日本皮膚科学会雑誌
Online ISSN : 1346-8146
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106 巻 , 12 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 橋口 義久
    1996 年 106 巻 12 号 p. 1471-
    発行日: 1996年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
  • 久保 正英, 藤本 学, 佐藤 伸一, 菊池 かな子, 竹原 和彦, 玉置 邦彦
    1996 年 106 巻 12 号 p. 1483-
    発行日: 1996年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
    限局性強皮症65例(斑状強皮症(M)17例,線状強皮症(LS)34例、汎発性斑状強皮症(GM)14例)および健常人43例で血清中のIgG抗1本鎖DNA抗体およびIgM抗1本鎖DNA抗体をELISA法にて測定した.また,経時的測定が可能であった症例では副腎皮質ステロイド内服によるIgG抗1本鎖DNA抗体およびIgM抗1本鎖DNA抗体に対する影響を検討した.その結果IgGサブクラス値およびIgMサブクラス値の双方でGM>LS>M>健常人の順に高値を示した.また,各病型でIgGサブクラス値とIgMサブクラス値とを比較した場合,IgGサブクラス値がより高値を示し,重症度とIgGサブクラス値の間で相関が認められた.副腎皮質ステロイド内服で治療した例における抗1本鎖DNA抗体に対する影響はIgMサブクラス値に対するものよりも,IgGサブクラス値に対するものが大きく,副腎皮質ステロイド内服例,非内服例のいずれにおいても臨床経過はIgMサブクラス値よりIgGサブクラス値がより臨床経過と一致した.以上の結果より、限局性強皮症においてはIgGサブクラス値の抗1本領DNA抗体価が病勢の指標としてより有用と考えた.
  • 山路 雅己, 調 裕次, 駒谷 麻衣子, 大畑 千佳, 高木 圭一, 川津 智是, 橋本 隆
    1996 年 106 巻 12 号 p. 1489-
    発行日: 1996年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
    55歳男性.約3年前より上肢に小水疱を生じ,次第に増加して,体幹・四肢に小水疱や紅斑を多発した.皮疹は蛍光抗体直接法で表皮真皮境界部に線状のIgA沈着を認め,間接法でも血中IgA抗基底膜部抗体を検出した.また血液検査では貧血,多クローン性高γグロブリン血症,血沈亢進,CRP高値を,画像診断では肝脾腫と複数の胸腹部リンパ節腫大を認め,リンパ節生検の結果Castleman病であった.プレドニゾロンにDDSを併用して皮疹の軽減をみている.従来よりlinear IgA bullous dermatosisには,多くの自己免疫疾患や新生物疾患との合併が報告されているが,これまでにCastleman病との合併の報告はみられない.我々は特にリンパ系の新生物疾患との合併という点に注目し,過去の文献的考察を併せて,本疾患がparaneoplasticな疾患である可能性を検討したが、結論は得られなかった.
  • 安立 あゆみ, 平岩 厚郎, 鈴木 伸吾, 大橋 勝
    1996 年 106 巻 12 号 p. 1495-
    発行日: 1996年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
    肛門周囲のボーエン様丘疹症から扁平上皮癌が発生し,左第1指にボーエン病を伴った症例でその全ての病変からヒトパピローマウイルス16型DNAが検出された1例を報告した.ボーエン様丘疹症から扁平上皮癌が生じた症例は稀であり,それについて文献的考察を加えた.また,ここで用いたウイルスDNA検出法,即ちPCRと逆相ドットブロットハイブリダイゼーションを組み合わせた方法(PCR逆相ハイブリット法)の利点についても言及した.
  • 黛 暢恭, 真鍋 求, 小林 雅明, 相川 洋介, 吉池 高志, 本田 光芳, 小川 秀興
    1996 年 106 巻 12 号 p. 1501-
    発行日: 1996年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
    44歳,女性,Cardio-facio-cutaneous syndrome(CFC症候群)の1例を報告した.掌蹠の角質増殖及び右手中指の絞扼による疼痛を主訴に受診したが,その他の病変として,頭髪の縮毛と乏毛,眉毛・睫毛の欠損,更に身長に対し不釣り合いに大きい頭部,前頭部の突出、両側頭部の陥凹,眼瞼下垂,鼻梁の陥凹,耳介の低位置と後方への転位などの特異な顔貌を認めた.更にその後の検索により,重度の精神発達遅延(IQ49)と肺動脈弁狭窄の合併が明らかとなった.以上よりCFC症候群と診断した.本症は角化異常症・毛髪の異常・先天的心奇形・特異的顔貌・成長障害・精神薄弱等の多彩な臨床症状を呈する稀少先天性皮膚疾患であり,現在までに我々の調べ得た限り国内外で英文原著論文として46例の報告を数える.本邦に於いては典型的な皮膚病変を伴わない2症例が本症として小児科領域において報告されているが,典型例としては本邦における第1例目と考えられる.
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