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日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
Print ISSN : 0021-5384
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112 巻 (2023)
9 号 p. 1479-
8 号 p. 1329-
7 号 p. 1185-
6 号 p. 921-
5 号 p. 757-
4 号 p. 611-
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1 号 p. 7-
Suppl 号 p. 1a-
111 巻 (2022)
12 号 p. 2367-
11 号 p. 2229-
10 号 p. 2075-
9 号 p. 1677-
8 号 p. 1501-
7 号 p. 1339-
6 号 p. 1075-
5 号 p. 899-
4 号 p. 721-
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1 号 p. 7-
Suppl 号 p. 1a-
110 巻 (2021)
12 号 p. 2511-
11 号 p. 2345-
10 号 p. 2157-
9 号 p. 1735-
8 号 p. 1559-
7 号 p. 1383-
6 号 p. 1059-
5 号 p. 891-
4 号 p. 711-
3 号 p. 389-
2 号 p. 191-
1 号 p. 7-
Suppl 号 p. 1a-
109 巻 (2020)
12 号 p. 2463-
11 号 p. 2257-
10 号 p. 2091-
9 号 p. 1669-
8 号 p. 1501-
7 号 p. 1337-
6 号 p. 1049-
5 号 p. 877-
4 号 p. 703-
3 号 p. 392-
2 号 p. 183-
1 号 p. 9-
Suppl 号 p. 1a-
108 巻 (2019)
12 号 p. 2423-
11 号 p. 2247-
10 号 p. 2067-
9 号 p. 1663-
8 号 p. 1515-
7 号 p. 1355-
6 号 p. 1111-
5 号 p. 899-
4 号 p. 663-
3 号 p. 379-
2 号 p. 193-
1 号 p. 7-
Suppl 号 p. 1a-
107 巻 (2018)
12 号 p. 2415-
11 号 p. 2227-
10 号 p. 2055-
9 号 p. 1629-
8 号 p. 1453-
7 号 p. 1269-
6 号 p. 995-
5 号 p. 823-
4 号 p. 655-
3 号 p. 383-
2 号 p. 191-
1 号 p. 7-
Suppl 号 p. 1a-
106 巻 (2017)
12 号 p. 2519-
11 号 p. 2311-
10 号 p. 2115-
9 号 p. 1713-
8 号 p. 1539-
7 号 p. 1367-
6 号 p. 1079-
5 号 p. 909-
4 号 p. 679-
3 号 p. 403-
2 号 p. 199-
1 号 p. 7-
Suppl 号 p. 1a-
105 巻 (2016)
12 号 p. 2317-
11 号 p. 2113-
10 号 p. 1925-
9 号 p. 1543-
8 号 p. 1345-
7 号 p. 1199-
6 号 p. 947-
5 号 p. 791-
4 号 p. 637-
3 号 p. 365-
2 号 p. 181-
1 号 p. 7-
Suppl 号 p. 1a-
104 巻 (2015)
12 号 p. 2487-
11 号 p. 2297-
10 号 p. 2107-
9 号 p. 1725-
8 号 p. 1543-
7 号 p. 1361-
6 号 p. 1055-
5 号 p. 901-
4 号 p. 687-
3 号 p. 415-
2 号 p. 197-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 1a-
103 巻 (2014)
12 号 p. 2883-
11 号 p. 2647-
10 号 p. 2391-
9 号 p. 2029-
8 号 p. 1763-
7 号 p. 1561-
6 号 p. 1251-
5 号 p. 1047-
4 号 p. 823-
3 号 p. 539-
2 号 p. 273-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 1a-
102 巻 (2013)
12 号 p. 3077-
11 号 p. 2799-
10 号 p. 2529-
9 号 p. 2145-
8 号 p. 1905-
7 号 p. 1649-
6 号 p. 1323-
5 号 p. 1067-
4 号 p. 833-
3 号 p. 543-
2 号 p. 271-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 1a-
101 巻 (2012)
12 号 p. 3365-
11 号 p. 3087-
10 号 p. 2815-
9 号 p. 2435-
8 号 p. 2161-
7 号 p. 1879-
6 号 p. 1529-
5 号 p. 1233-
4 号 p. 911-
3 号 p. 603-
2 号 p. 305-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 1a-
100 巻 (2011)
12 号 p. 3481-
11 号 p. 3165-
10 号 p. 2879-
9 号 p. 2383-
8 号 p. 2089-
7 号 p. 1749-
6 号 p. 1515-
5 号 p. 1197-
4 号 p. 893-
3 号 p. 633-
2 号 p. 339-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 1a-
99 巻 (2010)
12 号 p. 2941-
11 号 p. 2659-
10 号 p. 2389-
9 号 p. 2021-
8 号 p. 1751-
7 号 p. 1527-
6 号 p. 1171-
5 号 p. 915-
4 号 p. 683-
3 号 p. 435-
2 号 p. 219-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 1a-
98 巻 (2009)
12 号 p. 2989-
11 号 p. 2745-
10 号 p. 2411-
9 号 p. 2075-
8 号 p. 1837-
7 号 p. 1551-
6 号 p. 1221-
5 号 p. 981-
4 号 p. 713-
3 号 p. 489-
2 号 p. 231-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 1a-
97 巻 (2008)
12 号 p. 2889-
11 号 p. 2633-
10 号 p. 2377-
9 号 p. 1979-
8 号 p. 1761-
7 号 p. 1513-
6 号 p. 1167-
5 号 p. 909-
4 号 p. 699-
3 号 p. 501-
2 号 p. 267-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 1a-
96 巻 (2007)
12 号 p. 2651-
11 号 p. 2383-
10 号 p. 2121-
9 号 p. 1801-
8 号 p. 1567-
7 号 p. 1329-
6 号 p. 1075-
5 号 p. 861-
4 号 p. 653-
3 号 p. 433-
2 号 p. 197-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 1a-
95 巻 (2006)
12 号 p. 2391-
11 号 p. 2165-
10 号 p. 1981-
9 号 p. 1625-
8 号 p. 1413-
7 号 p. 1229-
6 号 p. 977-
5 号 p. 809-
4 号 p. 613-
3 号 p. 413-
2 号 p. 193-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 39a-
94 巻 (2005)
12 号 p. 2459-
11 号 p. 2253-
10 号 p. 2035-
9 号 p. 1705-
8 号 p. 1465-
7 号 p. 1271-
6 号 p. 1025-
5 号 p. 849-
4 号 p. 607-
3 号 p. 403-
2 号 p. 187-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 40-
93 巻 (2004)
12 号 p. 2491-
11 号 p. 2297-
10 号 p. 2055-
9 号 p. 1729-
8 号 p. 1503-
7 号 p. 1287-
6 号 p. 1067-
5 号 p. 855-
4 号 p. 633-
3 号 p. 443-
2 号 p. 207-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 39-
Supplement 号 p. 39-
92 巻 (2003)
12 号 p. 2317-
11 号 p. 2095-
10 号 p. 1901-
9 号 p. 1609-
8 号 p. 1391-
7 号 p. 1179-
6 号 p. 931-
5 号 p. 711-
4 号 p. 545-
3 号 p. 359-
2 号 p. 177-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 41-
Supplement 号 p. 41-
91 巻 (2002)
12 号 p. 3327-
11 号 p. 3104-
10 号 p. 2823-
9 号 p. 2553-
8 号 p. 2238-
7 号 p. 1968-
6 号 p. 1654-
5 号 p. 1379-
4 号 p. 1074-
3 号 p. 789-
2 号 p. 519-
1 号 p. 104-
Supplement2 号 p. 1-
Supplement1 号 p. 45-
Supplement-Sep 号 p. 1・・・
Supplement-Mar 号 p. 1・・・
Supplement-Feb 号 p. 4・・・
90 巻 (2001)
12 号 p. 2349-
11 号 p. 2153-
10 号 p. 1931-
9 号 p. 1609-
8 号 p. 1391-
7 号 p. 1183-
6 号 p. 945-
5 号 p. 749-
4 号 p. 563-
3 号 p. 385-
2 号 p. 191-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 48-
Supplement 号 p. 48-
89 巻 (2000)
12 号 p. 2407-
11 号 p. 2237-
10 号 p. 2043-
9 号 p. 1707-
8 号 p. 1491-
7 号 p. 1277-
6 号 p. 1053-
5 号 p. 831-
4 号 p. 605-
3 号 p. 419-
2 号 p. 207-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 45-
Supplement 号 p. 45-
88 巻 (1999)
12 号 p. 2309-
11 号 p. 2101-
10 号 p. 1887-
9 号 p. 1619-
8 号 p. 1385-
7 号 p. 1181-
6 号 p. 959-
5 号 p. 759-
4 号 p. 569-
3 号 p. 399-
2 号 p. 195-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 45-
Supplement 号 p. 45-
87 巻 (1998)
12 号 p. 2381-
11 号 p. 2175-
10 号 p. 1965-
9 号 p. 1633-
8 号 p. 1449-
7 号 p. 1231-
6 号 p. 983-
5 号 p. 785-
4 号 p. 599-
3 号 p. 395-
2 号 p. 207-
1 号 p. 1-
Suppl 号 p. 54-
Supplement 号 p. 54-
86 巻 (1997)
12 号 p. 2199-
11 号 p. 2011-
10 号 p. 1823-
9 号 p. 1515-
8 号 p. 1331-
7 号 p. 1109-
6 号 p. 881-
5 号 p. 723-
4 号 p. 535-
3 号 p. 351-
2 号 p. 189-
1 号 p. 1-
Supplement 号 p. 46-
85 巻 (1996)
12 号 p. 1975-
11 号 p. 1813-
10 号 p. 1621-
9 号 p. 1369-
8 号 p. 1189-
7 号 p. 1019-
6 号 p. 793-
5 号 p. 653-
4 号 p. 499-
3 号 p. 317-
2 号 p. 161-
1 号 p. 1-
Supplement 号 p. 41-
84 巻 (1995)
12 号 p. 1963-
11 号 p. 1789-
10 号 p. 1617-
9 号 p. 1371-
8 号 p. 1213-
7 号 p. 1041-
6 号 p. 845-
5 号 p. 679-
4 号 p. 503-
3 号 p. 333-
2 号 p. 175-
1 号 p. 1-
Supplement 号 p. 46-
83 巻 (1994)
12 号 p. 2035-
11 号 p. 1869-
10 号 p. 1713-
9 号 p. 1407-
8 号 p. 1241-
7 号 p. 1079-
6 号 p. 865-
5 号 p. 703-
4 号 p. 521-
3 号 p. 345-
2 号 p. 179-
1 号 p. 1-
Supplement 号 p. 48-
82 巻 (1993)
12 号 p. 1921-
11 号 p. 1759-
10 号 p. 1601-
9 号 p. 1305-
8 号 p. 1143-
7 号 p. 991-
6 号 p. 787-
5 号 p. 625-
4 号 p. 477-
3 号 p. 321-
2 号 p. 163-
1 号 p. 1-
81 巻 (1992)
12 号 p. 1899-
11 号 p. 1737-
10 号 p. 1583-
9 号 p. 1301-
8 号 p. 1151-
7 号 p. 989-
6 号 p. 783-
5 号 p. 601-
4 号 p. 455-
3 号 p. 291-
2 号 p. 157-
1 号 p. 1-
80 巻 (1991)
12 号 p. 1857-
11 号 p. 1713-
10 号 p. 1561-
9 号 p. 1327-
8 号 p. 1169-
7 号 p. 1007-
6 号 p. 815-
5 号 p. 655-
4 号 p. 505-
3 号 p. 307-
2 号 p. 155-
1 号 p. 1-
79 巻 (1990)
12 号 p. 1613-
11 号 p. 1483-
10 号 p. 1341-
9 号 p. 1103-
8 号 p. 985-
7 号 p. 837-
6 号 p. 701-
5 号 p. 555-
4 号 p. 423-
3 号 p. 255-
2 号 p. 127-
1 号 p. 1-
78 巻 (1989)
12 号 p. 1681-
11 号 p. 1535-
10 号 p. 1395-
9 号 p. 1255-
8 号 p. 1119-
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6 号 p. 751-
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10 号 p. 1299-
9 号 p. 1177-
8 号 p. 1081-
7 号 p. 903-
6 号 p. 765-
5 号 p. 645-
4 号 p. 644-
2 号 p. 133-
1 号 p. 1-
24 巻 (1936 - 1937)
12 号 p. 1399-
11 号 p. 1271-
10 号 p. 1161-
9 号 p. 1033-
8 号 p. 911-
7 号 p. 827-
6 号 p. 717-
5 号 p. 613-
4 号 p. 447-
3 号 p. 251-
2 号 p. 103-
1 号 p. 1-
23 巻 (1935 - 1936)
12 号 p. 1481-
11 号 p. 1383-
10 号 p. 1219-
9 号 p. 1071-
8 号 p. 983-
7 号 p. 851-
6 号 p. 725-
5 号 p. 611-
4 号 p. 471-
3 号 p. 311-
2 号 p. 143-
1 号 p. 1-
22 巻 (1934 - 1935)
12 号 p. 1369-
11 号 p. 1267-
10 号 p. 1167-
9 号 p. 1059-
8 号 p. 935-
7 号 p. 869-
6 号 p. 681-
5 号 p. 519-
4 号 p. 433-
3 号 p. 223-
2 号 p. 139-
1 号 p. 1-
21 巻 (1933 - 1934)
12 号 p. 1-
11 号 p. 1335-
10 号 p. 1211-
9 号 p. 1113-
8 号 p. 1039-
7 号 p. 940-
6 号 p. 801-
5 号 p. 685-
4 号 p. 567-
3 号 p. 507-
2 号 p. 303-
1 号 p. 1-
20 巻 (1932 - 1933)
12 号 p. 1259-
11 号 p. 1185-
10 号 p. 1099-
9 号 p. 1033-
8 号 p. 915-
7 号 p. 823-
6 号 p. 751-
5 号 p. 653-
4 号 p. 535-
3 号 p. 407-
2 号 p. 127-
1 号 p. 1-
19 巻 (1931 - 1932)
12 号 p. 1325-
11 号 p. 1217-
10 号 p. 1101-
9 号 p. 1019-
8 号 p. 905-
7 号 p. 789-
6 号 p. 687-
5 号 p. 583-
4 号 p. 473-
3 号 p. 391-
2 号 p. 129-
1 号 p. 1-
18 巻 (1930 - 1931)
12 号 p. 1119-
11 号 p. 1037-
10 号 p. 941-
9 号 p. 841-
8 号 p. 747-
7 号 p. 677-
6 号 p. 623-
5 号 p. 559-
4 号 p. 501-
3 号 p. 431-
2 号 p. 155-
1 号 p. 1-
17 巻 (1929 - 1930)
11 号 p. 895-
10 号 p. 795-
9 号 p. 715-
8 号 p. 651-
7 号 p. 565-
6 号 p. 493-
5 号 p. 431-
4 号 p. 373-
3 号 p. 335-
2 号 p. 93-
1 号 p. 1-
Special 号 p. 1-
16 巻 (1928 - 1929)
12 号 p. 973-
10 号 p. 889-
9 号 p. 825-
8 号 p. 747-
7 号 p. 665-
6 号 p. 571-
5 号 p. 497-
4 号 p. 423-
3 号 p. 345-
2 号 p. 81-
1 号 p. 1-
15 巻 (1927 - 1928)
12 号 p. 819-
11 号 p. 755-
10 号 p. 683-
9 号 p. 619-
8 号 p. 553-
7 号 p. 465-
6 号 p. 399-
5 号 p. 343-
4 号 p. 275-
3 号 p. 213-
2 号 p. 87-
1 号 p. 1-
14 巻 (1926 - 1927)
12 号 p. 1079-
11 号 p. 959-
10 号 p. 847-
9 号 p. 757-
8 号 p. 659-
7 号 p. 579-
6 号 p. 483-
5 号 p. 413-
4 号 p. 327-
3 号 p. 225-
2 号 p. 97-
1 号 p. 1-
13 巻 (1925)
12 巻 (1924)
11 巻 (1923)
10 巻 (1922)
9 巻 (1921)
8 巻 (1920)
7 巻 (1919)
6 巻 (1918)
5 巻 (1917)
4 巻 (1916)
3 巻 (1915)
2 巻 (1914)
1 巻 (1913)
前身誌
日本内科学会会誌
102 巻, 11 号
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内科学会NEWS
内科学会NEWS
2013 年 102 巻 11 号 p. News11
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.News11
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目次
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2013 年 102 巻 11 号 p. Contents11
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.Contents11
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特集 感染症の診断と治療,予防―最近の進歩―
Editorial
高齢社会と肺炎診療
門田 淳一
2013 年 102 巻 11 号 p. 2799-2800
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2799
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(157K)
トピックス
I.話題の感染症への対処法
1.ノロウイルス感染症
吉田 正樹
2013 年 102 巻 11 号 p. 2801-2807
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2801
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ノロウイルスによる胃腸炎は,通常12~48時間の潜伏期の後に,下痢,嘔吐などの症状で急激に発症する.多くは1~3日で後遺症もなく軽快する.迅速検査キットであるイムノクロマト法(IC法)は,臨床診断の補助的な検査として利用され,感染拡大防止に使用される.ノロウイルスは感染力が非常に強いウイルスであり,糞便や吐物より感染するために,接触感染予防策や飛沫感染予防策による対応が必要である.汚染された環境からの感染も報告されており,加熱処理や次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が勧められている.
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2.高病原性鳥インフルエンザ(H7N9を含めて)
渡辺 彰
2013 年 102 巻 11 号 p. 2808-2815
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2808
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次の新型とも想定されて恐れられている高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)は,1997年の香港での発生以来15年間で600例強の発症者のみにとどまっている.同ウイルスが効率良くヒト-ヒト感染を起こすためのウイルスレセプタの分布がヒトでは殆ど見られないことが大きな要因の一つと思われる.また,発症者の死亡率は60%とされるが,抗インフルエンザ薬の早期投与で対応し始めたエジプトでは死亡率が5~6%にまで低下している.
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3.HIV感染症
今村 顕史
2013 年 102 巻 11 号 p. 2816-2822
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
DOI
https://doi.org/10.2169/naika.102.2816
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HIV感染症の予後は,抗HIV薬による治療(ART)によって劇的に改善した.その一方で,近年は様々な長期合併症が問題となってきている.長期合併症の回避,ARTによる感染予防効果などによって,より早期の治療開始も推奨されるようになった.今後は,さらなる早期診断への努力や,長期療養へ向けた医療体制の整備なども求められている.
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4.薬剤耐性マイコプラズマ
成田 光生
2013 年 102 巻 11 号 p. 2823-2830
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2823
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マイコプラズマは自立増殖可能な最小生物であり,菌体内ではプラスミドのような外来の遺伝子が機能しない,リボソームのオペロンが1組しか存在しない,など様々な生物学的特性を有する.このためマイコプラズマの薬剤耐性菌には耐性機構がリボソームの遺伝子変異のみである,感受性菌よりも増殖が遅い,などの特徴がある.その治療に関しては耐性菌を作らぬよう,成人におけるキノロンの使用は極力控えられることが切に望まれる.
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5.成人百日咳
宮下 修行
2013 年 102 巻 11 号 p. 2831-2838
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
DOI
https://doi.org/10.2169/naika.102.2831
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わが国での成人百日咳の認識は,2007年に発生した大学での集団感染を機に高まり,小集団での感染事例が毎年報告されている.ワクチン接種による抗体価の減衰した10代後半~40歳代で感染機会が上昇し,感染力が強いため乳幼児への感染源として早期に治療する必要がある.現状では血清診断が主流であるが,血清抗体価を用いた感染症診断の原則はペア血清での有意な上昇の確認である.このため早期診断が困難で,実地医療では臨床的診断が実際的と考える.
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6.多剤耐性グラム陰性桿菌感染症
國島 広之
2013 年 102 巻 11 号 p. 2839-2845
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2839
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現在,我が国を含む世界各国で,ESBLs(extended spectrum β-lactamase),多剤耐性緑膿菌,多剤耐性アシネトバクター属菌,NDM,KPCなど様々な多剤耐性グラム陰性桿菌がみられている.これら多剤耐性グラム陰性桿菌による感染症は,市中・院内感染症の何れの原因菌となるとともに,有効な抗菌薬は少ないのが現状である.サーベイランス体制の確立,適切な検査体制の整備,抗菌化学療法,感染対策が必要である.
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7.最近のダニ媒介性疾患―マダニ媒介のSFTS(重症熱性血小板減少症候群)
岸本 寿男, 木田 浩司
2013 年 102 巻 11 号 p. 2846-2853
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
DOI
https://doi.org/10.2169/naika.102.2846
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2011年に中国で初めて確認された新たなダニ媒介性感染症である重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が2013年1月に我が国でも確認された.死亡率が高く,根本的な治療法やワクチンがないことから大きな問題となっている.疫学や病態,保有マダニの種類や分布など自然界での存在様式についてもまだ不明な点が多いが,ここでは話題のSFTSについての概略ならびに現状とその対処法について述べた.
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(569K)
8.腸管出血性大腸菌感染症
大石 和徳, 八幡 裕一郎, 明田 幸宏
2013 年 102 巻 11 号 p. 2854-2859
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2854
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腸管出血性大腸菌感染症は志賀毒素を産生する大腸菌(Shigatoxin-producing
E. coli
:STEC)により起こる全身性感染症である.本症の原因となるSTECの主要な血清型はO157であるが,O157以外のSTECによる集団感染も少なくない.本症の合併症として溶血性尿毒素症候群や脳症が重要である.抗菌薬治療について異論があるが,最近では抗菌薬治療の有用性も示されている.
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II.診断と治療の進歩
1.肺炎と抗酸菌症の画像診断
藤田 次郎
2013 年 102 巻 11 号 p. 2860-2874
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2860
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本稿では,胸部単純写真を用いた肺炎と抗酸菌症の画像診断について概説した.まず肺炎と抗酸菌症の画像診断を実施する際に必要な解剖学的知識として,Millerの二次小葉とAschoffの細葉の重要性を強調した.また肺の容積変化からみた肺炎のとらえ方について,胸部単純写真での評価法を示した.さらに胸部単純写真による画像パターンとその解釈を示した.抗酸菌症として,肺結核と肺非結核性抗酸菌症の画像診断の鑑別方法について示した.
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(1510K)
2.網羅的細菌叢解析法による呼吸器感染症診断
迎 寛
2013 年 102 巻 11 号 p. 2875-2881
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2875
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培養法を中心とした従来の感染症における原因菌検索法は,原因菌が明らかとならない場合も多く,十分とは言い難い.そのために新たな感染症における原因菌検索法の開発が望まれる.その候補の一つが16SリボゾームRNA遺伝子をターゲットとした診断法である.われわれはこれを利用した網羅的細菌叢解析法を確立し,現在,呼吸器感染症での原因菌解析に応用している.市中肺炎や細菌性胸膜炎では従来の培養法と比較して,本法により高率に原因菌が推定できた.また,これらの感染症における嫌気性菌の重要性が確認できた.
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(341K)
3.医療・介護関連肺炎(NHCAP)の概念と診療
関 雅文, 朝野 和典
2013 年 102 巻 11 号 p. 2882-2887
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2882
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医療・介護関連肺炎(NHCAP)は日本独自の肺炎の概念である.2011年に発刊されたガイドラインでは,耐性菌に配慮しつつも,誤嚥性肺炎を中心とした高齢者肺炎に特に焦点を当て,治療における倫理的配慮も盛り込まれている.高用量ペニシリン系薬を中心とした抗菌薬治療の一方,今後の肺炎診療において,ワクチンに代表される予防や感染制御の考え方が,特に重要であることが示唆されている.
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(302K)
4.IGRAによる結核診断
松本 智成
2013 年 102 巻 11 号 p. 2888-2901
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2888
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日常診療で結核はまだまだ遭遇する可能性の高い疾患で常に結核を念頭におくべきである.Interferon γ Releasing Assay(IGRA)はTuberculin Skin Test(TST)の欠点を補う潜在性結核診断検査である.しかしながら,IGRAは,TSTと比較して歴史の浅い検査であり,IGRAといえどもその限界は存在する.IGRAにも常に偽陽性,偽陰性があることを念頭におき使用すべきである.
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(622K)
5.遺伝子解析を用いた非結核性抗酸菌症の診療
菊地 利明
2013 年 102 巻 11 号 p. 2902-2907
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2902
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非結核性抗酸菌症は,中高年の女性を中心に患者数が増えてきている慢性呼吸器感染症である.診療ガイドラインに沿って,その診断自体は容易となり,標準薬物治療のレジメンも提示されている.しかし,病状の進行や薬物治療に対する効果は症例毎に異なり,治療の開始時期や期間についての見解は未だ確立されていない.本稿では,このような臨床状況を概説した上で,菌の遺伝子解析を診療に応用する新たな試みについて紹介する.
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(397K)
III.抗菌薬の諸問題
1.抗菌薬開発停滞の打破へ向けて
舘田 一博
2013 年 102 巻 11 号 p. 2908-2914
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2908
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耐性菌の増加と蔓延が進行する中で,新しい抗菌薬の開発が進まない状況が深刻な問題となっている.米国では“2020年までに10薬剤の開発”をスローガンに,産官学の連携の中で抗菌薬開発促進の動きがみられている.その1例が2011年に施行されたGAIN法であり,この法律により耐性菌感染症に対する新しい治療薬に対して5年間の排他的(独占)販売期間の延長が認められた.日本でも,創薬促進検討委員会が立ち上がり,感染症関連学会,行政(厚生労働省,文部科学省,経済産業省),製薬企業との意見交換がスタートした.これまで世界標準の抗菌薬を多数創出してきた日本企業の知的・人的・物的リソースを生かす抗菌薬開発の環境整備が,今求められている.
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2.抗真菌薬の進歩と使い分け
吉田 耕一郎
2013 年 102 巻 11 号 p. 2915-2921
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2915
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深在性真菌症に対して国内で全身投与可能な抗真菌薬は4系統,11薬剤である.欧米と比較するとまだ,十分とは言えないが,選択肢は増えてきつつある.特にアスペルギルス属に対して活性を有する複数の薬剤が臨床現場に導入されたことの意義は大きい.この領域でもPK-PDの研究が進み,適正な用法・用量を設定することの重要性が浸透してきた.また,各抗真菌薬の特性を踏まえて各々の臨床的位置づけを明確にする必要がある.
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3.抗結核薬の進歩
露口 一成
2013 年 102 巻 11 号 p. 2922-2927
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2922
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抗結核薬の歴史はストレプトマイシンの発見に始まり,多数の臨床試験の積み上げにより現在の標準化学療法が確立された.しかし多剤耐性結核の蔓延,より短期の治療レジメンの必要性,薬剤相互作用などさまざまな問題により新たな薬剤の出現が望まれてきた.近年,いくつかの新たな薬剤が新規抗結核薬の候補として開発され臨床応用に向けて研究が進んでいる.本稿ではこれまでの歴史と主な新規抗結核薬の現状について概説する.
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IV.VPD(vaccine preventable disease)の理解と進歩
1.小児におけるVPDの理解と進歩
齋藤 昭彦
2013 年 102 巻 11 号 p. 2928-2935
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2928
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小児の予防接種をとりまく環境は激変している.相次いで導入された新しいワクチンの幾つかは既に定期化され,疾患の疫学が変化してきている.その一方で,国内の予防接種制度は,改革は進んではいるが,依然,その速い流れに十分対応できていない現状があり,実際の予防接種の現場でその問題点が指摘され続けている.今後も更なる改革に向けた継続的活動が必要である.
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2.成人領域
丸山 貴也
2013 年 102 巻 11 号 p. 2936-2944
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2936
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肺炎球菌は小児の20~40%,成人の5~10%が保菌しており,肺炎や髄膜炎などの重篤な疾患を引き起こす.また,インフルエンザに二次感染することで重症化することが明らかとなっている.肺炎球菌感染症の予防のために,小児には7価肺炎球菌蛋白結合型ワクチン(PCV7)(2013年11月からは13価肺炎球菌蛋白結合型ワクチン(PCV13)),成人には23価肺炎球菌莢膜多糖体型ワクチン(PPV23)の接種が推奨されているが,米国では2000年に小児へPCV7が導入されて以来,集団免疫効果により小児だけでなく高齢者でも侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)と肺炎が減少している.現在,他の先進国と比べて,日本のインフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの接種率は低い水準にあり,今後は両ワクチンの接種率を向上する必要がある.
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(323K)
座談会
感染症診療の進歩:診断から予防まで
渡辺 彰, 舘田 一博, 天内 絵理香, 三木 誠, 中浜 力
2013 年 102 巻 11 号 p. 2945-2962
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
DOI
https://doi.org/10.2169/naika.102.2945
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(601K)
MCQ
特集の理解を深めるMultiple Choice Questions
2013 年 102 巻 11 号 p. 2963-2971
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
DOI
https://doi.org/10.2169/naika.102.2963
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(406K)
今月の症例
卵巣奇形腫摘出歴のある抗NMDA受容体脳炎の1例
川辺 美穂, 井桁 之総, 坂内 太郎, 松本 英之, 橋田 秀司
2013 年 102 巻 11 号 p. 2972-2975
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
DOI
https://doi.org/10.2169/naika.102.2972
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症例は41歳,女性.33歳時に右卵巣奇形腫摘出術の既往あり.性格変化で発症し,不随意運動・痙攣発作が出現し他院より転送された.抗N-methyl-D-aspartate(NMDA)受容体脳炎を疑い,胸腹骨盤造影CTで嚢胞性腫瘍を認めた.両側附属器切除術を施行したが,病理学的に奇形腫はなかった.血漿交換療法で症状は改善した.本症例では8年前に摘出した卵巣奇形腫が発症に関与していた可能性があり,本疾患と卵巣奇形腫の関連についてはさらなる検討が必要である.
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インスリンアナログ製剤の変更に伴ってインスリン抗体による低血糖が頻発した2型糖尿病の1例
武部 礼子, 小武 由紀子, 村前 直和, 岡田 裕子, 中村 武寛
2013 年 102 巻 11 号 p. 2976-2979
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
DOI
https://doi.org/10.2169/naika.102.2976
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症例は81歳,男性.2型糖尿病のインスリン治療中にインスリン製剤の変更に伴って早朝の低血糖を頻発するようになった.インスリン抗体による血糖コントロールの不安定化が原因と考えられ,インスリン及びインスリン分泌を促進する薬剤を中止したところ,低血糖は消失し血糖値の変動も改善した.Scatchard解析では低親和性高結合能の性質を示したが,1年後には結合定数の減少がみられ,血糖コントロールの改善に関連している可能性が考えられた.
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食道静脈瘤破裂時の輸血を契機に発見された先天性ハプトグロビン欠損症の1例
東 文香, 飯田 洋, 米田 正人, 高橋 宏和, 稲森 正彦, 桐越 博之, 中島 淳, 前田 愼, 斉藤 聡, 上條 亜紀
2013 年 102 巻 11 号 p. 2980-2982
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
DOI
https://doi.org/10.2169/naika.102.2980
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原発性胆汁性肝硬変で通院中の74歳女性.食道静脈瘤破裂に対して内視鏡的静脈瘤結紮術を施行した.濃厚赤血球輸血を開始したところ呼吸困難が出現した.輸血副作用精査にて先天性ハプトグロビン欠損症であることが判明した.そのため,洗浄赤血球を使用する,あるいはハプトグロビンを使用する可能性のある内視鏡的静脈瘤硬化療法を選択しないなど安全性を考慮した方針に変更できた.軽度でも輸血副作用出現時には精査が必要と考えられた.
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医学と医療の最前線
腸疾患における腸内細菌のかかわり
安藤 朗, 藤本 剛英, 高橋 憲一郎
2013 年 102 巻 11 号 p. 2983-2989
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
DOI
https://doi.org/10.2169/naika.102.2983
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我々は腸内細菌を利用してさまざまな食物からエネルギーを獲得している.腸内細菌は糖吸収を促がすだけでなく,食物繊維を発酵して脂肪酸を誘導しこれらがエネルギーとして利用される.一方,腸内細菌の存在は複雑な免疫機構の発達を誘導した.腸管は生体内最大のリンパ装置とされ,ここでは腸内細菌や食物抗原に対する免疫誘導と寛容が巧妙にコントロールされ過剰な免疫応答による組織障害が未然に防がれている.このホメオスタシスの乱れが炎症性腸疾患の発症につながる.一方,機能性消化管障害は,腹痛と便通異常などの症状があるにもかかわらず消化管検査では症状の原因を特定できないことから,腸管運動の機能障害と内臓神経の知覚過敏に起因する疾患と考えられてきた.しかし,最近の研究から機能性消化管障害の病態にも腸内細菌叢の関与が示唆されている.ここでは,腸疾患と腸内細菌叢のかかわり,腸内細菌を標的とした治療の実際について解説した.
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高齢者肺炎の診断と治療
石田 直
2013 年 102 巻 11 号 p. 2990-2997
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
DOI
https://doi.org/10.2169/naika.102.2990
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現在,日本では,高齢者における肺炎の罹病率,死亡率が増加しており,これを背景として医療・介護関連肺炎という新しい疾患概念も生まれている.高齢者の肺炎は,非典型的な症状や所見を呈することが多く,また,誤嚥が大きな要素となっている.高齢者肺炎の原因微生物は,若年者に比して多様であり,薬剤耐性菌の頻度が高くなるが,検出菌が真の原因菌であるかを検討しなければいけない.高齢者肺炎の治療は,患者の医学的および社会的背景ならびに薬剤耐性菌のリスクを考慮して原因微生物を想定し抗菌薬を選択するが,過剰な治療にならぬよう,用量や薬剤併用に留意する必要がある.また,補液,栄養管理,呼吸管理等,抗菌薬治療以外の治療にも留意する必要がある.高齢者肺炎の中には,末期肺炎,老衰としての肺炎,嚥下機能廃絶例も含まれ,これらに対してどのように対処していくか,社会的なコンセンサス作りも必要である.
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専門医部会
第17回東海支部専門医部会教育セミナーまとめ
腫瘍と内科疾患
石塚 達夫, 福沢 嘉孝, 加藤 義郎, 木村 暁夫, 鈴木 大介, 堀木 紀行, 三輪 啓志, 森田 浩之, 金子 晴生
2013 年 102 巻 11 号 p. 2998-3006
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.2998
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シリーズ:日本発臨床研究の紹介と反省点を語る
アフタ様病変のみからなるクローン病の追跡研究/Single Center Cohort Study
鶴身 小都絵, 松井 敏幸, 平井 郁仁, 高津 典孝, 矢野 豊, 久部 高司, 別府 孝浩, 小野 陽一郎, 八尾 建史, 岩下 明徳
2013 年 102 巻 11 号 p. 3007-3012
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.3007
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シリーズ:「一目瞭然!目で診る症例」
「一目瞭然!目で診る症例」問題・解答
日高 有香, 上原 吉就, 朔 啓二郎
2013 年 102 巻 11 号 p. 3013-3015
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.3013
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地方会
第267回北海道地方会,第199回東北地方会,第132回信越地方会,第200回近畿地方会,第108回四国地方会
2013 年 102 巻 11 号 p. 3016-3030
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
DOI
https://doi.org/10.2169/naika.102.3016
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内科学会からのお知らせ
内科学会からのお知らせ
2013 年 102 巻 11 号 p. 3031-3076
発行日: 2013/11/10
公開日: 2014/11/10
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https://doi.org/10.2169/naika.102.3031
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