1994年7月~1995年1月に, と畜場で処理された牛枝肉4, 810検体中9検体からベロ毒素産生性大腸菌 (VTEC) が分離され, 血清型はO26: H11 (1株), O128: H2 (1株), O111: H8 (4株), O157: H7 (3株) であった. 牛枝肉由来12株および牛糞便由来9株のVTEC計21株について,
eaeA遺伝子,
bfp遺伝子, 60MDaプラスミドの検出を試みたところ,
eaeA遺伝子と60MDaプラスミドがO157: H7の8株, O26: H11の4株, O111: H8の4株に検出され, O26: H11の1株からは
eaeA遺伝子, O128: H2の1株からは60MDaプラスミドのみが検出された.
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