日本皮膚科学会雑誌
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106 巻 , 9 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 1996 年 106 巻 9 号 p. 1175-
    発行日: 1996年
    公開日: 2014/08/13
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  • 鈴木 啓之
    1996 年 106 巻 9 号 p. 1179-
    発行日: 1996年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
  • 福本 隆也, 宮川 幸子, 白井 利彦, 橋本 和子, 吉岡 章
    1996 年 106 巻 9 号 p. 1187-
    発行日: 1996年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
    新生児エリテマトーデス(NLE)児の母親15人の血清,正常児を出産した抗Ro/SS-A抗体陽性の母親12人の血清について,52kDおよび60kD Ro/SS-Aおよび48kD La/SS-B recombinant抗原に対する反応性をELISA法を用いて検索した、児に皮疹が見られた12例では1例が52kD抗原に対して陰性,別の1例が52kD,60kD抗原ともに対して陰性だったのを除いて残りの10例は52kD,60kD抗原に対してすべて陽性だった.48kD La/SS-Bに対する抗体は12例中10例で陽性だった.ELISAのIndex値では48kD La/SS-Bのみが正常児群と比べて高い傾向かあった.また,児に心ブロックのあった例は3例とも52kD,60kD抗原に対して陽性であり,1例のみが48kD La/SS-Bに対する抗体が陽性だった.52kD,60kD Ro/SS-Aとも心ブロック群のほうが皮疹群よりもIndex値は高値の傾向があったが,さらに多数の症例を重ねた検討が必要と考えられた.
  • 崔 昌益, 高橋 昌江, 手塚 正
    1996 年 106 巻 9 号 p. 1193-
    発行日: 1996年
    公開日: 2014/08/13
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    タコにおける角層の肥厚の機序について最近注目されているプロテアーゼの活性の面から検討した.足底に生じたタコ患者の角層と正常の足底角層の同一乾燥重量を同量の0.1M Tris-HCl buffer.次いで2MのKC1を含む0.1M Tris-HCl bufferで抽出し,以下の2方法でプロテアーゼの活性を比較検討した.(1)カゼインを含むゲルでSDS-PAGEを行い,カゼイン消化バンドよりプロテアーゼの活性を比較した.また(2)合成基質S-2288を用いてこれらの抽出液の消化活性を定量的に検討した.前者の方法でタコにおけるプロテアーゼの活性が極めて低いことが示され、後者の方法でタコの角層のプロテアーゼ活性は正常のそれの50%以下であることが明らかとなった.従ってプロテアーゼの活性の低下がタコにおける角層細胞の剥離の遅延に関与すると思われた.
  • 箕輪 留以, 宮川 幸子
    1996 年 106 巻 9 号 p. 1199-
    発行日: 1996年
    公開日: 2014/08/13
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    Henoch-Schonlein purpura(HSP)は小児に多く見られる疾患であり,成人例は少なく,その予後についてもあまり検討されていない.今回我々は,1979年から1994年までの15年間に紫斑を主訴に当科を受診した16歳以上の患者で,皮膚生検にてleukocytoclastic vasculitisを認め,蛍光抗体法で血管壁にIgAの沈着を認めた10症例に限りその予後について検討した。10例中5例は経過中特に野症状を認めなかったが,残りの5例では腎生検でIgA glomerulonephritisの像が認められた.これら5例のうち2例はそれぞれ高血圧による脳出血または悪性腫瘍の骨転移により死亡,1例は慢性の透析を必要とし,他は皮疹の再発を繰り返しか.このようにHSPの成人例は,特に腎障害に注意して慎重な経過観察が必要である.
  • 武田 俊祐, 植村 雅明, 小川 晴生, 田村 宇平
    1996 年 106 巻 9 号 p. 1205-
    発行日: 1996年
    公開日: 2014/08/13
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    外観観察や撮影写真で行われている従来の男性型脱毛評価法を,客観的に評価する評価法の開発を試みた.様々な評価法の客観性や簡便さを場すために導入されつつある画像解析を導入し,頭部撮影写真を用いて,脱毛の程度を頭部面積に対する薄毛面積の百分率(薄毛率)として数値化した.画像解析では試験結果に直接影響を与える二値化シキイ値設定が測定者によって大きく異なったが,脱毛状態を評価するうえで重要な脱毛周辺部を十分に観察するための適当な光量下における画像取り込みにより,術者間の誤差が極めて少ない結果を得ることができた(3回の測定による変動誤差:CV値:coefficient of variation)は平均0.24%,測定者間でのCV値は0.11%).本方法により,代表的な男性型脱毛分類であるNORWOOD-高島法における各ステージの脱毛程度を数値化した場合,Ⅱ型(正常):4.89%,Ⅱv型:9.39%,Ⅲv型:19.09%,Ⅳ型:29.53%,Ⅴ型:42.59%,Ⅵ型53.26%であった.この様に男性型脱毛者の脱毛程度を定量的に数値化することによって,従来,確立されていなかった客観的な脱毛状態の定量的評価を,簡便で無侵襲に行えることが示唆された.
  • 鈴木 伸吾, 平岩 厚郎, 有沢 祥子, 松本 義也, 大橋 勝, 飯沼 由嗣, 一山 智
    1996 年 106 巻 9 号 p. 1213-
    発行日: 1996年
    公開日: 2014/08/13
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    Systemic Lupus Erythematosus(SLE)の加療中にカリニ肺炎を併発した50歳女性例を報告した.SLEにて加療中に,発熱,口腔内および四肢末端の潰瘍の悪化と筋肉痛のため入院.1日あたりベタメサゾン8mgおよびシクロフォスファミド150mgを使用し,筋原作酵素,補体等は正常化したが,両薬剤を漸減中,突然の呼吸困難,動脈血液ガス所見での酸素分圧の低下が急速に進行した.胸部X線写真でのびまん性間質性陰影の増強が認められたため,喀痰検査と血液培養を繰り返し施行したが起因菌は同定されず,各種ウイルス抗体価も陰性で,各種抗生剤やγ-グロブリン製剤にも反応を示さなかった.そこでカリニ肺炎を疑い喀痰からPCR法にて、カリニDNAを検出し,気管支肺胞洗浄液中より,メテナミン銀染色(グロコット変法)およびトルイジン青染色陽性のカリニ嚢子を確認した.よって,カリニ肺炎と診断しST合剤を内服させたところ軽快した.
  • 中山 樹一郎, 国場 尚志, 豊福 一朋, 安増 哲生, 内藤 誠二, 堀 嘉昭
    1996 年 106 巻 9 号 p. 1219-
    発行日: 1996年
    公開日: 2014/08/13
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    手術不能な皮下の転移性悪性黒色腫に対し超音波ガイド下に無水エタノールの局注療法を施行し,その臨床効果および副作用の有無を検討した.転移性腫瘍は右大腿内側に位置し直径約5cmの深在性の皮下腫瘤で可動性不良,圧痛があり周囲に発赤を伴っていた.局所療法として局所麻酔後超音波ガイド下に無水エタノールを週に1回,1~20cc腫瘍内に注入した.5回の注入後の評価では腫瘍は超音波像上分葉化し,全体の径は約5cmから3cmまで縮小し,超音波診断による計算上の腫瘍体積は150cm3から27.8cm3まで減少した。しかしその後は径の縮小効果は明らかでなく治療を中止した.臨床効果の得られた時点で超音波ガイド下に腫瘍のneedle biopsyを行い,穿刺側の腫瘍巣の著明な壊死を認めた.しかし,反対側(大腿後面側)は腫瘍細胞の障害性はほとんど認めなかった.副作用として1回10cc以上のエタノール注入をした際に患者の酩酊感が軽度生じた.この経験より悪性黒色腫に対するエタノール局注療法は最大限の有効性を得るためには,腫瘍の大きさに対する1回のエタノール注入の量,注入の頻度(週何回),注入点,および他の治療手段との併用効果についてさらに基礎的検討が必要と思われた.
  • 1996 年 106 巻 9 号 p. 1227-
    発行日: 1996年
    公開日: 2014/08/13
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