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戸田 剛太郎
1993 年 90 巻 9 号 p.
2059-2066
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
フリー
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内視鏡的硬化療法を対照治療法とした controlled study
金沢 秀典, 渡 淳, 多田 教彦, 松坂 聡, 中塚 雄久, 斎藤 整, 吉沢 雅史, 黒田 肇, 小林 正文, 野村 武夫
1993 年 90 巻 9 号 p.
2067-2075
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
フリー
propranolol の食道静脈瘤初回出血予防効果を検討するために, 内視鏡的硬化療法を対照治療法とした controlled study を行った. F
2以上, RCサイン陽性, Beppu のスコアが1.14未満の食道静脈瘤を有し, 出血歴のない肝硬変65例を対象とし, 心拍数25%低下を来す propranolol の経口投与 (
n=33) または内視鏡的硬化療法 (
n=32) により治療した. 平均31カ月の追跡期間中に propranolol 群の5例, 硬化療法群の4例に出血がみられた. 両群の累積非出血率, 累積死亡率には有意差は認められなかった. propranolol は本邦における標準的治療法である硬化療法と同等の効果を示したことから, 食道静脈瘤の予防的治療法として有用と思われた.
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水島 孝明, 壺井 圭一, 木村 郁郎, 松本 秀次, 越智 浩二, 田中 淳太郎, 原田 英雄
1993 年 90 巻 9 号 p.
2076-2082
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
フリー
今回悪性リンパ腫の患者233例を対象に prospective に上部消化管検査, 腹部超音波検査, 腹部CTを行った. 99例の患者で腹部病変が認められ, 最も多い臓器はリンパ節, 次いで胃, 脾臓, 肝臓の順であった. Hodgkin 病では胃の病変は認められず, 小腸に1例認められた. 予後は病期が進行するにつれ不良となったが, 腹部病変の有無は病期を一致させると予後に有意差は認められなかった. I期からIII期までの163例中22例で腹部画像検査により病期が変更となり, 治療法に影響を与えた.
これらの検査法は互いに相補的である. これらの画像検査法を行うことは, 悪性リンパ腫の患者を診療していくうえで重要である.
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竹鼻 敏孝, 今田 敏夫, 松本 昭彦
1993 年 90 巻 9 号 p.
2083-2089
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
フリー
固有筋層浸潤胃癌 (pm胃癌) 切除症例65例を対象として, pm胃癌におけるリンパ節転移の実態の把握と再発の形式について検討を行った. また, 同時期に切除されたsmおよびssα•β胃癌を比較対照として用いた.
その結果, pm胃癌はsm胃癌に比較して高いリンパ節転移率を示すが, 転移度においては両者に差がなかった. Borrmann 型でリンパ節転移率が高く, pm胃癌のリンパ節転移巣の転移様式はsm胃癌転移巣に比べて高度なものが多く認められた.
一方, pm胃癌の主な再発形式は肝転移•腹膜再発であり, リンパ節再発はなく, 外科的切除およびリンパ節郭清の治療効果は良好なものと考えられた.
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山川 治, 竹森 康弘, 野田 八嗣, 太田 五六
1993 年 90 巻 9 号 p.
2090-2096
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
フリー
Helicobacter pylori (以下, HP) 感染の診断における血中抗HP抗体測定の意義について, 培養法と比較しつつ検討した. 内視鏡検査を施行した67例を対象とし, 胃前庭部および体部より採取した生検材料よりHPを培養, 定量化し, かつ同時に血中IgG型抗HP抗体価をEIA法にて測定した. 培養法陽性群 (
n=53) および陰性群 (
n=14) での抗HP抗体価はそれぞれ40.6±33.7U, 10.6±9.1Uで陽性群で有意に高かった. 培養法を基礎とすると, 抗体価測定の感度は96.2%, 特異性は60.0%であった. また, 培養法での体部菌量と, 抗体価との間に正の相関がみられた.
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飯島 誠, 吉田 晴彦, 黒沼 幸雄
1993 年 90 巻 9 号 p.
2097-2102
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
フリー
Sprague-Dawley ラットを用い, BSPグルタチオン抱合体 (BSP-GSH) 持続静注下に還元型グルタチオン (GSH) の酸化剤 diamide を投与し, 酸化型グルタチオン (GSSG) の胆汁中排泄を一過性に増加させ, BSP-GSHとGSSGの胆汁中排泄率の量的相互関係について検討した. 胆汁中GSSG排泄増加に伴いBSP-GSHの胆汁中排泄は減少したが, BSP-GSHの負荷率がTmに近い場合に限り両者の変化の間に有意な直線的相関を認めた. この現象は,
in vitro で報告されている肝細胞毛細胆管側膜上の共通輸送担体におけるGSSGとBSP-GSHとの競合によるものと思われた.
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福田 亮, Alejandro TOKUDA, 高下 成明, Than Xuan Nguyen, 内田 靖, 赤木 収二, 福本 四郎
1993 年 90 巻 9 号 p.
2103-2110
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
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Ara-A (adenine-arabinoside) の抗ウイルス効果を, アヒルB型肝炎ウイルス (DHBV) を用いて統計学的に検討し, DHBVの Ara-A 治療モデルとしての有用性を検討した. 1週齢のDHBVキャリアーアヒル各10羽に Ara-A を2.5, 5.0, 10.0, 20.0mg/kg連日2週間静注し, 投与前, 投与1, 2週目, 投与後1週目に血中ウイルスDNAとDNAポリメラーゼ活性を測定した. Ara-A は2.5mg/kgから量依存性に抗ウイルス効果を示し, その効果は5mg/kgでほぼ最大に達した. 両ウイルスマーカーは投与1週目から著明に低下し, 投与期間中ウイルスの増殖は制御された. 統計学的に, DHBVを用いてもヒトB型肝炎ウイルス (HBV) で観察されたと同様の結果が得られ, DHBVはHBVの Ara-A 効果検討モデルとして有用と考えられた.
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山科 哲朗, 丸山 裕, 稲岡 幸樹, 藤田 宏之, 新津 洋司郎
1993 年 90 巻 9 号 p.
2111-2116
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
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伴野 仁, 二村 雄次, 神谷 順一, 近藤 哲, 安井 章裕, 梛野 正人, 井垣 啓
1993 年 90 巻 9 号 p.
2117-2121
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
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切除標本による血管構築の吟味を含めて
千葉 篤, 綾部 時芳, 野村 昌史, 垂石 正樹, 斉藤 裕輔, 蘆田 知史, 渡 二郎, 藤城 貴教, 佐々木 有海, 奥山 修兒, 柴 ...
1993 年 90 巻 9 号 p.
2122-2126
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
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植村 一幸, 坂戸 政彦, 宮原 秀仁, 武井 学, 赤穂 伸二, 柳沢 康敏, 降旗 康敬, 早川 操子, 川口 哲男, 三浦 正澄, 清 ...
1993 年 90 巻 9 号 p.
2127-2131
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
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弘田 まこと, 松下 匡孝, 清田 啓介, 白枝 修, 井口 秀人, 尾西 理英, 川井 啓市
1993 年 90 巻 9 号 p.
2132-2136
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
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長谷川 恭久, 山本 協二, 須藤 幸一, 天野 雅義, 佐藤 実, 徳村 弘実, 今岡 洋一, 大内 明夫, 松代 隆, 佐々木 雅佳, ...
1993 年 90 巻 9 号 p.
2137-2141
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
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山本 晋一郎, 島原 将精, 山本 亮輔, 井手口 清治, 三井 康裕, 井口 泰孝, 高取 敬子, 大海 庸世, 日野 一成, 平野 寛
1993 年 90 巻 9 号 p.
2142-2146
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
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木澤 和夫, 常山 幸一, 寺田 忠史, 中沼 安二, 三輪 梅夫, 車谷 宏
1993 年 90 巻 9 号 p.
2147-2151
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
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齋藤 修一, 山田 俊彦, 佐藤 賢, 蒔田 富士雄, 小島 亨, 西島 敬之郎, 千島 丈一, 山田 昇司, 高木 均, 長嶺 竹明, 森 ...
1993 年 90 巻 9 号 p.
2152-2156
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
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渡邊 浩光, 藤田 直孝, 野田 裕, 小林 剛, 木村 克巳, 長南 明道, 望月 福治
1993 年 90 巻 9 号 p.
2157-2161
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
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徳弘 直紀, 鈴木 康夫, 深澤 毅, 木下 聡, 西口 弘, 吉田 尚, 三上 恵只, 小関 秀旭, 中村 貢
1993 年 90 巻 9 号 p.
2162-2167
発行日: 1993年
公開日: 2007/12/26
ジャーナル
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