日本内科学会雑誌
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93 巻, 12 号
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  • 折茂 肇
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2491-2493
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
  • 大内 尉義
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2494-2500
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    高齢者医療はsuccessful agingの達成を目的とする高度で広範な知識と技術に立脚する医療体系である.高齢者の疾病は機能障害を起こし要介護状態を作り,生命予後とともにQOLを障害する点に特徴がある.そこで,高齢者においては疾病の診断・治療とともに身体機能の保持に向けた全人的な視点,予防医療の視点が重要である.これらを背景に,高齢者総合機能評価や老年症候群の管理,エビデンスの確立,医療と福祉・介護の連携など,新しい高齢者医療の展開が見られている.
  • 高橋 龍太郎
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2501-2507
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    QOLが重視されるようになった背景には医学・医療の進歩と平行して生じたさまざまな問題がある.高齢者では治療上の課題よりも生活上の困難を焦点にすることがしばしば本人の意向に合致し, QOLを高めることにつながる.そのためには心身の状態や社会環境の評価を含む生活機能評価が有用である.スケールを用いたQOLの評価にあたっては,それぞれのスケールの特徴を理解して使用することが求められる.
  • 鈴木 裕介, 井口 昭久
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2508-2513
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    ほとんどの高齢者が人生の終末期において,何らかの医療サービスをうけている現状において,ターミナルケアは,あらゆる高齢者に供与される普遍性と連続性をもった概念である.高齢者の終末期の定義付けは,ケアを供与する側とそれを受けとる患者本人及び家族の病態の理解,受容度の相違によりかなり曖昧である.日本老年医学会倫理委員会においては高齢者の終末期の医療およびケアに関する基本的指針に関する立場表明をあらわしている.
  • 高柳 涼一
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2514-2517
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    ヒトの限界寿命は現在約120歳である.高齢者のQOL (quality of life)を著しく損なう老年病は成人期から持ち込まれる生活習慣病と高齢期に発症する変性疾患とが複合したものが多くを占め,両者の存在は相乗的にQOLを悪化させる.従って,老年病の予防には成人期から高齢期にかけてのライフスタイルの改善が重要となる.また,骨粗鬆症のように老年病は新しい医療の開発とその早期の応用により予防の概念と方法が変化して行くものと考えられる.
  • 平原 佐斗司
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2518-2523
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    在宅医療は患者の生き方を支援する医療である.本稿では在宅医の立場から診療所における高齢者医療の実際,特に多職種チームによる高齢者専門外来での痴呆性高齢者の包括的地域ケアや嚥下障害,褥瘡,廃用症候群などの臨床的課題への対応の実際,非癌疾患のホスピスケアについて述べた.在宅医は,脳卒中後遺症,痴呆症,整形疾患等在宅医療のcommon diseaseの病態,合併症,治療,ケアに関する総合的な知識と技術が求められる.
  • 荻原 俊男
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2524-2530
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    高齢者高血圧の頻度は140mmHg以上または90mmHg以上を高血圧と定義すると65歳以上の60%以上に及び,高齢者の日常臨床において最も多い疾患である.加齢に伴う動脈硬化の進展,とくに大血管の硬化により動脈伸展性が低下し,弾力減少により,収縮期血圧が著増,拡張期血圧は低下し,脈圧が開大する.血圧調節系の障害,とくに圧受容器反射機能が低下し,起立性低血圧,食後血圧降下を伴いやすい.夜間血圧は非降圧型が増加し,早朝血圧の頻度も増加する.これらはいずれも高齢者高血圧の特徴であり,心血管事故の危険因子として重要である.
  • 高田 淳, 土居 義典
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2531-2535
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    高齢者では全身の動脈硬化性疾患が高率となり,とくに冠状動脈では石灰化を伴うびまん性病変や重症多枝病変が多くなる. 70歳以上では女性の重症例が増加するのもその特徴である.また診断にあたっては,典型的な胸部症状に乏しい無症候性心筋虚血(Silent Myocardial Ischemia: SMI)の症例も多くなる一方で,突然の肺水腫やショック状態などで発症する場合もあり注意が必要である.治療に際しては,胸・腹部大動脈瘤や,頸動脈や脳動脈,腎動脈や四肢動脈病変など全身の血管病変にも留意が必要である.急性期インターベンションに関しては,成功例では若年者と同様の効果があり,合併症に注意しながら,適応症例では積極的に施行すべきである.
  • 小林 祥泰
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2536-2542
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    脳卒中データバンクの解析によると,高齢者の脳血管障害では心房細動の増加により,心原性脳塞栓が明らかに増加し,重症化している.近い将来認可される可能性のあるt-PAは条件さえ揃えば高齢者でも有用であり期待される治療である.また,高齢者では痴呆やうつ状態,アパシーを呈する頻度が高く,これらの早期発見と対策が必要である.
  • 巽 浩一郎, 栗山 喬之
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2543-2551
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    加齢は,脳の老化・上気道支持筋力の低下などにより,睡眠呼吸障害の発症因子になる.一方,肥満も睡眠呼吸障害に影響しうる.閉塞型睡眠時無呼吸低呼吸症候群老年者では肥満の程度は軽度であり,睡眠呼吸障害の程度も軽度であった.同症候群老年者における内臓脂肪蓄積は,睡眠呼吸障害の程度とは別に心血管系イベントと関係しうる可能性があり,老年者では無呼吸の程度による重症度判定では病態を評価しえない部分がある.
  • 稲松 孝思
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2553-2558
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    高齢者剖検例の3割弱で肺炎が直接死因となっており,抗菌薬の進歩によっても減少していないことの必然性について述べた.高齢者肺炎における宿主条件,起炎菌の特徴,臨床病型を(1)平素元気な高齢者の肺炎, (2)慢性肺疾患患者の肺炎, (3)誤嚥性肺炎, (4)末期肺炎に分けることの意義について述べた.その上で,診断,治療,予防の要点を述べ,肺炎治療における侵襲的処置の意味,それを行わないことの倫理的問題などに言及した.
  • 横野 浩一
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2559-2565
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    高齢者糖尿病の増加とともに,その予備軍と言われる耐糖能異常も急増している.その要因として,加齢による体組成の変化や最近注目されているミトコンドリア機能の低下によって惹起されるインスリン抵抗性の関与が示唆される.包括的老年医学的機能評価によると,高齢者糖尿病では認知機能の低下を合併する頻度が高く,その成因も多様である.今後は, Diabetic dementiaともいうべき病態の予知と予防が, ADLやQOLを高める上で極めて重要と考えられる.
  • 山中 英壽, 小倉 治之
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2566-2571
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    わが国も超高齢化社会への突入により,泌尿器系疾患構造も様変わりした.男性においては,前立腺がん,前立腺肥大症という前立腺疾患の増加が著しい.また,女性においては,尿失禁対策は最重要課題である.これら疾患の最近のトピックスとして,前立腺がんでは前立腺がんPSAスクリーニング, I125シード永久挿入密封小線源治療,前立腺肥大症ではBOO並びに新概念,尿失禁では, TVT手術, OABがある.これらトピックスについても紹介する.
  • 松本 俊夫
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2572-2578
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    骨粗鬆症は高齢者によくみられる代表的な疾患の一つであり, 70歳以上の高齢者の約半数が罹患している.最も重篤な合併症である骨折は,生活の質を低下させるだけでなく生命予後をも悪化させる.近年,ビスフォスフォネートや選択的エストロゲン受容体モジュレーターなど,大規模臨床試験により骨折防止効果が証明された薬剤が次々に登場しており,更に副甲状腺ホルモンの間欠投与など新たな治療法の開発も進んでいる.原発性副甲状腺機能亢進症は閉経後女性に頻度の高い疾患で,高カルシウム血症による中枢神経障害,骨粗鬆症,尿路結石などを合併するので,症状の無い場合にも手術適応ガイドラインに従い治療方針を決定する必要がある.
  • 佐々木 昌弘
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2579-2586
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    我が国では高齢化が急速に進行したため,加齢に伴なう要介護状態に対する公的サービスの提供が,従来の老人保健(医療)や福祉では対応困難な状況となった.このため,介護保険制度を平成12年度に導入し,市町村を保険者とする社会保険方式で運用することとした.本制度では,サービスを受けるためには主治医意見書を含む要介護認定を受ける必要があり,さらに介護サービス計画を作成し,これに基づいてのサービス提供となる.
  • 鳥羽 研二
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2587-2593
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    介護保険の対象者は,介護だけでなく医療のニーズも同時に合わせ持ち,これは,医療経済的にも,疾患構造の分析からも明らかである.老年科医は,医療ニーズの手がかりとしての,「老年症候群」の診断と対処に精通している.介護現場で不足する医療知識は,老年症候群に対する知識と治療である.介護保険においては,生活機能の的確な判断と,機能の維持改善の道筋をつける必要があるが,科学的な視点によって,機能を分析,間題点の把握をする「高齢者総合的機能評価」の知識をもった老年科医の役割が重要性を増している.痴呆は単に,記憶力が減退するだけでなく,生活力の低下,異常精神症状,身体合併症の増加など,総合的機能評価を応用する格好の場面であり,老年科医師は評価,ケアプランの策定,ケア技術の開発に積極的に関与すべきである.終末期の問題も介護保険で重要性が増しているが,社会倫理的な側面にとどまらず,今日から役立つ終末期ケアの充実に老年科医はかかわるべきである.
  • 舟谷 文男
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2594-2598
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    介護保険制度創設の一義的な目的は高齢者の在宅生活を支えることにある.しかし,現実はケアマネジメントが不十分であることに起因する介護現場の混乱が大きい.要介護状態となる前段階には医療の関与が当然あるわけだが,介護保険制度見直しの時期に来て在宅ケアを含め医療の在り方が地域ごとに問われ始めており,医療と介護を一体化し,患者にケア・エビデンスが示せる地域ケアネットワーク構築の今後の課題を整理した.
  • 遠藤 英俊, 大島 伸一, 三浦 久幸, 大西 丈二, 梅垣 宏行, 鈴木 裕介, 井口 昭久
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2599-2602
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    高齢者医療の歴史は比較的新しいが,歴史的に1940年代よりヨーロッパやアメリカで始まり,世界の人口の高齢化に伴い,日本においても1950年代よりその重要性が増し,さらには韓国,中国などのアジアでも老年医学に関心が高まってきており,高齢者医療の重要性ならびに必要性が高まり,国際交流の重要性が増している.共通のテーマとしてはアルツハイマー病や長期介護の研究,高齢者医療の学生教育などがある.
  • 三木 哲郎
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2603-2608
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    ヒトの老化関連遺伝子を調べる方法として,早期老化症候群遺伝子を解析する方法,長寿集団と各世代の間で遺伝子多型の頻度を比較する方法,モデル動物で老化に関連のある遺伝子からヒト相同遺伝子を類推する方法などがある.老化関連遺伝子とは,遺伝子の修復や複製に関与する遺伝子,酸化ストレスや代謝に関与する遺伝子,あるいは生活習慣病や発癌,発生に関与する遺伝子であるのか,これからの研究の進展に期待する.
  • 梶谷 展生, 蓮井 利実, 石山 修平, 塩出 純二, 山本 和秀, 高田 眞治, 糸島 達也
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2633-2635
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例1は79歳,女性.突発した心窩部痛,下痢,下血を主訴に受診した出血性腸炎で腹部CTにて門脈ガスを認めた.症例2は78歳,女性.突発した心窩部痛を主訴に受診した回腸炎で腹部超音波, CTにて門脈ガスを認めた. 2例とも保存的治療により速やかに門脈ガスは消失し臨床経過も良好であった.虚血性腸病変に基づく門脈ガス血症は重篤な病態であるが,非虚血性病変に合併した症例では保存的に治療可能であることが示唆された.
  • 宮内 崇, 徳永 豊, 山根 高, 田中 惣之輔, 江川 博彌
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2636-2638
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は56歳,男性.発熱と歩行時のふらつき,構音障害を主訴とし当院脳神経外科紹介,入院となった.頭部CT,髄液検査は正常であり,当科紹介された.胸部X線写真, CTで左下肺野の浸潤影を認めた.飲酒して公衆浴場に入ったという現病歴から,尿中レジオネラ抗原検査を施行し陽性であった.入院同日よりレジオネラ肺炎に対する多剤抗生物質療法を開始し,予後は良好であった.尿中抗原検査により早期診断,治療しえた.
  • 小川 典子, 高松 徹, 三宅 隆明, 曽田 一也, 加藤 讓
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2639-2642
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は81歳,男性.全身に湿疹が出現し,近医でステロイド外用薬を処方されたが皮膚病変が繰り返し出現した.発熱,食欲不振及び全身の紅斑と鱗屑が出現し入院した.紅皮症と診断し副腎皮質ステロイド薬の内服を開始したところ,口渇,多飲,多尿が出現した.尿量は1日約5lに増加した.仮面尿崩症と診断し,デスモプレシンの鼻腔内投与を行った.尿量の減少と自覚症状の改善を認めた.
  • 内科医は何をなすべきか
    相馬 孝博
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2643-2648
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    医療安全は,医学ないしは医療技術の-分野ではなく,病院のシステムの一部として,言い換えれば組織運営の枠組みで捉え直さなければならない.病床を有する医療機関に対しては,安全管理指針・院内報告制度・安全管理委員会・安全管理の職員研修の整備が義務付けられており,組織の中心的存在である内科医は,これらに積極的に関わる必要がある,特に,報告制度の本質についての正しい理解(個人の失敗でなく組織の失敗と考えて絶対に始末書にしないこと),事例分析への参加(分析手法の原理とその実際に知悉すること),安全に重きをおいた病院システムの再構築(特に誤薬事故を防止すること)などが要請されている.
  • 柳原 行義
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2649-2655
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    B細胞が抗原を認識してIgE抗体産生細胞に分化する過程には, IgMからIgEへのクラススイッチ組換えが関与している. IgEクラススイッチの方向性はTh2サイトカインのIL-4やIL-13によって決定され,またクラススイッチ組換えは共刺激分子のCD40リガンド(CD40L), Blymphocyte stimulator (BLyS)またはa proliferation-inducing ligand (APRIL)によって誘導される. CD40LはT細胞依存性抗原を認識するTh2細胞に発現されるのに対して, BLySとAPRILは樹状細胞に発現されるので, IL-4やIL-13の存在下ではT細胞非依存性抗原に対してもIgEクラススイッチは誘導される.また,共刺激分子はIgEクラススイッチに際して切断されたDNAの修復分子の活性化にも関与している.最終的には,修復されたDNAは再結合し, IgEクラススイッチが完結する.
  • 横山 彰仁
    2004 年 93 巻 12 号 p. 2656-2661
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    約25年前に強力な平滑筋攣縮を促す生体内分子としてLTC4, LTD4, LTE4が同定され,現在本邦ではこれらの受容体拮抗薬(LTRA)が3種類使用可能となっている.気管支拡張作用と抗炎症作用を併せ持ち,臨床的に有効な抗喘息薬として,欧米をはじめ多くの国で使用されている.現段階では吸入ステロイドが第一選択の抗炎症薬であることは疑いがないが,そのようななかでもLTRAは重要な治療選択肢としての役割が確立されている.本薬剤は,効果のバラつきが大きく,高価であるといった欠点があるが,経口薬であるためコンプライアンスの上昇や吸入薬がカバーしきれない末梢気道への効果も期待でき,また合併しやすい鼻炎などにも有益である点が優れている.気管支喘息に対し単剤での治療も可能であり,ステロイドとは相補的に作用することから吸入ステロイドの併用薬としても有用であり,すべての治療ステップでの適応がある.
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