日本皮膚科学会雑誌
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107 巻 , 8 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 石井 則久
    1997 年 107 巻 8 号 p. 943-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
  • 沢田 泰之, 横関 博雄, 片山 一朗, 西岡 清
    1997 年 107 巻 8 号 p. 949-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
    レイノー現象を呈する患者9例(PSS 4例,Sjogren症候群3例,MCTD1例,原発性アミロイドーシス1例)に対する塩酸diltiazemの臨床効果を患者によるレイノー日記及び冷水負荷サーモグラフィーを使用して検討した.レイノー日記による解析では痺れ感の改善及び出現範囲の縮小を7例中4例に認めた.出現頻度では著明改善を7例中2例に,軽度改善を2例に認め,持続時間では著明改善を7例中3例に,2例に軽度改善を認めた.自覚症状及び他覚所見と持続時間及び出現頻度の間では合計点では相関傾向を認めたが,痺れ感などの個々の自他覚所見との間に相関傾向は認めなかった.冷水負荷サーモグラフィーでは全例に冷水負荷前の皮膚温低下を認め,7例中臨床症状改善で著効を示した2例に冷水負荷直後の温度低下幅の減少認めた.20分後の皮膚温回復の改善を7例中4例に認めたが,うち1例は自他覚症状では無効例であった.負荷後の回復曲線では7例中6例に正常化が認められた.レイノー現象に対する薬効を見る場合,従来行われていたように冷水負荷を施行しない状態や負荷15~20分後の皮膚温を見るのではなく,負荷直後の温度低下及び回復曲線の形を比較することが重要であると考えた.
  • 神野 義行, 滝脇 弘嗣, 宮岡 由規
    1997 年 107 巻 8 号 p. 955-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
    強力なステロイドを紫外線B(UVB)照射後に外用すれば紅斑のみならず色素沈着も抑制することが知られている.ステロイドをUVB照射前後に時期を変えて外用すれば色素沈着の程度がどのように変化するかを調べるため,スキンタイプⅢの健康成人男性8名を被験者とし,プロピオン酸クロベタゾールをUVB照射(2MED量)の12時間前,直後,9時間後,24時間後,48時間後に3時間ずつ密封法で外用し,ビデオマイクロスコープおよびコンピュータによる画像解析を用いて1週間後の色素沈着の程度を定量的に検討した.その結果,いずれの場合も基剤塗布部に比べ有意に色素沈着を抑制したが,照射直後の外用で抑制効果が最大で,色素沈着は平均46%に抑制された.また,9時間後と12時間前がこれに次ぎ,48時間後が最小であった.一方,同類の経皮吸収経過を知る目的で同外用法で蒼白反応を経時的に定量したところ,蒼白化は外用後3~24時間で認められ,6~15時間で最大であった.以上の結果から,ステロイドによる色素沈着の抑制は照射後比較的はやい時間帯に表皮細胞から分泌あるいは放出されるサイトカインやケミカルメディエーターを介していることが示唆された.
  • 新田 悠紀子, 村上 美穂, 野口 昌良
    1997 年 107 巻 8 号 p. 961-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
    症例1は27歳,症例2は36歳,症例3は36歳,症例4は25歳の女性.症例1,2,3はほぼ同時期に連続して産褥10~12日目に,症例4も時期は異なるが,同じく産褥11日目に突然の悪寒,発熱と全身の瘙痒と紅斑を伴う皮疹を来たした.悪露からの細菌培養にてmethicillin resistant Staphylococcus aureus(MRSA)が検出された.症例2では,MRSAはToxic shock syndrome toxin-1(TSST-1)とEnterotoxin-B(SE-B)を産生し,症例3では,TSST-1とEnterotoxin C(SE-C)を産生していた.4症例ともCenter for Disease Control(CDC)のToxic shock syndrome(TSS)の診断基準を満たさず,probable TSSと診断した.
  • 坂下 さゆり, 山本 俊幸, 沢田 泰之, 横関 博雄, 西岡 清, 片山 一朗
    1997 年 107 巻 8 号 p. 967-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
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    一過性に結節を生じたgenera;ized morpheaの1例を報告した.症例は62歳の女性で,初診の1カ月前より特に誘因なく上胸部に光沢を有する皮膚硬化が出現し急速に拡大した.初診時には体幹に小豆大の結節も散在性に認められた.斑状硬化部,結節の2ヵ所を生検した結果,組織はどちらも真皮全層の膠原線維の膨化,肥厚が認められ,morpheaと一致した.トラニラスト1日200mg内服で経過観察していたところ,6ヵ月後には結節はすべて消褪した.臨床検査では,セロトニンの代謝産物である5-HIAAが血中で上昇してみられた.斑状硬化部および結節部の肥満細胞数を計測したところ,斑状部においては真皮の上層のみで,結節部では真皮の上,中,下層においていずれも,正常皮膚と比較し有意な増加が認められた.結節部においては真皮上,中,下層とも斑状硬化部に比べ,肥満細胞がより増数してみられた.自験例において,斑状強皮症病変においてのみならず,結節部においては肥満細胞がその発症に強く関与していることが推察された.
  • 神部 隆之, 押味 和夫, 溝口 秀昭, 南 孝明, 溝口 昌子
    1997 年 107 巻 8 号 p. 973-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
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    45歳男性,初診の約5ヵ月前より顔面に脱色素斑が出現.尋常性白斑と考え,自己免疫疾患合併の有無を検索した.その結果,CD8優位のリンパ球増加を認めたため,さらに精査を行いantibody dependent cellular cytotoxicity(ADCC)活性を有するT細胞型(CD3+4-8+)の顆粒リンパ球増多症と診断した.経過観察中さらに赤芽球癆を合併し,赤芽球癆と白斑の寛解増悪が一致していることに気付いた.顆粒リンパ球増多症に合併する赤芽球癆は,顆粒リンパ球の骨髄浸潤が原因と考えられていることより,尋常性白斑は顆粒リンパ球の皮膚浸潤が原因ではないかと考えた.そこで今回我々は,白斑の真皮に浸潤しているリンパ球の表面マーカーを免疫組織化学的手法により検索した.その結果,真皮に浸潤しているリンパ球はCD8優位であり,顆粒リンパ球の皮膚浸潤である可能性が示唆された.自験例は尋常性白斑を合併した顆粒リンパ球増多症の初めての症例である.
  • 1997 年 107 巻 8 号 p. 979-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
  • 大城戸 宗男
    1997 年 107 巻 8 号 p. 1067-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
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