日本皮膚科学会雑誌
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72 巻 , 4 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 江上 三義, 広根 孝衛
    1962 年 72 巻 4 号 p. 289-
    発行日: 1962年
    公開日: 2014/08/29
    ジャーナル 認証あり
    近年,各種抗生物質の発達,ならびにワクチン療法の進歩にともない,感染症に対する血清療法の適用が著しく減り,血清疹の患者に接する機会も少なくなつた.吾々は最近,破傷風血清による血清疹を生じた3名の患者を観察した.
  • 土屋 明
    1962 年 72 巻 4 号 p. 295-
    発行日: 1962年
    公開日: 2014/08/29
    ジャーナル 認証あり
    皮表脂質は脂腺排泄管から排出されたものと角質層から由来したものとで成立ち,皮表に一種の薄い脂質の膜を形成しているものであるが,この皮表脂膜は皮膚柔軟性の保持,体温放射,乾燥化,細菌侵襲等に対する防禦能としての機能を有し,皮膚生理に重要な役割を演じているものであり,古くからその性状機能等が諸家によつて研究され論じられてきている.近年この皮脂に対して発汗が重大な影響を与えるものとして注目される様になつた.即ち皮表脂膜は脂質と汗のemulsionによつて形成されており,前記の皮膚表面に於ける種々の機能はこのsurface filmがemulsionであるという性状に依つて明解に説明しうると主張されたり,又一方これに対し実験的にこのemulsion説を追求し少なからず疑義を表明している者もあり,未だに皮表脂質と汗の関係に就いては結論的なものが見出されず現状に至つている.私は単位時間内に新たに排出された皮脂をオスミウム酸濾紙により観察し,これによつて皮脂腺の排出程度を推量し,皮脂腺機能の諸問題のうち,その2,3について検討し,更に位相差顕微鏡を用いてsurface filmの性状を観察,検討を加え見るべき知見を得たので諸家の報告と比較検討しつつ独自の見解について報告する.
  • 内海 滉
    1962 年 72 巻 4 号 p. 308-
    発行日: 1962年
    公開日: 2014/08/29
    ジャーナル 認証あり
    既に本論文の第1報および第2報に述べた様に,皮膚疾患の際,ビタミンB2代謝障害を認めた場合に,各種B2剤を連続投与すると血中濃度は上昇しても,それが直ちに症状の改善には結びつかないことがある.したがつて単なるB2欠乏性疾患と考えるよりも,更に本態的な内因性代謝性の疾患を基調として皮膚疾患を発生することが多い.故に外見的検査成績はB2欠乏症であつても,その根底には代謝異常が横たわることを知つた.本報告は皮膚疾患におけるB2代謝研究の一環として,各種皮膚疾患患者の負荷試験成績の統計的処理を行つたので,その概要を述べたいと思う.
  • 増田 勉, 石橋 康正, 徳田 安基
    1962 年 72 巻 4 号 p. 325-
    発行日: 1962年
    公開日: 2014/08/29
    ジャーナル 認証あり
    主に爪下に発生する有痛性腫瘍に就ては一世紀以上前より関心が持たれ,かなりの報告を見ている.併しその発生由来は1924年Massonが組織学的検索により究明するまで不明であつた.彼は正常指の連続切片により,それまでも存在の知られていた動静脈吻合の特殊構造を始めて明らかにし,この構造と腫瘍の著しい類似性に着目,腫瘍がこの動静脈吻合より由来するものと考え,動脈脈吻合をglomus neuromyo-arteriel,腫瘍をangioneuromyome arteriel或はtumeur glomiqueと呼んだ.彼は始め爪下のみに見られる特殊腫瘍と考えたが,1927年上肢,大腿に発生した4例を報告,その考えを改めた.その後Bailey(glomangiomaと命名),Popoff,Clara等により詳細な研究がなされ,その腫瘍の性格は略々明らかとなつた.その典型例は単発,大きさは経1㎝以下,有痛性で,色は深紅色乃至紫紅色より青色までいろいろ.
  • 1962 年 72 巻 4 号 p. 337-
    発行日: 1962年
    公開日: 2014/08/29
    ジャーナル 認証あり
  • 1962 年 72 巻 4 号 p. 361-
    発行日: 1962年
    公開日: 2014/08/29
    ジャーナル 認証あり
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