剤,内視鏡による嚥下経路内腔の充満等の処置を行なった上で,空腹時胃液を吸引,胃壁に附着している泡沫状粘液を大量の水で洗浄し吸引排除した.しかる後に胃壁を37℃ の水120mlで水圧をかけて再び洗い,大彎に貯溜した粘液を採取した.これらの操作と同時に通常内視鏡観察を行ない,その後色素内視鏡生検を行なった.採取した粘液は3等分し,1部は凍結乾燥保存し,他は免疫電気泳動,ムコ物質泳動に供した.第1報では,体位,嚥下抑剤,採取した粘液の泳動前処置について検討した.
  • 竹内 功
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1188-1205
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    前報のごとく,他の消化管の分泌液の影響を受けていない胃粘液を採取し,免疫電気泳動とムコ物質泳動を行ない,正常から胃癌までの各種胃疾患303例について胃粘液Barrierの動態を検討した. 結果:疾患のいかんをとわずpHが上昇すると,免疫グロブリンの出現頻度は上昇した.空腹時胃液pHと免疫グロブリン出現率との相関係数は0.973であった.しかしSCとpHの間に相関関係はなく,広範囲腸上皮化生と癌に高頻度に見られた.広範囲腸上皮化生では,びら庖,表層性胃炎,胃潰瘍併存の存否によってSCが出没した.ムコ物質泳動ではpHと出現率の間には0 .626の相関係数が得られたが,実験的,統計学的に出血性分画と判定し得た分画をのぞき,病的分画について検討するとSCとことなり,pHとの間に高い相関関係(γ=0.897)を認め,特にピアルロン酸が広範囲腸上皮化生に高頻度陽性であった.急性多発びらんでは,粘膜下組織構成成分であるヘパリンの出現を認めた.
  • 児玉 正, 福田 新一郎, 辻 賢二, 内藤 英二, 布施 好信, 依岡 省三, 加藤 隆弘, 瀧野 辰郎, 相川 一郎, 大森 吉弘, 岡 ...
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1206-1210_1
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    腎移植後にみられた上部消化管出血13例につき検討を行なった.出血源は十二指腸潰瘍9例,胃潰瘍1例,不明3例であったが,内視鏡検査を施行できた症例はすべて出血源を明らかに出来た.胃移植後より消化管出血までの期間は最短10日,最長761日で,平均173日であった.ステロイドとの関連では投与:量の多い6カ月以内に多くみられたものの,維持量である少量使用時にも出現しており,出血源である胃および十二指腸潰瘍発生にはステロイド以外の要因も関与している可能性も考えられた.予後の検討では,出血が直接死因となったのは緊急手術を施行した1例で,最近経験した出血例で内視鏡下に何らかの止血処置を施行した症例はいずれも止血可能であった.今後,腎移植後にみられる上部消化管出血に対しては,早期に内視鏡検査を行ない,出血源の確認と止血処置を積極的に行なう必要がある.
  • 松本 誉之, 鎌田 悌輔, 荒川 哲男, 小野 時雄, 小林 絢三, 伊東 了, 襄 光男, 濱中 良郎, 三橋 武弘
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1211-1216_1
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    症例は44歳女性,嚥下困難を主訴として,1981年5月当科受診.内視鏡検査にて,中部食道に,長径約3cmの隆起性病変が認められた.4カ月後には,長径10cmとなり手術が施行された. 組織学的には,肉腫様の組織であったが,特徴的所見に欠けた.またそれに接して,扁平上皮癌(粘膜内癌)が認められた.所属リンパ節への転移はみられなかった. 以上の所見より,本例を1957年Stout & Lattesが提昌したPseudosarcomaに合致するものと考えた.食道のPseudosarcomaの報告は1957年Stout & Lattesの報告以後25例にすぎなかった. 患者は1983年1月(術後15カ月)現在において健在である.
  • 福井 実, 峯本 博正, 杉村 巌, 小西 行夫, 松尾 弘文, 比嘉 敏夫, 池田 久実, 片桐 一, 藤盛 孝博
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1217-1225
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    著明なリンパ組織の増生をみたIIC型早期胃癌にびまん性異所腺の増生および異所腺からなる胃粘膜下嚢腫を合併した1例を経験した.患者は49歳男,心窩部痛を主訴とし,胃癌を疑われて当科に紹介された.胃のX線および内視鏡検査で胃嚢腫とIIc類似進行癌と診断した.胃切除後の病理組織学的検索の結果では,体中部後壁の隆起性病変は異所腺の増生と嚢胞状拡張からなる胃粘膜下嚢腫であった.一方体下部大彎の陥凹性病変は,sm浸潤部に著明なリンパ組織の増生を伴う癌が腫瘤を形成するという特異な浸潤様式をもつIIc型早期胃癌であり,その組織型は管状腺癌で,この部にも異所腺の増生を認めた.gastric carcinoma with lymphoid stromaと考えられるIIc型sm胃癌とびまん性異所腺の増生および異所腺からなる胃粘膜下嚢腫との合併についての報告は,われわれの検索した範囲ではこれまで見当らない.今回の症例はめずらしい例と思い,文献的考察を加え報告した.
  • 佐藤 彰, 浅木 茂, 岩井 修一, 北村 英武, 佐藤 玄徳, 西村 敏明, 渋木 諭, 榛沢 清昭, 大方 俊樹, 後藤 由夫
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1226-1230_1
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    嚥下時の頸部のつかえ感を主訴とした66歳の男性.食道透視にて上部食道に表面平滑な腫瘤陰影を認め,その肛側に軽度の壁不整を認めた.食道内視鏡検査では,主腫瘤は門歯列より23cmから26cmにあり,表面は灰白色,平滑で一部に潰瘍を伴なっていた.その肛側にも黒色の粘膜の変色が散在していた.生検の結果悪性黒色腫と診断された.切除標本では,主腫瘤は1.5×1 .0cmで,その肛側2.0cmにわたり色素沈着を有する粘膜変色が散在していた.病理組織所見では主腫瘤部で,H-E染色にて表皮,真皮の境界部に腫瘍の増殖を認め,いわゆるJunctional changeの像を示した. Foutana銀染にてメラニン顆粒が証明された.肛側の散在性の隆起性病変部には,非連続的にJunctional changeが見られmultifocalな発生を示唆した.構成する腫瘍細胞は大型の異型核を有する胞体の明るい細胞が胞巣状に粗に配列する部分と紡錘形核を有する扁平細胞が束状に配列する部分から成っていた.所属リンパ節に転移はなく,22カ月後健在である.
  • 山口 由美子, 手林 明雄, 吉田 裕司, 池田 成之, 有末 太郎, 田村 浩一, 前田 晃
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1233-1237_1
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    症例は46歳女性である.胃集検で異常を指摘され胃X線及び内視鏡検査の結果,胃角部のIIc型早期胃癌,前庭部には中心陥凹を有する粘膜下腫瘍と診断された.この2つの病変に連続性はなかった.病理学的検索で胃角病変は4.5×4.5cmの管状腺癌(tub2,sm),前庭部粘膜下腫瘍は3.7×3.1×2.3cm,HE染色を含めた従来の染色及びS100染色で神経性腫瘍の特徴を示し,固有筋層へ浸潤性に増殖し,神経肉腫と診断できた.更に肉腫表面粘膜には中心陥凹に連続して0.9×0.5cmのIIc様所見がみられ一部肉腫内に浸潤した管状腺癌(tub1,pm)であった.2個の腺癌には連続性がなく,組織分化度も異なりリンパ管侵襲も認められなかった. 胃に発生母地の異なった悪性腫瘍が共存することは極めて稀であり,神経肉腫と多発癌の共存例はいまだ報告をみない.われわれは極めて稀な症例を経験し報告した.
  • 松本 俊雄, 松本 温子, 関根 迪弌, 高木 国夫, 加藤 洋
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1238-1245_1
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    術前に診断されたIIbの3例を報告し,これと文献にみられる18例の術前診断例の21例,22病変をもとにIIb発見の端緒について検討した.IIbの大部分は内視鏡検査で発見されX線検査による発見例は極めて少い.IIbの内視鏡所見は発赤または褪色が主要な指標で,22病変中発赤は12病変,褪色は7病変,不変3病変であった.発赤は分化型腺癌,褪色は未分化型腺癌に多くみられた.私たちのIIb 4病変は内視鏡直視下観察時に粘膜の色調の異常を認め直ちに生検することにより発見された.直視下に認めた異常な色調の変化の正確な写真上への再現は困難のため直視下観察時の粘膜異常の把握が写真の判読以上にIIb発見の端緒として重要であった.従ってII b発見には,1)内視鏡検査を積極的に行う,2)直視下観察時に粘膜異常の発見につとめ,異常部に対し直ちに生検を行う,更に3)異常部に対して拡大内視鏡や色素内視鏡を用いた2次検査を行う,ことが有用である.
  • 乾 和郎, 中江 良之, 中村 二郎, 加納 潤一, 佐藤 太一郎, 加藤 岳人, 金井 道夫, 二村 雄次
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1246-1253
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    症例は42歳男性で,慢性再発性膵炎による上腹部激痛にて来院し,超音波検査法(US),CT及びERCPにて膵体部に仮性嚢胞を認めた.また腹部単純X線検査及びCTでは石灰化像を認めなかったが,ERCPにて膵頭部主膵管内にfloatingする結石様透亮像を認め,非陽性膵石症と診断した.US,CT及びERCPにて経過観察したところ,仮性嚢胞は約1カ月後に消失した.非陽性膵石に対しては,石灰化と併わせて厳重に経過観察を行なっていたが,1年後再度膵炎発作を起こしたため,膵管内圧の減圧と膵石除去の目的で,Warrenの膵管口切開術ならびにJones & SmithやNardiの膵管口形成術の術式にならない,内視鏡的膵管口切開術を旋行した.通常の内視鏡的乳頭切開術後,膵管口にパピロトームを挿入し,引き切りの形で12°の方向へ切開を行なった.術後X線透視下で,バスケットカテーテルにて膵石を把持し,除去した.合併症もなく,現在経過観察中である.慢性再発性膵炎に伴う非陽性膵石症を経験し,内視鏡的膵管口切開術を施行し,膵石を除去し得たので,若干の文献的考察を加え報告した.
  • 布施 好信, 福田 新一郎, 内藤 英二, 辻 賢二, 依岡 省三, 加藤 隆弘, 児玉 正, 瀧野 辰郎, 長井 新一郎, 藤田 圭吾
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1254-1258_1
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    胃上部粘膜下腫瘍の十二指腸脱出例を経験した.症例は55歳女性で心窩部激痛,嘔吐にて受診.疼痛時及び無症状時のX線,内視鏡所見より,胃体上部大彎に基部を有する粘膜下腫瘍の十二指腸脱出と診断し,手術を施行した.摘出標本では直径5.5cm,重さ約50gの類円形腫瘤で,特に肛側への可動性が大きく,組織学的には平滑筋腫であった. 本邦における胃粘膜下腫瘍の十二指腸脱出例のうち胃上部のものは本例が9例目で,これらの臨床的特徴としては比較的高齢の女性に多く,くり返す心窩部痛,嘔吐を主訴とする,圧痛を伴なう腫瘤を触知する,貧血,便潜血反応陽性所見を認める,特異的なX線および内視鏡像を呈するなどである. 胃上部粘膜下腫瘍が十二指腸に脱出するには腫瘤が比較的大きく,可動性の大きいことが必要であると考えられた.
  • 小野 満, 後藤 昌司, 石川 洋子, 小岡 文志, 鈴木 昇, 佐藤 治
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1259-1267
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    症例1は45歳女性.主訴は血便.十二指腸潰瘍と胆石の手術既往あり,上部消化管X線検査により十二指腸の下膝部近くに蛇行する隆起性病変があり,内視鏡にて青味を帯びた静脈瘤であった.上腸間膜動脈撮影にて門脈の閉塞はなく,右結腸静脈の拡張蛇行を認めた.症例2は35歳女性.主訴は背部痛.既往歴は慢性胆嚢炎と慢性膵炎とがある.上部消化管X線検査で十二指腸の上膝部に陰影欠損があり,内視鏡では柔らかい粘膜下腫瘍の外観を呈する静脈瘤であった.経皮経肝的門脈造影で静脈系の閉塞はないが,右胃静脈から十二指腸脈瘤の形成が確認され,その他に左胃静脈から食道胃静脈瘤と小腸静脈から副門脈の形成を認めた.以上の二症例は非硬変性門脈圧亢進症に伴った十二指腸静脈瘤であった.十二指腸静脈瘤は1931年Albertiが報告して以来約68例を数えるが,本邦では最初である.X線・内視鏡的検討を行い,さらに文献的考察も付け加えた.
  • 山北 宜由, 石塚 達夫, 五島 英一, 小坂 譲二, 井上 洋, 皆森 良明, 安田 圭吾, 三浦 清, 乾 博史, 鬼束 惇義, 後藤 ...
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1268-1273_1
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    胃・十二指腸潰瘍の術後合併症としての,胃,空腸,結腸瘻は,本邦では稀とされている.最近,われわれは,十二指腸潰瘍術後11年を経過して発症した胃,空腸,横行結腸瘻例を経験した.症例は,53歳の男性で,下痢,腹痛,糞臭ある曖気を主訴として来院.著明な痩せと,低蛋白血症,低アルブミン血症を認めた.血漿ガストリンは10pg/ml以下と低値を呈し,空腹時血漿セクレチンは445pg/mlと高値を呈し,テトラガストリン(4μg/kg,B.W.i.m.)投与で胃酸のpeak acidityは,82mEq/lとむしろ低値であった.注腸造影により,横行結腸から続いて直接,残胃,空腸が造影され,上部消化管内視鏡検査で,胃,空腸吻合部に,潰瘍と,吻合部近傍に大腸への瘻孔を認めた.凍結血漿の投与,中心静脈栄養を施行し,栄養状態改善後,手術を施行した.前回の手術は,BillrothII法で,%胃切除がおこなわれており,吻合部と横行結腸が癒着し,その部に示指頭大の瘻孔を認めたため,瘻孔部を切除し,colo-colostomy, jejuno-jejunostomy, gastro-jejunostomyをおこなった.術後,テトラガストリンに対する胃液のpeak acidityは20mEq/lと十分な減酸が認められたが,術後4カ月の内視鏡検査で吻合部空腸側に潰瘍の再発を認め,現在も薬剤による治療をおこなっている.
  • 日本消化器内視鏡学会
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1274-1276
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
  • 日本消化器内視鏡学会
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1276-1288
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
  • 日本消化器内視鏡学会
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1288-1303
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
  • 日本消化器内視鏡学会
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1303-1308
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
  • 日本消化器内視鏡学会
    1983 年 25 巻 8 号 p. 1308-1320
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
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