日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
101 巻 , 9 号
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総説—第45回大会から—
今月のテーマ : 小腸疾患の新しい内視鏡的診断法
  • 中村 哲也, 白川 勝朗, 中野 道子, 菅家 一成, 平石 秀幸, 寺野 彰
    原稿種別: その他
    専門分野: その他
    2004 年 101 巻 9 号 p. 970-975
    発行日: 2004年
    公開日: 2005/05/13
    ジャーナル フリー
    カプセル内視鏡とは, 内服薬のように口から飲み込まれたあと, 消化管を通過しながらその内部を撮影することができるカプセル型の小型内視鏡である. 鎮痙剤や鎮静剤を必要とせず, 腸液が貯留したままの消化管内腔を, 蠕動運動にともなって進むため, 生理的な状態での内視鏡検査が行える. 第1の適応は原因不明消化管出血である. 血管性病変やクローン病のほか小腸腫瘍などが診断されている. カプセル内視鏡により, 小腸という今まで内視鏡が届かなかった部位の検査が簡単に行え, 症例の蓄積とともに小腸病変の診断・治療が劇的に変化してきている. 日本においても, 1日でも早いカプセル内視鏡の認可が望まれる.
  • 山本 博徳, 喜多 宏人, 砂田 圭二郎, 矢野 智則, 林 芳和, 佐藤 博之, 岩本 美智子, 菅野 健太郎
    原稿種別: その他
    専門分野: その他
    2004 年 101 巻 9 号 p. 976-982
    発行日: 2004年
    公開日: 2005/05/13
    ジャーナル フリー
    2003年11月から市販され始めたFTSダブルバルーン電子内視鏡システムは小腸への内視鏡挿入を可能とするために考え出されたダブルバルーン法に基づく新たな内視鏡システムである. この内視鏡システムの特徴は全小腸の内視鏡観察をも実現した挿入性のみならず, 深部小腸においても発揮される優れた操作性にあるといえる. 内視鏡コントロールの基点はオーバーチューブのバルーンでの把持部であり, 消化管の任意の部位に置くことが出来る. ダブルバルーン内視鏡の登場によりこれまで内視鏡到達が困難であった小腸にも内視鏡的精査, 治療を行うことが可能となった. 本稿ではわれわれの試作機時代からの使用経験をもとにその有用性について紹介した.
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速報
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