日本薬理学雑誌
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76 巻 , 7 号
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  • 野中 和子, 上野 昭
    1980 年 76 巻 7 号 p. 549-552
    発行日: 1980年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    Cardiovascular studies on conscious laboratory animals are required for an accurate assessment in drug evaluations. However, attempts to define pharmacological significance of an agent in conscious and unrestrained animals have been limited by the techniques available for recording the cardiovacsular parameters. We designed a system which can be applied to record biological pressure, such as the blocd pressure, using a miniature FM-FM radio-transmitter and a receiver demodulator. The transmitter consists of a differential amplifier capable of an input signal up to 3×106 times, voltage controlled oscillator which triggers a 2-5 volts range and 76-90 MHz transmitting oscillator. The transmitter requires a 5.6 V mercury battery. Earphone output of a commercial FM radio-receiver serves for signals to the demodulator. The demodulator is based on the phase locked loop principle and is equipped with an independent output for instantaneous wave recording and the mean of this recording. Transmitting distance of the system may depend on the receiver, however, in most instances, the distance is over 30 meters, in an open field. Accuracy of the telemetering data is dependent on discharge characteristics of the mercury battery. After discharging 5%, the full capacity of the cell gives a sufficient zero stability and accurate pressure measurements.
  • 小口 江美子, 岡崎 雅子, 保原 怜子, 初鹿野 誠彦, 加藤 仁, 坂本 浩二
    1980 年 76 巻 7 号 p. 553-565
    発行日: 1980年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    thiamine(T)欠乏状態の病態薬理学的研究の一環として,脚気との関連から,主に神経系に作用するといわれるT拮抗物質pyrithiamine(PT:50μg/100g×6days)によるT欠乏とT deficient diet(TDD)飼育によって生じるT欠乏初期のラット座骨神経における形態変化を,主に微細構造の面から検索した.1)光顕的観察では,PT投与群にmyelin ovoidやmyelin foldの増加等のmyelinated axon (MAx)の縮小傾向を認め,一方TDD飼育下でのPT投与群(PTD群)にMAxの著明な腫張がみられた.2)微細構造変化は各群とも類似していたが,障害の程度はPTD群が最も強く,その変性像には,(1)Schwann cellの腫張,またはそのrough-surfaced endoplasmic reticulumの拡大,(2)unmyelinated axon (unMAx)の縮小化や空胞の増加,或いはorganelleの消失,(3)MAxの縮小化に伴なうperiaxonal spaceへのSchwann cellの侵入,(4)unMAxやMAxのmitochondria増加,(5)myelin lamellar structureの異常,(6)fibroblastの増生,増殖等があった.3)全座骨神経T含量は,PTD群で対照の18~30%に低下したが,PT群では55~61%と,形態変化の軽度なTDD群よりもむしろT含量低下は軽度であった.以上の結果から,PTは,比較的初期のT欠乏状態においても座骨神経にかなり著明な形態的変化を及ぼし,しかもT欠乏に付随して起る栄養障害因子を殆ど除外したにもかかわらず,なおも発生するものであった.本実験条件下のPTによる座骨神経障害は,長期TDD飼育によって起るT欠乏状態でみられる従来のdying-back neuropathyとはやや異なり,axonの変性と同時にSchwann cellの変化も認められ,かつPTが血液・脳関門を容易に通過する事から,PT固有の神経への直接的作用によるものではないかと考えられる.
  • 小口 江美子, 岡崎 雅子, 能美 稔, 坂本 浩二
    1980 年 76 巻 7 号 p. 567-580
    発行日: 1980年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    thiamine(T)欠乏のより末期の状態である,痙攣時のラット座骨神経における形態変化を検索した.T deficient diet (TDD)飼育時に,pyrithiamine (PT: 50μg/100g)を11日間連続投与して生じる痙攣発現時の組織変化を,主に微細構造の面から検討し,PTによる座骨神経障害機序を考察した.1)一般症状観察では,TDD飼育下PT投与<PTD11>群において,投薬開始6日目より体重減少,10日目に異常姿勢,11日目に歩行困難や体温低下,12日目には半数例に顕著な痙攣がみられた.しかし普通食飼育のPT11群は,対照群と全く変わらなかった.2)光顕的観察では,PT11群に散在的なmyelinated axon (MAx)の縮小がみられたが,PTD11群では,個体によりMAxが縮小或いは腫張する傾向を示し,特に痙攣発現ラットの場合,座骨神経中央部にmyelin foldの群落がみられた.3)微細構造は,PT11群とPTD11群において,一般症状が明らかに異なるにもかかわらず,障害程度にあまり差がみられなかったが,痙攣発現ラットでは,myelin sheathの異常が著明に認められた.その他の変性像として,(1)Schwann cell(Sc)の腫張,またはそのrough-surfaced endoplasmic reticulum(rER)拡大による空腔発現,(2)unMAxの縮小化や空胞化,organelle変性,(3)MAx内空胞変性,myelin like structureの出現,neurotubleの集積,(4)axon縮小に伴なうperiaxonal spaceへのScやmyelin fragmentの侵入,(5)myelin ovoidやmyelin foldの著明な増加,(6)macrophageの活発化等があった.以上から,PT投与によるT欠乏の座骨神経において,ScはT欠乏時に易損性である事,unMAxの病変はMAxに先行する事,myelin sheathの変性はaxonの変性に次ぐ二次的変化である事が結論づけられた.PTの血液,脳関門通過性やT欠乏末期の痙攣等から考察すると,PTによる座骨神経障害は,中枢原発性であり,PTの神経に及ぼす影響は,より中枢性のものであると推察される.
  • 佐藤 宏, 福田 尚久, 栗木 久, 牧 良孝, 野村 正治, 佐治 美昭, 名川 雄児
    1980 年 76 巻 7 号 p. 581-594
    発行日: 1980年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    カニクイザルの網膜電図(electroretinogram,ERG)を無麻酔下に記録するため,モンキーチェア,頭部固定装置およびコンタクトレンズ型電極を考案した.サルをシールドルーム内で暗順応させた後,光刺激を与えると,刺激直後に生じる陰性の電位変動から成るa波とそれに続く陽性のb波および緩徐に出現する陽性のc波から成るERGが記録され,さらにb波の立上り時に律動様小波が認められた.無麻酔下ではa波およびb波は明確に記録できたが,c波は眼球の動き等によるartifactがしばしば混入した.なお,麻酔下ではc波も明確に記録された.a波およびb波測定の至適条件は暗順応30分後,光刺激強度2joule,記録時定数0.1secであった.この条件下に8頭のサルで記録したERGのa波およびb波のピーク潜時はそれぞれ17.3±0.5,53.5±3.2msecであり,振幅はそれぞれ163.3±44.9,437.0±37.9μVであった.このERGは6週間の長期反復測定で25%以内の変動幅で安定して測定することができた.一方,ERGは麻酔の影響を受け,pentobarbital麻酔下ではb波の振幅増大,ketamine麻酔下では,逆にb波の振幅減少が認められた.a波はいずれの麻酔下でも著変を認めなかった.代表的網膜毒,1,5-di(p-aminophenoxy)pentane(200mg/kg/day,3日間経口投与)により,ERGのa波とb波はともに完全に消失し,視覚野誘発電位も消失した.同時に瞳孔散大,視覚障害様症状が認められ,また病理組織学的には顕著な網膜障害像が確認された.以上の成績より,本方法は無麻酔下にサルのERGを容易に,かつ安定して記録できる方法であり,また薬物のサル視覚毒性を検索するための有用な方法であると考えられる.
  • 中村 秀雄, 元吉 悟, 石井 勝美, 世戸 康弘, 清水 當尚
    1980 年 76 巻 7 号 p. 595-607
    発行日: 1980年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    マウスおよびラットにおいてアレルギー性および非アレルギー性炎症反応に対する外用副腎皮質ステロイド剤,fludroxycortide tape (fludroxycortide 4μg/cm2含有)およびその主薬であるfludroxycortideの抗炎症作用を検討した.fludroxycortide tapeは,1cm2の貼付適用により遅延型アレルギー反応であるマウス耳介皮膚におけるoxazoloneおよびpicryl chloride誘発接触性皮膚炎を有意に抑制(それぞれ41.7%および30.8%の抑制率)し,また即時型アレルギー反応であるIgE様抗体によるラットPCA反応を有意に抑制(62.5%)した.一方,非アレルギー性炎症反応に対しては,4cm2の貼付適用でラットhistamine誘発血管透過性亢進およびcarrageenin誘発皮膚浮腫を有意に抑制(それぞれ29.0%および38.2%)するとともに,2cm2の貼付適用でcroton oil誘発耳介浮腫を有意に抑制(34.8%)した.fludroxycortideは,0.1μg/earの耳介皮膚への塗布で,oxazolone誘発接触性皮膚炎を41.2%抑制し,1μg/ear以上では80%またはそれ以上の抑制を示した.このとき,マウスの胸腺重量は,10μg/earの塗布では影響なく,100μg/earの塗布で有意に抑制された。croton oil誘発耳介浮腫に対して,0.4μg/earの塗布で65.1%の抑制を示し,40μg/earではほぼ完全な抑制を示した.さらに,混合起炎剤(histamine,serotonin,kaolin,carrageenin)誘発ラット後肢足蹠浮腫に対して,0.2mg/pawの局所皮下投与により浮腫の後期相を特異的に抑制し,その抑制の強さはprednisolone 2mg/pawに匹敵した.以上の結果から,fludroxycortide tapeは小動物の皮膚に貼付適用したときにアレルギー性および非アレルギー性の実験的炎症反応を抑制すること,およびfludroxycortideは小動物の皮膚に塗布適用したときに強い局所抗炎症作用を示すとともに,その局所抗炎症作用の発現用量と全身性作用の発現用量との開きが大きいことが結論される.
  • 大西 治夫, 伊藤 千尋, 山口 和夫, 鈴木 和男, 斎藤 晃, 藤村 一
    1980 年 76 巻 7 号 p. 609-619
    発行日: 1980年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    新規のphenothiazine骨格を有する抗炎症剤(10-methyl-7-methoxy-2-phenothiazinyl)-2-propionic acid(Protizinic acid,以下PRT)の抗炎症作用効力を既存の種々の非ステロイド性抗炎症剤と比較検討した.ラットcarrageenin浮腫に対するPRTのED30は経口投与で18.0mg/kgであり,15薬物中indomethacin(以下IM),diclofenac sodium(以下DF)に次いで3番目の効力であった.モルモット紫外線紅斑に対するPRTのED50は経口投与で1.07mg/kgであり,15薬物中効力は最も強力であった.in vivoのタンパク変性に対するIC50は0.89×10-5Mであり,比較薬物中最も低濃度であった.また,in vivoの血小板凝集に対するPRTのIC50は5.55×10-5Mであり,IM,DF,flufenamic acid,aluminium flufenamateおよびmefenamic acid(以下MF)に次いで6番目に低値であった.さらに,抗炎症剤の副作用の一部と考えられる消化管障害作用のED50を求めたところ,ED50がすべて200mg/kg以上である塩基性の抗炎症剤のmepirizole,benzydamine hydrochlorideおよびtiaramide hydrochlorideを除けばPRTはazapropazone,MF,alclofenacおよびmetiazinic acid (MA)に次いで5番目に大きい値を示した.PRTは抗炎症作用の効力に比して,消化管障害作用は緩和であった.また,PRTの抗炎症作用の効力はその類似化合物であるMAに比べて,すべての項目においてより強力であった.
  • 菅野 盛夫, 中谷 晴昭, 服部 裕一, 泉 尭, 西村 泰一, 酒井 兼司, 安孫子 保
    1980 年 76 巻 7 号 p. 621-632
    発行日: 1980年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    β-遮断薬であるatenololの心臓作用について,刺激伝導および心収縮力におよぼす影響を中心にpropranololと比較検討した.あわせてatenololのβ-受容体遮断効果の心臓選択性および心臓のβ-受容体遮断効果と血漿濃度との関係を検討した.1)摘出モルモット右心房および気管標本のisoproterenolによる拍動数増加および平滑筋弛緩作用に対するpA2比から求めたatenololの心臓選択性は42.7であったのに対しpropranololは0.7であった.麻酔モルモットにおいて,isoproterenol(2.5μg/kg i.v.)による心拍数増加を50%抑制するatenololの用量は2.6mg/kg i.v.でpropranololの6.5倍であり,histamine aerosol吸入による無麻酔モルモットの呼吸困難を予防するisoproterenol(20μg/kg s.c.)の効果を完全に抑制するatenololの用量は,13.8mg/kg s.c.でpropranololの17.3倍であった.したがって,propranololに比較してatenololは2.7倍の心臓選択性を示した.2)麻酔犬においてisoproterenol(0.4μg/kg i.v.)による心拍数増加および心収縮力増加を50%抑制するatenololの血漿濃度は約0.12μg/ml,100%抑制濃度は約4μg/mlであった.3)洞房結節破壊後一定頻度(140拍/分)で心房ペーシングしている麻酔犬のHis束心電図上のAH時間はatenololによって用量依存的に延長し,高用量でAVブロックが生じた.0.3mg/kg i.v.以下の低用量では,延長はpropranololのそれより強い傾向を示した.1mg/kg以上の用量ではpropranololがatenololより強い影響を与えた.房室結節機能的不応期は両薬物によって延長したが,その変化は時間の延長と対応していた.atenololが示す心房筋有効および機能的不応期の延長は,用量に依存していて,propranololによる延長と有意の差を認めなかった.心収縮力はatenololによって用量依存的に抑制されたが,心不全状態は30mg/kgで5例中1例発現したのに対し,propranololでは3mg/kgで5例中2例に発現した.刺激頻度を160および180拍/分にあげると,両薬物によるAH時間の延長は増強された.
  • 井田 昶
    1980 年 76 巻 7 号 p. 633-654
    発行日: 1980年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    新しいアドレナリンβ2受容体刺激薬,(αRS)-3-fbrmamido-4-hydroxy-α-[[[(αRS)-p-methoxy-α-methylphenethyl]-amino]methyl]benzyl alcohol fumarate dihydrate(BD40A)の一般薬理作用をhexoprenalineを対照として検討した.その結果,BD40Aは質的にもまた量的にも,ほぼhexoprenalineと同様の薬理学的性質を示した.即ち,中枢神経系に対する作用はほとんど持たず,自律神経系に対する影響も中等量以下の用量ではほとんど認められなかった.呼吸循環器系に対しては顕著な作用を示し,呼吸数および心拍数を増加させ,血圧を低下させ,心電図にもST部下降,T波の平担化などの変化を与えた.これらの変化はpropranololによって回復した.代謝系に対する作用もみられたが,糖代謝に対する作用が,脂質代謝亢進よりも低用量で認められた.さらに気管支以外の平滑筋弛緩作用も示したが,その作用発現量は気管支の場合よりは高く,BD40Aの気管支平滑筋への特異性の高さがうかがわれた.
  • 堀 信顯, 勝田 信夫, 西 広吉
    1980 年 76 巻 7 号 p. 655-665
    発行日: 1980年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    suloctidil(以下MY103と略)のhypoxia保護作用につき低酸素負荷マウスの生存時間延長作用とモルモット前梨状葉薄切切片標本の低酸素負荷実験により確かめた.1)マウスにおける低酸素下の生存時間に対してMY103は3.0~12.5mg/kg i.p.投与によって用量依存性に有意なhypoxia保護作用を示した.2)モルモットの前梨状葉薄切切片標本を用い,外側嗅索の電気刺激時に応答する誘発電位を皮質表層から記録しながら,脳切片保生液中の酸素濃度を正常時の約45%に減ずると,この誘発電位の振幅は可逆的に減少し,安定な実験の再現性が見られた.3)本実験系を用い,低酸素負荷時の誘発電位の減少度を指標としてMY103のhypoxia保護作用を検討した.4)脳切片を10-7~10-6g/mlのMY103を含む正常Ringer液中に15分間プレインキュベーションすると,その後の低酸素負荷による誘発電位の減少は明らかに抑制され,MY103は明らかな脳hypoxia保護作用を示すことが認められた.5)このようなMY103の低酸素負荷時の誘発電位の減少に及ぼす作用ならびにマウスの生存時間の延長の機序については現在の所不明確であるが,脳細胞への酸素の取り込み,あるいはglucose利用率に及ぼすMY103の作用がその要因をなすものと推定される.
  • 飯塚 宏美, 今井 昭一
    1980 年 76 巻 7 号 p. 667-674
    発行日: 1980年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    中枢性抗高血圧薬といわれているguanfacine(BS100-141)の中枢神経系に対する作用をマウスおよびラットを用いて検索し,clonidineのそれと比較した.マウスではguanfacine4ないし16mg/kg,p.o.で刺激に対する感受性の亢進や自発運動の亢進などの症状が軽度に,また眼球突出や立毛などの症状が比較的著明にみられた.これに対してclonidineは1ないし4mg/kg,p.o.でguanfacineとほぼ同じ症状を惹き起したが,16mg/kg,p.o.では前述の症状の他に咬みつき合いや間代性痙攣などの症状がみられた.マウスのhexobarbital睡眠時間に対してguanfacine 4mg/kg,p.o.は軽度の延長を示し,またclonidineの同用量も延長を示した.また,guanfacine 4mg/kg,p.o.は電撃やpentylenetetrazolによるマウスの痙攣発生をclonidineと同様抑制しなかった.しかし,tail pinchや酢酸液の腹腔内投与のような侵害刺激に対するマウスの反応はguanfacineおよびclonidineの1ないし4mg/kg,p.o.で完全に抑制された.一方,ラットではguanfacine 1ないし16mg/kg,p.o.で接触や音刺激に対する感受性の低下やカタレプシーなどの症状と眼球突出や立毛などの症状がみられた.clonidineではguanfacineと同じ症状がより低い用量でみられた.guanfacine 2mg/kg,i.v.はラットの皮質脳波を高振幅徐波化し,また海馬脳波も脱同期化した.これらの作用持続時間は短かった.ラットの自発運動量はguanfacine 4mg/kg,p.o.,clonidine 1mg/kg,p.o.で減少した.guanfacine 2ないし5mg/kg,p.o.はラットの正常体温を低下せしめたが,その効果はclonidineよりも弱く,また持続も短かった.以上の結果,guanfacineはラットでは中枢抑制作用を示すが,マウスでは侵害刺激に対する抑制反応を除けば中枢抑制作用を示さぬこと,guanfacineの中枢作用はclonidineのそれと類似しているが,作用は総じて弱いことがわかった.
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