日本獣医師会雑誌
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32 巻, 5 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • とくにMelarsonyl potassiumについて
    大石 勇
    1979 年 32 巻 5 号 p. 253-259
    発行日: 1979/05/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 元井 葭子, 牛見 忠蔵
    1979 年 32 巻 5 号 p. 259-265
    発行日: 1979/05/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    最近, 育成牛および肥育牛にいわゆるロボット病が発生しているが, その発生状況については不明な点が多い. そこで各県の畜産課をつうじて全国調査を行なった.
    発生が認められた地区は1道36県と広範囲にわたり, 昭和47年1月から52年6月までの期間に本病の発生が認められた農家の延べ戸数は約900戸, 発生牛の総数は約3,000頭で, これは発生農家が当時繋養していた牛の総数に対して約2%であった.
    発生農家の半数は農山村で個人経営をしており, ほとんどの農家が舎飼のみで牛を飼育し, 畜舎内の通風, 採光, 排水状況などは良好なものが多かった.
    発症牛の種類はホルスタイン系が約85%と圧倒的に多かったが, 和牛にも認められた. 性別は去勢雄が76%と多かったが雄や雌にも少数認められた.発症牛のうち約80%が体重200-400kgで発症し, 導入から発症までの経過月数は4-9ヵ月であった. その臨床症状はほとんどの牛が背彎, 開張などの異常姿勢, 四肢の強直, 蹄の変形, 伸長を呈しており, 歩行困難, 起立不能となり著明に削痩した.
    給与飼料内容は育成期は配合飼料とワラが主であり, 肥育期ではこれに加えて圧ぺん麦が主な飼料構成であった.
  • IV. 脂肪壊死症牛の脂肪組織の生化学的所見について
    島田 保昭
    1979 年 32 巻 5 号 p. 265-271
    発行日: 1979/05/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    Lipids occupied about 50-60% of the necrotic adipose tissue, while it did about 90% in the normal one. Moisture occupied more than 30% of the necrotic adipose tissue, while it did less than 15% of the normal one. Crude nitrogen and crude ash of the former were 2-3 times as much as those of the latter. Ca, Mg, P, Na, and K increased, but the saponification value decreased in the necrotic tissue. No acid value exhibited big changes in this tissue.
    More fat of high degree of saturation was accumulated in the necrotic than in the normal adipose tissue.
    TG occupied more than 98% of the lipids in the adipose tissue, regardless of necrotic or normal condition, of cattle which died of adiponecrosis. In the necrotic adipose tissue, Chi increased a little, but FFA or PL showed no remarkable changes.
  • 鈴木 守, 辻岡 孝, 滝沢 隆安
    1979 年 32 巻 5 号 p. 271-276
    発行日: 1979/05/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    昭和43年度全国家畜保健衛生所統一課題調査の一つとして, 豚の胃潰瘍に関する全国調査が実施された. この全国調査は対象豚により3種類に分かれるが, まず大型養豚場における淘汰・死亡豚1, 005頭を対象とした20項目の調査成績の集計と解析を行ない, おもに次のような結果を得た.
    1) 胃病変陽性率は, 出血は11.4%, 角化は31.9%, 糜爛は19.5%, 潰瘍は16.0%, 穿孔は1.4%である.
    2) 発育が良の場合, 糜欄と潰瘍の陽性率が高い.
    3) 血便が認められる場合, 出血と潰瘍の陽性率が高い.
    4) 胃内容に繊維状物質が認められない場合. 角化の陽性率は高いが, 糜爛の陽性率は低い.
    5) 噴門部と幽門部のpHが2.4以下の場合, 出血と糜爛の陽性率が低く. pHが7.5以上の場合, 潰瘍の陽性率が高い.
    上記の結果は, 従来の報告と異なるものが多いが, その理由の一つとして, 調査対象が淘汰・死亡豚であることが考えられた.
  • V. 血清酵素 4. 乳酸脱水素酵素 (LDH)
    友田 勇
    1979 年 32 巻 5 号 p. 281-292
    発行日: 1979/05/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 村田 烝一
    1979 年 32 巻 5 号 p. 292-295
    発行日: 1979/05/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 1979 年 32 巻 5 号 p. 316
    発行日: 1979年
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
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