日本薬理学雑誌
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75 巻, 7 号
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  • Ethionine肝障害に対するTiopronin,Glutathione およびCysteineの解毒作用
    千葉 剛久, 堀内 正人, 小池 富士子
    1979 年 75 巻 7 号 p. 645-654
    発行日: 1979年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    ethionine(Eth)投与によって上昇するS-GPTはtiopronin(2-mercaptopropionylglycine),glutathione,cysteineなどのチオール化合物投与により抑制されるが,tioproninはglutathione,cysteineよりも強く抑制することが認められた.すなわち,チオール化合物の種類によって抑制作用に差のある結果であった.尿中代謝物を薄属クロマトグラフィーで調べるとEth投与によってEth,ethionine sulfoxideが検出され,Ethとtioproninを投与するとEth,ethionine sulfoxideの他にS-ethyltioproninの存在が認められた.Ethとglutathioneまたはcysteineを投与した尿中にはこれらのS-ethyl誘導体は認められなかった.ガスクロマトグラフィーを用いてEthおよびその代謝物を測定した結果,Eth投与72時間後までの尿中Eht累積排泄量はEth投与群で40.7%,Eth-tiopronin投与群で23.6%,Eth-glutathione投与群で38.2%排泄された.Eth-tiopronin投与群の尿中にはS-ethyltioproninが13.6%排泄された.また,in vitroにおいてもS-adenosylethionineの存在下でtioproninからS-ethyltioproninの生成が認められた.Eth肝障害に対するtioproninの解毒作用はtioproninがEthのethyl基転移反応の受容体となってEthの1部をS-ethyltiopronlnとして排泄し,S-adenosylhomocysteineを再び生体に利用し,この結果,肝臓中のS-adenosylethionineは減少しEth肝障害を抑制するものと考えられる.glutathione,cysteineはethyl基転移反応の受容体とはならず,Ethに対する解毒作用は認められなかった.Eth肝障害に対するglutathione,cysteineの抑制作用については脂質過酸化反応の抑制などによって効果を示すものと思われ,tioproninの場合はさらにこの作用に解毒効果が加わってEth肝障害を強く抑制したものと考えられる.
  • 藤井 祐一, 石井 靖男, 鈴木 俊雄, 村山 智
    1979 年 75 巻 7 号 p. 655-668
    発行日: 1979年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    tolperisoneの薬理作用を主として神経薬理学的方法により検討し以下の結果を得た.1)マウスの回転籠法による自発運動およびAnimex法によるmethamphetamine誘発運動亢進に対するtolperisoneの50%卸制量は約50mg/kg,s.c.であったが,この量ではbarbiturate睡眠増強作用を示さなかった.2)マウスを用いた最大電撃痙攣およびnicotineまたはpentylenetetrazol痙攣に対しては著明な抑制作用を示したが,strychnineおよびpicrotoxin痙攣に対しては抑制作用を示さなかった.3)マウス,ラットを用いた各種筋弛緩試験でtolperisoneは30~100mg/kgの範囲で筋弛緩作用を示した.4)ラットの条件回避行動および片側黒質破壊ラットのmethamphetamine誘発rotational behaviourにも抑制作用を示さなかった.5)ガンマ系の機能亢進に基づくネコの除脳固縮に対し,tolperisoneは5~10mg/kg,i.v.および50~100mg/kg十二脂腸内投与で緩解作用を示した.6)ネコの自発脳波に対しては,5~10mg/kg,i.v.で軽度の徐波化を認めたにすぎないが,中脳網様体,後部視床下部刺激による覚醒反応は用量依存的に抑制した.漸増反応,増強反応に対しては僅かに抑制作用を示した.以上の結果から,tolperisoneは,主に脊髄上位およびガンマ径路が関与している上位中枢に作用して筋弛緩作用を示すと考えられる.
  • ―水抽出エキスの薬理作用―
    鈴木 幸子, 梶山 一代, 田口 恭治, 萩原 幸彦, 今田 喜公
    1979 年 75 巻 7 号 p. 669-682
    発行日: 1979年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    ミヨウガの水エキス(以下ZMと略)について,一般薬理作用を検討した.マウスの急性毒性では,鎮静状態を示すのみで,きわめて低いものであった.中枢神経系におよぼす影響では,マウスの自発運動は明らかに減少を示し,hexobarbital-Naによる睡眠持続時間を著明に延長させた.酢酸stretching法による鎮痛作用を示し,正常体温に対しては,軽度の下降作用を認めた.薬物痙攣および電撃痙攣に対する抗痙攣作用は認められなかった.ネコの急性脳波では,ZM 3mg/kg,i.v.投与により,脳波は傾眠パターンを示した.投与20~30分頃より皮質,皮質下脳波にspindle burst様(12~13Hz)の波が増加した.海馬では投与5~10分頃よりhippocampal arousal waveが出現し,20~30分頃には不規則な徐波(0.5~1Hz)成分に移行した.これらの脳波作用はatropineにより拮抗された.呼吸,循環器系に対し,イヌの血圧は1mg/kg以上の投与量で著明な血圧下降を示し,徐々に回復した.呼吸は呼吸数および振幅の一過性の増大を認めた.この血圧下降作用はatropincおよびdiphenhydramineにより拮抗された.血圧下降作用にはtachyphylaxisが認められた.摘出ガマ心臓に対し,心運動の抑制を示した.末梢血管に対しては,ほとんど影響を認めなかった.モルモット摘出腸管に対し,収縮作用を認め,この作用はatropineで抑制された.炎症反応に対し,serotonin,dextran急性浮腫に対して抑制作用を認めた.以上の実験成績より,ミヨウガの水モキスには,cholinergicな作用および末梢性にhistamine様作用を有することが認められた.
  • 平林 牧三, 祝井 文治, 飯塚 正博, 目崎 岳郎, Mohammed Rabiul ALAM, 田所 作太郎
    1979 年 75 巻 7 号 p. 683-693
    発行日: 1979年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    マウスの自発運動測定をめぐる諸問題,とくに個体差につき,薬物効果検定の観点から,約700匹のddG系成熟雄マウスを使用して考察した.methamphetamine(1~16mg/kg),d-amphetamine(1.25~5mg/kg)およびmorphine(5~20mg/kg)を皮下投与し,その後180~400分間にみられた平面フィールド内における水平運動の変動推移を,反応パターンとして個体別に記録して分析した.上記3薬物は用量が適当であればいずれもマウスの自発運動を明らかに促進した.しかしたとえ動物側および測定器機側の条件を一定にしても,薬物に対するマウスの反応性には極めて大きな個体差が見られ,しばしば最低と最高の差は40~70倍に及んだ.このような個体差と,実験時の季節あるいは動物の体重との間には直接の相関性は認められず,むしろ入手時の動物群や飼育時期に関連した条件の違いが問題であると考えられた.また薬物投与前に高い運動活性を示した個体ほど薬物反応性についても強い傾向が認められた.こうした著明な個体差を考慮しつつ,自発運動量の変化から薬物の標準的効果を推定するためには,統計学上少くとも15匹以上の実験例数を必要とすることが確認された.また必要な観察時間については,薬物の種類によって異なるが,一般に薬物投与後少くとも1時間以上測定することが適当と考えられた.さらに,methamphetamineあるいはd-amphetamine投与時には,それぞれ4および5mg/kgまでは用量依存的に自発運動の促進効果が見られたが,それ以上の量になると逆に用量依存的にこの効果が減弱した.これは水平性運動と競合する首ふりや嗅ぎまわりあるいは旋回行動等の常同行動が混在して出現し,その出現率も用量依存的に高まることに起因していた.つまり薬物の種類と用量によっては,質的に相違する行動が同時に測定され,個体差をさらに強めることがある.
  • 第5報中枢神経系に対する作用
    佐藤 誠
    1979 年 75 巻 7 号 p. 695-706
    発行日: 1979年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    新しい非ステロイド性鎮痛抗炎症薬4-ethoxy-2-medlyl-5-morpholino-3(2H)-pyridazinone(M73101)の中枢神経系におよぼす影響を検討した.M73101はaminopyrineと同程度にマウスおよびラットの自発運動を抑制し,またhexobarbitalによるマウスの睡眠時間を延長したが,カタレプシー惹起作用,抗tremorine作用およびreserpine低体温に対する拮抗作用は認められなかった.M73101およびaminopyrineはマウスにおける最大電撃けいれんおよびpentylenetetrazolけいれんを抑制しなかったが,strychnineけいれんに対しては軽度な抑制作用を示した.またM73101およびaminopyrineの20mg/kg(i.v.)は正常およびC1-C2切断ネコにおいて単シナプス反射のみを軽度抑制した.したがってM73101はaminopyrineと同様,脊髄機能に対して軽度な抑制作用を有しているものと考えられた.ウサギを用いた急性脳波実験において,M73101の20~50mg/kg(i.v.)およびaminopyrineの10~20mg/kg(i.v.)は自発脳波を覚醒波化し,視床正中核低頻度刺激による漸増反応を抑制したが,脳幹網様体および坐骨神経の高頻度刺激による脳波覚醒反応,視床後外側腹側核低頻度刺激による増強反応および海馬刺激による後発射に対しては影響しなかった.またM73101およびaminopyrineによる覚醒波の出現および漸増反応の抑制はerveau isolé preparationにおいては認めることができなかった.以上の成績から,M73101は中枢神経系に対してaminopyrineより若干弱いが,類似した作用態度を示すことがわかった.またM73101による覚醒波の出現には脳幹網様体が重要な役割を演じており,その興奮の結果二次的に漸増反応が抑制されたものと推察された.なお運動機能に対する影響をrotarod法,懸垂法および横隔膜神経筋標本を用いて検討したが,M73101およびaminopyrineはほとんど作用が認められなかった.
  • 原 洋一, 佐藤 悦郎, 宮岸 明, 青野 俊二, 仲谷 坦
    1979 年 75 巻 7 号 p. 707-720
    発行日: 1979年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    新しいβ遮断薬,dl-2-(3'-t-butylamino-2'-hydroxypropylthio)-4-(5'-carbamoyl-2'-thienyl)-thiazole hydrochloride(S-596)のβ遮断作用,抗不整脈作用およびその他の関連薬理作用をpropranololやpractololと比較検討した.摘出心房と気管標本におけるS-596のadrenalineに対する拮抗作用はpropranololに比較して同等ないしはやや強い効力を示し,麻酔開胸犬の心拍数,心収縮力および血圧では,isoproterenolに対する静脈内投与での拮抗作用はpropranololのそれぞれ13,14および10倍の効力を示した.無麻酔犬で経口投与によるS-596のisoproterenol拮抗作用はpropranololの約5倍であったが,作用発現がやや遅く,持続は長かった.マウスでのmethylchloroform不整脈および犬でのmethylchloroform-adrenaline不整脈に対してS-596は低用量で有効であったが,犬におけるouabain不整脈に対してはpropranololと異なり無効であった。reserpine前処置ラットで,S-596の3~3000μg/kg静脈内投与では心拍数に対して全く影響を与えなかったが,propranololでは抑制が,practolol投与では増加が認められた.摘出モルモットおよびラット心房に対し,S-596は抑制作用が弱く,3×10-5~10-4g/ml以上の濃度で認められる程度であった.ラットの摘出心房における心筋駆動最大頻度法でのquinidine様作用でもS-596はpropranololやquinidineより弱く,浸潤麻酔や表面麻酔作用でも50%有効濃度は2%以上であり,lidocaine程度の効力を示すpropranololとは異なっていた.以上の成績から,S-596はpropranololより強力なβ-受容体遮断作用を有し,その遮断作用には組織選択性が認められないが,内因性交感神経刺激様作用を示さず,心筋に対する直接的抑制作用が弱く,さらにquinidine様あるいは局所麻酔作用が少ないなど,propranololともpractololとも薬理学的性質を異にする面を有している興味ある薬物であると結論される.
  • Dialysateの抗体産生におよぼす影響
    柳原 行義, 江田 昭英
    1979 年 75 巻 7 号 p. 721-730
    発行日: 1979年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    BWDの抗体産生におよぼす影響を検討し,以下の成績を収めた.1)BWDは免疫後5日目から5日間の投与によってのみラットの抗そばIgE産生の抑制傾向を示したが,HA値には影響がみられなかった.2)BWDはDNP-BWNDによるラットの抗DNP IgEおよびHA産生のいずれに対しても抑制作用を示さなかった.3)BWDは免疫後の投与によってマウスの抗そばIgE産生を抑制し,これは感作マウスの脾細胞を用いたラットのHACAによりB cell表面上の特異的IgE値の低下と相関を示したが,HA産生に対しては軽度増加の傾向を示した.4)BWDはadoptive抗DNP IgE産生におけるBWND由来のT cellのhelper活性には全く影響を与えなかった.5)BWDはBWND感作マウス脾細胞のBWNDおよび非特異的mitogenによる幼若化を用量依存的に抑制した.しかし,BWDを37°Cで2時間作用させた後,洗浄除去すると,BWNDおよびPWMによる幼若化のみを抑制した.
  • 鈴木 幸子, 田口 恭治, 萩原 幸彦, 梶山 一代
    1979 年 75 巻 7 号 p. 731-746
    発行日: 1979年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    ネコを用いミヨウガ水エキス(ZM)の中枢作用を主として脳波作用により検討した.中脳網様体高頻度刺激による脳波覚醒反応に対して,ほとんど影響を認めなかった.視床内側中心核の低頻度刺激によりposterior sigmoid gyrusで記録した漸増反応はZM3~5mg/kg,i.v.で振幅の減少を認めた.視床後外側腹側核の低頻度刺激によりposterior sigmoid gyrusで記録した増強反応はZM5mg/kg,i.v.で振幅の減少を認めた.光誘発反応はZM1~3mg/kg,i.v.で振幅の減少を認め,ZM5mg/kg,i.v.では増大する傾向を認めた.慢性電極を脳内各部に植込んだ無麻酔ネコを用い行動の観察と同時に脳波を測定した.ZM1~3mg/kg,i.v.では皮質,皮質下ともにspindle burst様の波が著明に出現し,海馬ではhippocampal arousal waveがくずれ脳波は傾眠patternを呈した,この時の外来からの音刺激による脳波覚醒反応はその持続時間の短縮を認めた.動物の行動は鎮静状態を呈し,筋電図は振幅および頻度の減少を認めたが歩行失調など運動系の抑制は認められなかった.ZM5mg/kg,i.v.では皮質,皮質下での低振幅速波化,海馬でのhippocampal arousal waveの出現,また,中脳網様体,視床後外側腹側核,扁桃核にもarousal patternを認め動物の行動は覚醒状態を呈した.その後,皮質,皮質下ともにspindle burst様の波が出現し脳波は傾眠patternに移行した.動物の行動は傾眠―軽眠期の状態であったが音刺激に対する反応の変化は認められなかった.このようなpatternをくり返し回復した.以上の結果より,ZMは中枢抑制作用を有することが示唆された.
  • 高海 直子, 菅原 和信, 尾崎 正若
    1979 年 75 巻 7 号 p. 747-754
    発行日: 1979年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    心選択性を有するβ遮断薬の一種,acebutololのラット血圧と心拍数に及ぼす影響について,京都ウィスター系ラット(WKY),高血圧自然発症ラット(SHR)およびDOGA-食塩高血圧ラット(DOCAラット)を用いて,propranolol,practololとの作用を対照として比較検討した.WKYおよびDOCAラットに三種検体(0.5~20mg/kg)を腹腔内投与すると,ある限られた範囲内では用量依存性に降圧作用が認められるが,高用量ではかえって降圧性が減弱される傾向にあった.心拍数はacebutolol,propranololによって減少したが,内因性交感神経興奮作用を有するpractololでは増加した,propranolo1をSHRに投与した場合,血圧はわずかに上昇後下降し,多少の変動を示したが有意な変化ではなく,practololではわずかな昇圧反応を示した.一方acebutololは0.5~5mg/kgにより降圧作用を示さなかったが,10mg,20mg/kgと増量するに従い降圧作用は強められた.心拍数は三検体とも用量依存性に減少した.三種検体の降圧作用の強弱はWKY,SHRなどそれぞれの系統で異なっていて,降圧効果はWKYでpropranolol>acebutolol≈practololの順,SHRではacebutololにのみ降圧が見られ,DOCAラットでは三検体ともほぼ同程度の作用を示した.以上,WKYではpropranololがacebutololより降圧作用が強力であったが,SHRではpropranolol,practololが降圧作用をほとんど示さなかったのに対して,acebutololに降圧作用が認められたことから,acebutololは実験的高血圧ラットでpropranololより強い降圧性を有するβ遮断薬であることを示唆している.
  • Dialysate-conjugated T cell mitogenのIgE抗体産生におよぼす影響
    柳原 行義, 江田 昭英
    1979 年 75 巻 7 号 p. 755-763
    発行日: 1979年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    BWD-conjugated T cell mitogenであるBWD-PHAおよびBWD-Con AのマウスのIgE産生におよぼす影響を検討した.1)BWD-conjugated T cell mitogenの免疫3日前の静脈内投与は抗そばIgE産生をほとんど抑制しなかった.しかし,これらのconjugateを免疫2週間前にICFAとともに腹腔内に投与すると,BWD-PHAはPHAに比して抗そばIgE産生を強く抑制し,BWD-Con AはCon Aとほぼ同程度に抗そばIgE産生を抑制した.2)BWD-conjugated T cell mitogenとICFAで処置したマウス脾細胞を同系マウスにadoptivetransferすると,抗そばIgE産生は抑制の傾向を示した.これらの脾細胞をnylon woolcolumnを用いて分離したT cell分画は抗そばIgE産生を抑制した.3)BWD-PHAとICFAで処置したマウス脾細胞はBWNDによって幼若化したが,BWD-Con AとICFAで処置した脾細胞ではみられなかった.4)BWD-PHA,またはBWD-Con Aとadjuvantで処置したマウス脾細胞はadoptive抗そばIgE産生におけるB cell sourceとしての性質を示さなかった.しかし,BWD-PHAとalumで処置したマウス脾細胞はadoptive抗DNP IgE産生におけるT cell sourceとしての性質を示した.
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