日本皮膚科学会雑誌
Online ISSN : 1346-8146
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ISSN-L : 0021-499X
126 巻 , 3 号
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委員会報告
原著
  • 牧野 英一, 稲川 喜一, 藤本 亘
    2016 年 126 巻 3 号 p. 283-293
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2016/03/25
    ジャーナル 認証あり
    ケロイド診療の実態調査のため,全国の皮膚科/形成外科の主要研修施設にアンケートを送付し,137施設から回答を得た(回答率:77.0%).①年間のケロイド患者数,②治療方針,③手術と術後放射線治療の実施状況,④保存的治療の実施状況,⑤ケロイド診療に関するコメント,についてアンケート調査結果を集計した.ケロイド診療では保存的治療に精通し効果判定を適切に行い,経過により適切なタイミングで外科的治療に踏み切る,あるいは専門施設へ紹介することが必要となる.将来的にケロイドの診療・治療指針の作成が望まれる.
  • 内田 敬久, 佐野 沙織, 渡邊 友也, 廣田 理映, 澤城 晴名, 相原 道子
    2016 年 126 巻 3 号 p. 295-302
    発行日: 2016/03/20
    公開日: 2016/03/25
    ジャーナル 認証あり
    当科における2000年1月~2012年5月までの12年間における薬剤性乾癬と診断された患者を集計し,臨床的・病理学的な特徴について検討した.男性19例,女性15例,原因薬剤は63.6%を高血圧治療薬が占め,なかでもカルシウム拮抗薬が最も多かった.臨床型は様々であるが局面型が最も多かった.病理組織学的には乾癬の組織像に加えて液状変性やリンパ球が真皮上層から真皮表皮境界部に浸潤する苔癬様の所見がみられた.投薬中の患者に乾癬の発症や悪化をみた場合には,薬剤性乾癬を念頭に置き診療することが重要である.
学会抄録
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