日本内科学会雑誌
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74 巻 , 9 号
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  • 山田 和生
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1191-1204
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
  • 中西 孝雄
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1205-1209
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
  • 高月 清
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1210-1213
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
  • 梅田 博道
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1214-1217
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
  • 橘 宣祥
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1218-1222
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
  • 高久 史麿
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1223-1226
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
  • 長澤 俊彦
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1227-1230
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
  • 堀江 稔, 泰江 弘文, 表 信吾, 滝沢 明憲, 永尾 正男, 西田 進一郎, 久保田 次郎, 田中 暁
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1231-1236
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    初回貫壁性梗塞69名において血中creatine phosphokinase遊出動態と,その慢性期心機能との関係から責任冠動脈の早期spontaneous reperfusion(SR)について検討した.急性期(発症8時間以内)に冠動脈造影法を施行した42名では, PTCR成功例において閉塞例におけるより,発症から血中CPKが頂値に達するまでの時間は有意に短かく, SR例では前記の中間値を示した.同一のpeak CPKレベルでは, SR群, PTCR成功群で,また, PTCR未施行の27名では, CPK peak早期到達群でおのおの閉塞群, peak到達群遅延群におけるより慢性期心機能は良好に保たれていた.すなわちPTCR以外にも,早期のSRが存在し,血中へのCPK遊出を早め,ひいてはpeak CPKと心機能の相関に変化を与えたと考えられた.
  • 種市 幸二, 今野 孝彦, 知本 武久, 沢田 賢一, 木村 修, 中林 透, 芝木 秀俊, 本間 行彦, 松崎 道幸
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1237-1243
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    13例の確実例と2例の強い疑い例計15例の農夫肺を経験したので,その臨床像と発症率について報告する. 1)二つの地域で行なつた農夫肺検診より北海道における農夫肺の推定発症率は1~2%であつた. 2)胸部X線写真所見と病理組織像を比較すると,スリガラス状陰影は肉芽腫の病理組織像,小粒状陰影は貧弱な肉芽腫の病理組織像,微細粒状陰影は間質性肺炎の病理組織像に対応していた. 3)免疫学的検査および病理組識像より発症機序としてGell and Coombs分類でIII型およびIV型アレルギーが関与していることが示唆された. 4)農炎肺の予防方法として牛舎内での防じんマスクの着用が有用であると思われた.
  • 奥野 正隆, 河合 潔, 冨田 栄一, 加納 隆, 高井 哲, 武藤 泰敏, 神奈木 玲児
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1251-1256
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    慢性経過を示した特発性発作性寒冷血色素尿症の1成人例を報告し,文献的考察を加えた.症例は41才,男性. 1978年冬期,先行する熱性疾患を伴わず,寒冷に曝露した後暗褐色尿に気付き,以後毎年同様の症状を繰り返すため, 1984年1月精査目的にて当科入院.貧血なし,肝脾腫なし.入院時検査所見で,ヘモグロビン尿(+), Ehrlich指試験(+), Rosenbach試験(+), Donath-Landsteiner試験(+),抗体価4倍であり発作性寒冷血色素尿症と診断した.血清梅毒反応(-), TPHA(-)で,血清抗体価はマイコプラスマ,ムンプス,麻疹,単純ヘルペス, EBウイルスいずれも陰性ないし低値を示した.経過中,寒冷を避けることで血色素尿は消失した.非梅毒性の症例は検索し得た範囲では本邦28例であり,成人例は6例のみである.さらに先行感染を伴わない例は自験例を含め2例にすぎない.またSokolら3)4)は1981年まで20年間に14例を報告, 13例が急性型で,古典的な慢性型は成人1例のみであつたとしている.本例は,発症年令,先行感染を伴わない点,年余にわたる溶血発作を繰り返す慢性型である臨床経過から極めて稀有な症例であると考えられた.
  • 渋谷 彰, 杉本 徳一郎, 山門 実, 多川 斉, 鵜沼 直雄, 山口 徹, 町井 潔, 田中 茂
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1257-1264
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    慢性腎不全における転移性石灰化は心筋では極めてまれであり,肝臓では例を見ない.今回我々は,心筋,肝に大量の石灰化を来し,うつ血性心不全で死亡した慢性腎不全患者(31才,女)を経験した.血清Pのcontrol不良によるCa×P溶解積の高値が心筋石灰化の主因と考えられたが,肝ではこれに加えて心室性不整脈,大量消化管出血による虚血性肝組織障害(shock liver)が石灰化の契機となつたものと考えた.粗織学的には両室心筋内全域全層にわたり石灰沈着が散在性に認められ,肝では虚血性障害に陥つた小葉中心部を主体に石灰沈着が認められた.電顕上,両者とも石灰化はミトコンドリア内から始まつていた.沈着石灰成分については,赤外線吸収スペクトルより両臓器ともPO4が認められ,原子吸光分析では両臓器ともCa/Mg/Pの増加を認め,そのモル比は肝で8.6/1/60,心筋では12/1/85であり,特にPの高値が著明であつた.
  • 飯竹 一広, 木村 時久, 松井 邦昭, 太田 耕造, 庄司 優, 井上 実, 羽二生 邦彦, 村上 治, 佐藤 秀一, 吉永 馨
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1265-1269
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は56才の男.主訴は頭痛と悪心.昭和51年頃より性欲低下その後易疲労感を覚えるようになつた.昭和55年3月13日,突然悪心,頭痛出現,某医にて血性髄液所見より,くも膜下出血を疑われ脳卒中センターに入院する.その後,頭部X線写真上トルコ鞍のballooningが認められたためpituitary apoplexyと診断される.前医入院時意識は清明で血清Na値は130mEq/lであつたが,第7病日に105mEq/lに低下し呼吸停止等の水中毒症状を呈した.しかし,水制限により低Na血症は改善したため,内分泌学的検査のため当科へ転入院した.血中T3, T4値はそれぞれ112ng/d1, 11.3μg/dlと正常であり,血中コルチゾールは1.6μg/dl,尿中17OHCS, KS値はそれぞれ1.1, 1.5mg/日と低値であつた. glucocorticoidを補充したところ尿量が7~12l/日と急増し,尿崩症の存在が考えられた.脱水試験では血漿漫透圧が289mOsm/kgと高値にもかかわらず,尿浸透圧は84mOsm/kgと低値で,バゾプレシン投与後は484mOsm/kgまで上昇した.血中および尿中ADH値も0.8pg/ml, 1.6ng/hと低値で,中枢性尿崩症と診断した. DDAVP10μg/日補充後尿量は2l/日以下となり,下垂体腫瘍摘出術を行なつたが,腫瘍組織は特定できなかつた. pituitary apoplexyに永続的尿崩症を合併することは極めてまれで報告例は少ない.尿崩症の発生機序は不明であるが,出血後の血管攣縮等により視床下部付近にまで障害が及んだためと考えられた.
  • 滝沢 始, 小沢 英輔, 久冨 龍夫, 日高 紀子, 小須田 達夫, 宮地 純樹, 北島 拓弥
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1270-1275
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    37才,男性に発症したトキソプラズマ症で,多発性根神経炎を伴つた1例を報告する.発熱,全身倦怠感と共に有痛性の頚部リンパ節腫脹が出現,対症療法で一時軽快したが再燃し,全身の小紅斑と肝障害も認めた.発症3ヵ月後から四肢末梢ほど強いしびれ感と深部反射消失を認め,末梢神経伝導速度低下(右脛骨神経MCV39.3m/sec),髄液での蛋白細胞解離から多発性根神経炎と診断した.血中トキソプラズマ抗体が著明な高値と経時的に有意な上昇を認めた.リンパ節生検の組織像では非特異的炎症像を示したにすぎなかつたが,特異的蛍光抗体法によりリンパ節内に栄養型トキソプラズマ原虫を証明しえた.ピリメサミンとサルファ剤による治療で改善をみ,発症の経過,治療効果から,トキソプラズマ症に伴う多発性根神経炎と診断した.従来,トキソプラズマによる神経病変は,びまん性脳症,髄膜脳炎,脳内腫瘤病変が知られるが,多発性神経炎の報告はきわめて少なくその文献的考察を含めて報告する.
  • 舟川 格, 堀川 博誠, 本田 仁, 寺本 純, 小長谷 陽子, 小長谷 正明, 榊原 敏正, 真野 行生, 高柳 哲也, 磯部 敬, 丸山 ...
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1276-1282
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    29才,男性. 27才の時に肩甲部痛,背部・腰部痛とともに舌の右への偏位に気付いた.その後,胸部絞扼感,乾性咳嗽,下肢脱力感が出現したため,入院.胸部X線写真で多量の胸水と左肺に円形陰影を認めた.胸部CTで左後部胸腔内の腫瘤と判明した.胸水細胞診にて異型形質細胞を証明した.血清M成分は認めず血中IgA, IgG, IgM, IgE, IgDは全て低値であつたが,尿中にはκ型のBence Jones蛋白を認めた.髄液蛋白の著明増加も認めた.舌は右へ偏位し線維束攣縮を認めた.入院後数日にしてTh5以下の横断性脊髄障害を来した.入院2カ月後には項部硬直も出現し,腫瘤形成性形質細胞腫による横断性脊髄障害と髄膜癌腫症と考え,放射線治療,薬物治療を行なつたが,全経過14カ月で死亡した.剖検では肉眼的には脳硬膜・軟膜には肥厚や混濁を認めず,頭蓋底部にも異常を認めなかつた.脊髄はTh5のレベルで腫瘤により圧迫されており,その部分より下約10cmにわたつて脊髄は軟らかく細くなつていた.光顕的には髄膜癌腫症と腫瘤の脊髄への圧迫壊死が判明した.舌下神経麻痺を初発とする髄膜癌腫症はまれであり,また過去に腫瘤形成性形質細胞腫による髄膜癌腫症と横断性脊髄症状の報告はない.
  • 的場 芳樹, 藤田 準, 三浦 彰, 桜井 恒太郎, 石川 嘉市郎, 河合 忠一, 遠藤 啓吾, 大塩 学而, 高橋 清之
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1283-1288
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は49才の女性で心タンポナーデを初発症状として来院.入院時より弾性硬に腫大した甲状腺腫と可動性不良のリンパ節を両鎖骨上部に触知した.検査にて甲状腺機能低下およびCEA値の軽度上昇を認めた.頸部CTおよび甲状腺シンチ所見より原発性の甲状腺癌を疑つたが,組織的には甲状腺生検でムチン産生像が見られ,コロイド形成は認められなかつた事よりむしろ低分化腺癌の甲状腺転移の可能性が示唆された.頻回の心膜穿刺にて心タンポナーデに対処し化学療法と放射線照射を行なつたが,入院7カ月目に気管切開部よりの出血にて死亡した.剖検では頸部より縦隔洞,肺門部にかけて軟部組織とリンパ節にびまん性の腫瘍浸潤が認められた.抗サイログロブリン抗体によるPAP法染色にて腫瘍細胞に一致して陽性所見が得られ,またムチン産生像も確認された事より本例はムチン産生性甲状腺癌と診断された.本疾患は従来きわめてまれとされ本邦での報告はまだないが,最近これをくつがえす国外の報告もあり,文献的考察を加えて報告した.
  • 高崎 泉, 安田 元, 塩之入 洋, 金子 好宏
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1289-1293
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    ACTH単独欠損症の患者にprednisoloneによるsteroid補償療法を約8年半実施し,その経過を観察した. prednisolone内服により全身倦怠,食欲不振,意欲低下,悪心,嘔吐,尿量減少等の症状は改善し,低Na血症も正常化した.全経過約8年半のうち約2年半は患者の都合によりprednisoloneを全く服用しない期間があつたが,その期間には全身倦怠・食欲不振などの増悪のため自宅で寝たきりの生活となつた.意識障害が出現し再び来院したが,その時の血清Na濃度は112mEq/lと極めて低値を示していた.直ちにprednisolone内服を再開すると共に諸検査を施行した.一般検査成績内分泌学的検査成績からみて,初回入院時と8年半後の今回入院時で病態に変化はないと思われた.また治療的にも, prednisolone少量内服にて自覚症状,臨床所見,検査成績がいずれも著明な改善を認めた.内分泌学的検査では今回新たにCRFテストを行ない,軽度のACTH増加反応を認めた.一方steroid補償療法中prednisolone総投与量約2.5gの時点で右股関節痛を訴え,諸検査の結果,無菌性大腿骨頭壊死と診断された.現在, prednisolone少量内服にて自覚症状・臨床検査成績の経過は良好である.
  • 小山田 裕一, 沢田 学, 竹村 俊樹, 上田 正博, 吉良 康男, 加藤 治樹, 竹村 周平, 山口 恭平, 金綱 隆弘, 近藤 元治
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1294-1299
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    中枢神経症状を合併する全身性エリテマトーデス(CNS-SLE)は頻度が高く,また予後も悪いことより最近注目されている.その発症には免疫学的機序が関与するといわれ,一般に免疫複合体沈着による脈絡叢障害説と抗神経細胞抗体による直接障害説がある.今回我々はSLEの経過中に昏睡,全身痙攣などの重篤な症状を呈したにもかかわらず,ステロイド薬の大量投与にて寛解しえたCNS-SLEの症例で免疫組織学的に検討の結果,抗神経細胞抗体(IgG)を確認した.患者は41才,女性. 8年来,顔面蝶形紅斑,手指足趾の凍瘡様皮疹をくり返し,昭和57年秋より上記症状の増悪とともに脱毛傾向を認め,血液検査などからSLEの疑診を受けた.ステロイド薬は投与されず外来にて経過を観察したところ,翌年3月25日突然意識消失状態となり,その後昏迷状態のまま入院した.入院12時間後より昏睡に陥り全身痙攣も頻発した.入院時諸検査よりCNS-SLEと診断しprednisolone 200mg/dの大量投与を行ない意識障害は著明に改善し,第8病日には清明となつた.本症例では全経過を通じて血中免疫複合体は陰性のためその沈着による脈絡叢障害は否定的であり,また蛍光抗体間接法を用いた免疫組織学的検索にて抗神経細胞抗体を認めたので,今回の発症には自己抗体としての抗神経細胞抗体の関与が強く示唆された.
  • 芳賀 陽一, 千葉 陽一, 吉田 豊, 伊原 勝雄, 相沢 道郎, 奈良 秀八洲
    1985 年 74 巻 9 号 p. 1300-1305
    発行日: 1985/09/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    妊娠21週目で黄疸を初発症状として発症した33才のBurkitt's lymphoma例を報告する.家族歴は特記すべきことなし.てんかんの既往があり, 30才より妊娠時までaleviatinを服用していた.入院時黄疸があり,表在リンパ節腫大はなかつた.右季肋部に肝を2横指触知し,さらに圧痛を伴う鶏卵大弾性軟の腫瘤を触知した。腹部USG・腹部CT・PTC検査の後,開腹術にて膵後方より胆管に連なる手拳大の腫瘤を確認した.大網は塊状で,肝表面には白斑が散在していた.生検標本で小空胞を有するリシパ芽球様細胞が脂肪組織に浸潤し, starry sky像がみられた.またSudan III染色陽性, methyl-green-pyronin強陽性, PAS陰性でありBurkitt's lymphomaと診断した. VEMP療法を行なうも両側乳房への転移,両側腋窩部・鼠径部のリンパ節腫大が出現,第74病日に腎不全で死亡した,血清EBV (EBNA)抗体価は陰性であった.本邦には約70例のBurkitt's lymphomaの報告がある.妊娠中の発症と初発症状が黄疸の報告は本例が初めてである.本邦例をまとめアフリカ例・アメリカ例との異同について文献的考察を加えた.
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