日本皮膚科学会雑誌
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88 巻 , 13 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 佐藤 昌三, 加藤 英行, 肥田 野信
    1978 年 88 巻 13 号 p. 909-
    発行日: 1978年
    公開日: 2014/08/22
    ジャーナル 認証あり
  • 芋川 玄爾, 三島 豊
    1978 年 88 巻 13 号 p. 913-
    発行日: 1978年
    公開日: 2014/08/22
    ジャーナル 認証あり
    Greene の黒色腫細胞の homogenate (Ho) より,遠心分画法及び DEAE-Sephadex column chromatography を用い negative 染色電顕像で主に 400Å 直径よりなる coated vesicle 分画を分離した.本分画の tyrosinase 活性は HO の約100倍の高値であり,また高い acid phosphatase,adenosine triphosphatase 活性を示した.しかし Golgi 装置の標識酵素である thyamine pyrophosphatase 及びマイクロブームの glucose-6-phosphatase は陰性であった. Melanogenesis 関連内膜小器官である Golgi 装置, GERL-coated vesicle 系, coated vesicle, premelanosome,melanosome 各分画間で tyrosinase, acid phosphatase 酵素はpremelanosome にではなく coated vesicle 分画で最高値を示した.また thyamine pyrophosphataseは Golgi と premelanosome 分画でのみ陽性であった.Tyrosinase, acid phosphatase. adenosine triphosphatase 3酵素の coated vesicle 分画での高活性分布は premelanosome で既に知られている酵素分布と類似し,電顕的に本 coated vesicle はその大きさ,形状より premelanosome 辺縁上に認められていた小球状隆起構造物と一致した. 以上の所見より, coated vesicle は tvTosinase 酵素の GERL より tyrosinase 陰性 early premelancMome への carrier として機能する可能性が示唆された.
  • 安江 厚子, 三田 一幸, 安江 隆
    1978 年 88 巻 13 号 p. 931-
    発行日: 1978年
    公開日: 2014/08/22
    ジャーナル 認証あり
    定型的な発疹を四肢,顔面に生じ,爪蹊部リンパ節腫脹と非黄疸性肝炎が認められ,血清中の HBs 抗原が強陽性であった12歳女子症例を報告した.家族内に肝疾患の既往者や, HBs 抗原陽性者はみられず,患者への HB ウイルスの感染経路として水平感染が疑われたが,患者自身の血清中の e 抗原,e 抗体は陰性であった.Gianotti 病を生ずる HBS 抗原の subtype としては,ayw が注目されているが,本症例の HBs抗原の subtype は adr であった. 蛍光抗体法にて,本症例の皮膚病変部の真皮血管内皮細胞と思われる細胞の原形質内に細顆粒状に染まる HBs 抗原の特異蛍光が認められ,すでに報告されている電顕での真皮血管内皮細胞内の microtubular structure の存在や,蛍光抗体法での血管壁への C3 の沈着所見と考え合わせ,本症の皮疹もまた HB ウイルスそのものにより惹起されるものと推察された.
  • 小川 喜美子, 原田 昭太郎, 中林 正雄, 佐藤 和雄
    1978 年 88 巻 13 号 p. 935-
    発行日: 1978年
    公開日: 2014/08/22
    ジャーナル 認証あり
    Lysine sepharose affinity chromatography-radiocaseinolyticmethod による plasmin 活性およびこの応用により開発した plasminogen activator の微量定量法を報告すると共に,これらの方法を用いてモルモット皮膚に惹起させた実験的 DNCB 接触皮膚炎における局所皮膚組織中の各線溶成分 (plasmin, plasminogen + plasmin,plasminogen activator) の量の変動を測定した. DNCB 皮膚炎で組織線溶系の各成分の有意の上昇か認められた.組織線溶系の測定に用いられるTodd の方法と比較し,本法の利点にっき言及した.
  • 内山 光明, 中嶋 弘, 亀田 洋, 永井 隆吉, 早坂 健一
    1978 年 88 巻 13 号 p. 939-
    発行日: 1978年
    公開日: 2014/08/22
    ジャーナル 認証あり
    62歳男の,多発性皮膚結節を伴う成人 T 細胞性白血病の末梢血中の白血病細胞および皮膚結節中の浸潤細胞の走査型 (SEM) ならびに透過型 (TEM) 電子顕微鏡所見について報告する.本症例が成人 T 細胞性白血病であることは中嶋ら1) がすでに報告した. SEM では,白血病細胞は末梢血においても,組織中においても,表面か smooth で microvilli はあっても短くて疎であった.細胞の大きさは中型であった. TEM では,末梢血においては,核の切れ込みか中等度で,核辺縁にクロマチンの濃い,核,細胞質比の少ない細胞がみられた.細胞内小器官は少なく, clustereddense body のみられた細胞もあった.皮膚結節においても,同様の細胞がみられた.
  • 峯村 協成, 池澤 善郎, 中嶋 弘, 内山 光明, 永井 隆吉
    1978 年 88 巻 13 号 p. 943-
    発行日: 1978年
    公開日: 2014/08/22
    ジャーナル 認証あり
    Dvorak らにより Jones-Mote 反応は Cutaneous basophilhypersensitivity(CBH) であることが示され1)て以来,遅延型反応における好塩基球浸潤は注目され,検討されてきたが2),今なおその役割に関しては不明である, Dvorak らは組織内の好塩基球を電顕的ならびに光顕的に観察した3)4)5) また Askenase6)-8) らは,光顕的に観察出来る方法を開発した.以来 CBH の研究は急速に進展しつつある. 当初 Dvorak らは,好塩基球浸潤の有無により,遅延型反応はツベルクリン型の古典的な遅延型反応と CBH に分けられるという仮説を提唱したが1)9) ヒトの PPD 強陽性反応にもおよび著明な好塩基球浸潤を欠くツベルクリン反応のdonner から transfer された recipient のツベルクリン反応にも好塩基球浸潤が著明にみられたとの報告もあり8), Dvorak らの仮説に反する実験的事実が示されつつある9). 今回,我々は従来好塩基球がみられるにしても僅少とされていた FCA 感作モルモットの PPD 皮内反応,および OT 貼布反応に著明な好塩基球浸潤を認めたので報告する.
  • 1978 年 88 巻 13 号 p. 947-
    発行日: 1978年
    公開日: 2014/08/22
    ジャーナル 認証あり
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